フランスから―環境とアートのブログ

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Posts tagged "報道するラジオ"

世界の危機は日本の危機…

新年の世界と日本の危うさへ、見通しを久々の「報道するラジオ」でじっくり考えます。世界と日本はつながっています。 20170102 報道するラジオ 「新春スペシャル~トランプで世界を占う!」

アクチュアリティ・日本

報道するラジオ、アップ 必聴。高石大臣の「電波停止」発言で、報道法とは何か、なぜ報道法が成立したかを見直す報道するラジオ。「放送法は放送の独立性を高めるために作られたもの」。放送法は、戦前の反省から戦後の権力からの自由を保証すると理解しなければならない。報道活動は人権の一部である。「日本のように直接放送を政府が直轄しようとする国は珍しい。ほかにあるとすれば、北朝鮮とベトナムくらい」。今の報道のあり方へつながる放送法の歴史へ…

アクチュアリティ・日本

日本は、戦争をする国になるのか? 憲法無視の危機的な政府の暴走について、報道するラジオが東京新聞のジャーナリストに訊く。 ・20150417 報道するラジオ「安倍政権が目指す安保法制の正体」
巨大な負債、日銀総裁の直訴が議事録から削除、闇へ?

巨大な負債、日銀総裁の直訴が議事録から削除、闇へ?

更新2015年2月23日: 2月18日、テレビ朝日やフジテレビなどが総理官邸における黒田日銀総裁の「直訴」について取材をした。2月12日、総理官邸において経済財政諮問会議が開かれ、この際、黒田日銀総裁が約5分にわたり、日本経済への強い危機感を示したという。各社報道によれば、日銀総裁は、日本がOECD加盟諸国の中でも「群を抜いて負債が多い」こと、また昨年12月にアメリカのムーディズ格付け会社が、日本国債の格付けをAa3からA1に格を落とし、隣国の韓国や中国より下にランク付けをしたことで、日本国債の信用度が薄れたこと、また信用の下落によって国債が暴落する危機が高まり、国債を大量に抱え込んでいる日本の銀行が危険な状態に陥る可能性が高まることを指摘し、首相へ経済健全化へ向けて本腰を入れるように申し出たという。 これに対し安倍総理はランク付け会社と交渉を、と黒田総裁に促したが、黒田総裁はすでに格付け会社と意見交換をした結果、格付けは変更できないものと答弁した。すでにヨーロッパは格付けにしたがって経済政策を見直す方向にあるという。

アクチュアリティ・日本

日本が発信する日本のニュースを報道のままを取りまとめてお送りします。大きな問題が報道の場で議論され整理されていくことが少なくなって行く今日の社会現象も含めて、考えていく問題です。(内容:介護法、集団的自衛権、原発差し止め判決、強行採決)

アクチュアリティ・日本

更新:2014年5月23日: ・140516 報道するラジオ「集団的自衛権 安倍首相会見を斬る!」

震災から3年、未来は?

更新:2014年3月14日:東北大震災から3年が経った。このブログに作った「アクチュアリティ・日本」は、フランスや世界が東北大震災とそれにともなう福島第一原発事故をどう見ているか、どう報道するか、3年前の災害直後から欧州の報道を日本語に翻訳して紹介してきたものだ。フランスの報道熱が下がるのは震災から2ヵ月後だっただろうか。それまでフランス国営放送のニュースは毎日、日本の震災と原発事故の報道一色だったことを思えば、フランスにとって日本の災害がどれだけ大きなショックだったかがよく分かるはずである。拙ブログの「アクチュアリティ・日本」は、実は日本とフランスの報道の大きな差に気がついたときから書き始めたといういきさつがある。フランスでは福島第一原発事故後ほとんどすぐに3基の炉心のメルトダウンをいい始めたのに対し、日本の報道はどこにもメルトダウンしたという表現をまったくしていなかった。 現在は日本の誰もが長いあいだ政府や東電の事実の隠蔽があったことを承知している。これだけ大きな事実隠蔽の余波によって、この3年、鼠算式に嘘が嘘を生んできたような気がしてならない。「事実を隠すのは日本の文化の一つでは?」というフランス人がいた。私としては、悪習や体質を日本の文化の一部として認めたくはないが、ここまで隠蔽が普通のことになってしまうと、どう考えればいいのだろうか。政権は、ますます市民の声を聞かず、現実離れした政治が暴走している。 震災と事故からだいぶたって、フランスも日本から離れ、ヨーロッパの経済危機を話題の中心に取り戻したときに見つけた日本の放送、種まきジャーナル。そうした日本の「隠蔽文化」や悪習を飛び越えて真相究明に真摯な姿勢を見せていることを発見。同番組は現在、報道するラジオと名前を変えて毎週金曜日に課題をきめた特集が行われている。フランスのメディアではないので日本語に翻訳する手間がなくて助かる・・・、などというよりは、日本のほかの報道メディアでは取り上げない、しかし、本来なら取り上げるべき問題をきちんと取り上げているところに感謝しつつ、震災から3年目の真実の一片を報道するラジオから聞いてみたいと思う。(S.H.)

