更新:2013年11月22日:

報道するラジオが特別報道。軍縮するヨーロッパのイギリス、フランスの軍事力を上回る日本の自衛隊が、さらに装備を増すことの意味は? …

安倍政権の国家主義に敏感に反対の意識を表す日本人はどのくらいいるのだろう。これが私の参議院選挙以来の最近の疑問だ。首相や与党の使う「ことば」と「ことばによる人心操作」は、本当はメディア(報道機関)が細心に、留意しなければならないものなのではないか。そんな感想を参議院選挙の「ねじれ解消」という安倍首相の発言のときから考えている。「ねじれ」という否定的な趣を持つことばを「解消」ということばで一般人の心に「修正しなければならない」と思わせてしまう。そんな与党の「恣意」がありありと感じられたことばであったにもかかわらず、報道は政府の恣意などには頓着せず(?)、そのままリピートしてしまっていた。そんな報道各社のリピートは、それこそ政府の恣意を覆い隠す結果となり、視聴者たちに「ねじれは悪者」そして「解消」すべきもののように訴えてかけてしまっていたのではないだろうか。与党のことばの操作は、実はあらゆるところに網羅されている。11月15日の報道するラジオは、そうしたことばの操作とメディアについて、侃々諤々。…

福島原発事故収拾に「国が前面に出る」という安倍発言の裏の真実について。11月22日放送分も追加。

・20131110 報道するラジオ 報道特別番組 「どこに行く?自衛隊」

[ビデオ・コメント]
報道特別番組「どこに行く?自衛隊」
司会 水野晶子さん
ゲスト 軍事評論家 前田哲男さん
・131115 報道するラジオ「あなたにとって「メディア」とは?~多様な視点を大切に」

[ビデオ・コメント]
Publiée le 15 nov. 2013
「あなたにとって「メディア」とは?~多様な視点を大切に」特定秘密保護法案、集団的­自衛権行使の議論など、政治が大きく動いています。メディアは大切なニュースを、きち­んと伝えているでしょうか?
きょうは、放送作家でラジオ番組に詳しい石井彰さんと、新聞うずみ火代表のジャーナリ­スト・矢野宏さんをスタジオに迎え、メディアの役割と可能性、そして問題点について話­します。
東京報道の神崎智大記者による「報道されない重要法案」についてのリポートもあります­。リスナーのみなさん、最近のメディアについて思うこと、報道に対する注文など、ご意­見をお寄せください。
また、「積極的平和主義」や「国土強靱化」など、「気になるニュースのことば」につい­ても議論します。

・MBS報道特別番組 原発作業員の語る2年(20130331放送)

[以下最後までビデオ・コメント]
Publiée le 17 nov. 2013
MBS報道特別番組 原発作業員の語る2年(2013/3/31放送)上田崇順アナが事故から2年の間に現­場の作業員50人以上に取材した渾身のリポートです。進行は水野晶子アナです。ラジオ­だからこそ聞けた原発の真実。是非お聴きください。

鉄筋コンクリート壁はボロボロ、その下で働く恐怖。また1日1ミリシーベルト(普通の­方の1年許容範囲の放射線量を30分で浴びてしまう環境)でブザーが鳴ってもまだ働か­ざるを得ない状況。彼らは命を削って福島原発事故現場の中で収束のために働いています­。
メルトダウンと水素爆発を起こしていたのにも関わらず、事故の詳細な情報は国の高官僚­の指示により「地元住民の不安を煽るだけで真実を伝えればパニックなる」という事由か­ら一般住民はもとより地元の首長にも届けられませんでした。被曝を避けようとした住民­は、避難先で白い防護服(タイベック)を着た警察や自衛隊がいるような高線量地域の場­所で、炊き出しの長い列に並んでいたのです。
それは原発の中で働く方も同じく、十分な情報は届けられませんでした。東電、国の適当­発表はあっても、現場の声は何も繁栄されていないし一般の私たちにもNHKをはじめ大­手マスメディアは伝えようとしない。
その実態の恐ろしさと事故から2年目の今の福島原発事故作業員の現実をお届けます。

原発作業員の方々は5次~6次請けの作業員の方が最も多く、同じ被曝でも賃金が違い、­中間マージを取られています。東電も政府も全くもってこの労働差別環境を改善しようと­はしない。どの作業員もピンハネには憤りを感じています。元請に近い2次3次請けのと­ころでは、会社は最低賃金の約3倍の2万5千円ほどもらい、下請けに出し、さらに下請­けとなり末端の下請けでは賃金の7割以上がピンハネされ、いくらで雇われているか等、­お互いに聞いてはいけない、また部外者やマスコミに話してはならないというような誓約­書(まるで脅しと強請、集りと同じ内容)もあるのです。
そのうえ元請の経費削減で今まで出ていた1日の宿代や食事代まで削られるようになり労­働環境はますます悪化の一途を辿っています。
今でも変わらず偽装請負が当然の劣悪な環境に晒されているこの方たちがもし居なかった­ら・・・そして居なくなったら・・・
すべての国民がよく思慮し、考え、打開策を導き出す必要性に迫られている現実を理解し­てください。
彼らも私たちと同じ血の通った生身の人間なのですから。

日本民間放送連盟賞 最優秀賞受賞作品
(日本放送大賞グランプリ候補ノミネート)
解説進行 水野晶子
リポート 上田崇順
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※この放送は2013年3月31日にMBSにて放送されましたが、間が悪いことにPC­やスマートフォン等でも聴けるradikoの放送企画改正の日にあたり関西圏のアナロ­グAM電波でしか聴取できなかった番組であったことを付け加えておきます。
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・131122 報道するラジオ「福島第一原発事故対応【東電から国へ転換】その真相」

[ビデオ・コメント]
Publiée le 22 nov. 2013
★福島第一原発事故対応【東電から国へ転換】その真相
東京電力・福島第一原発の事故による被災地では被災者の生活のメドがたたない日々が続­いています。

自分の家に戻ることができるのか?
下がらない線量はどうなるのか?健康被害はないのか?
元の場所で仕事を続けることができるのか?お金はどうなるのか?

どれも安心できる答えがないまま2年8ヶ月が過ぎました。
あまりにも遅すぎる原発事故の対応。
安倍総理は、東電に代わって国が全面に出ると表明しました。

これで被災地はどのように変わるのでしょうか?
また、国民はこのことをどのように捉えたらいいのでしょうか?

浪江町から避難を余儀なくされている根本洋子さんと原発被災者を支援している弁護士、­馬奈木厳太郎さん、そして、慶応大学教授の金子勝さん。3人に様々な視点で話を聞きま­す。
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