どうなる日本? 東京の未来

アクチュアリティ・日本 2月9日日曜。都知事選の日。本気で東京都民のみならず国民のために闘える人を選びたいですね。 世界はすでに脱原発方向へ。一番原子炉が多いフランスでさえ、風車の設置がすごい勢いで進んでいます。 報道するラジオから

日本の問題を考えさせる現実

2014年1月3日更新: 国の政治を左右する衆議院選挙、参議院選挙を経てこの一年、日本の「国の形が変わる」といわれた山場が沢山あった。そうした山場を自分の都合の良い方向へ乗り切ってしまった与党は、残念ながら明らかに国民の望まない方向へ急速に国を変えていこうとしている感が強い。国民はこうした状況をいったいどのように把握し関わっていくことができるのか、まずは問題点の掘り起こしを改めて行う必要を痛感している。そうした筆者個人の思いと連動するように、年末特集「報道するラジオ」が、昨年彼らが取り上げた問題を整理してくれた。2013年の問題はそのまま2014年へ、ひいてはもっと先の未来へむけて対策を期待されるものばかりだ。 外から見る日本の不思議は、実は現在の日本の根本的な問題をそのまま裏返したものだといってもいい。「3.11以降、先進国のくせになぜ復興が遅れているのか(A:費用はあるのに利用ができない難構造?)」、「どうして政府は東電に任せたまま事故後の福島第一原発の処理をしないのか(A:原子力ムラと既得権益の構造、世界にむけて責任感覚の欠如?)」、「どうしてほかの先進国のように再生可能なエネルギー転換政策を行わないのか(A:目先の駆け引き優先?)」、「選挙区の一票の格差の開きが大きいのに日本はなぜ是正できないか(A:議席削減をしたくない居座り議員のエゴ?)」、「なぜブラック企業が横行するのか」、「なぜ弱者対策が後回しになるのか」、「なぜ福祉が後退するのか」…。

驚きの日本の軍備

更新:2013年11月22日: 報道するラジオが特別報道。軍縮するヨーロッパのイギリス、フランスの軍事力を上回る日本の自衛隊が、さらに装備を増すことの意味は? … 安倍政権の国家主義に敏感に反対の意識を表す日本人はどのくらいいるのだろう。これが私の参議院選挙以来の最近の疑問だ。首相や与党の使う「ことば」と「ことばによる人心操作」は、本当はメディア(報道機関)が細心に、留意しなければならないものなのではないか。そんな感想を参議院選挙の「ねじれ解消」という安倍首相の発言のときから考えている。「ねじれ」という否定的な趣を持つことばを「解消」ということばで一般人の心に「修正しなければならない」と思わせてしまう。そんな与党の「恣意」がありありと感じられたことばであったにもかかわらず、報道は政府の恣意などには頓着せず(?)、そのままリピートしてしまっていた。そんな報道各社のリピートは、それこそ政府の恣意を覆い隠す結果となり、視聴者たちに「ねじれは悪者」そして「解消」すべきもののように訴えてかけてしまっていたのではないだろうか。与党のことばの操作は、実はあらゆるところに網羅されている。11月15日の報道するラジオは、そうしたことばの操作とメディアについて、侃々諤々。… 福島原発事故収拾に「国が前面に出る」という安倍発言の裏の真実について。11月22日放送分も追加。

アクチュアリティ、地球温暖化、放射能への対策

フランスでは昨日、福島第一の5号機6号機沖に設置されている放射能汚染水をストップするシールが壊れているというニュースをフランス・アンフォ・ラジオが一日中繰り返して放送していた。「台風の影響か」という言及など、日本の情報がどれだけリアルタイムでフランスで伝えられているか、またフランスが聞き耳を立てているかという証拠だろう。 今日は、国際環境グループ、およびヨーロッパエコロジー党による地球温暖化に対する警告をフランステレビ、ラジオが一斉に放送。2013年9月23日から26日にスウェーデンのストックホルムで開かれていた、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の総会が終了し、その内容が発表された。このまま何もせずに地球温暖化が進むと、2100年には今より気温が5度高くなり、海水の水位が80cm上昇するという。すでにアイスランドでは、この数年でフランスの8倍近くになる面積の氷が解けてしまった。水位上昇がおきればオランダのような海面下の国はもとより、フランスもカマルグ地方などが水没する計算だそうだ。これを受けてニコラ・ユロは、「温度の上昇で土地の状態が変わり、植物の発育に変化が起き、海では水温の上昇で、海水の酸化が進みプランクトンが死んだり魚が激減したりするが、すでにこれらはあちこちで見かけられるようになっている」。酷暑や豪雨、凶暴なサイクロンや台風の発生が増える一方となる21世紀の終わりには経済のみならず人類が危機に瀕することになる。果たして、地球温暖化にどうやったらストップがかけられるのだろうか。

アクチュアリティ・日本 報道するラジオ

更新:2013年8月10日: 3週間ぶりのアクチュアリティ・日本。大阪毎日放送のラジオ番組、報道するラジオのから、沖縄の現状と、日本とアメリカの関係、また、参議院選挙直後の日本の様子から果たして民意は反映しているといえるのか。いい内容の番組を二本リンク。サンフランシスコ条約から現在まで、日本の真実の姿を映し出してみる良い機会となったと思う。 8月7日、福島第一原発の事故現場から大量の汚染水が海に流れていることを日本政府が認めた件について、フランスでも盛んに報道が行われた。ラジオの報道専門チャンネルでは、一日中内容を紹介したし、TVでもやはり報道専門のチャンネルが、福島第一の状況悪化として伝えたりしている。事故から2年以上の汚染水放出でどれだけ太平洋が汚れたか。これから10年後の太平洋汚染を見る創作ビデオなどもインターネットから拾いあげるにつけ、世界に汚染の脅威を肌で感じている人たちが居ることをさらに意識すべきだと思わずにはいられない。ただひとつ、今回驚いたことは、これまで原発事故には敏感に反応していたフランス2TVやTF1TVの全国放送で、この汚染水問題が一度も取り上げられなかったことだ。はたして、オーランド大統領の来日でフランスが日本と原発開発提携を更新したことが起因しているのだろうか。これまでのフランスの公共放送に似つかわしくない「だんまり」には、ちょっと気になるものがある。 原子力に関する小出裕章さんのジャーナルで、日米原子力協定について学ぶ。(S.H.)

アクチュアリティ・日本、参議院選挙

更新:2013年7月8日:福島第一原子力発電所の海側の井戸の水の放射能が日々高濃度に(過去最高の60万ベクレル)。不思議なことに現政府の対応は無し? ---- 2013年7月1日付けで、在フランス、日本大使館からメールで参議院選挙が告知された。日本の投票日は7月21日の予定だそうだが、在仏日本人には7月5日から14日までのあいだに大使館で投票する運びとなるそうだ。7月4日の参議院選挙立候補者の公示の翌日から投票、という慌しさ。衆議院選挙も日本より先立ち、なかなか方向を見分けるのは難しかったが、こうしたぎりぎりの日程のなかで、各党の選挙公約を隅々探る時間はごくわずかしか残されていない。

緊急問題TPP、プルサーマルの現実、夫婦別姓の権利

更新:2013年6月24日: ビデオ、今日のセレクション: 緊急問題、TPP参加。アメリカ企業のターゲットになり日本の主権を売り渡す瀬戸際のTPP参加、誰もメリットを説明できない参加をなぜ安倍政権が進めるのか。国民健康保険制度が崩れていく…。どうすれば避けられる? (S.H.)