更新:2013年8月10日:
3週間ぶりのアクチュアリティ・日本。大阪毎日放送のラジオ番組、報道するラジオのから、沖縄の現状と、日本とアメリカの関係、また、参議院選挙直後の日本の様子から果たして民意は反映しているといえるのか。いい内容の番組を二本リンク。サンフランシスコ条約から現在まで、日本の真実の姿を映し出してみる良い機会となったと思う。

8月7日、福島第一原発の事故現場から大量の汚染水が海に流れていることを日本政府が認めた件について、フランスでも盛んに報道が行われた。ラジオの報道専門チャンネルでは、一日中内容を紹介したし、TVでもやはり報道専門のチャンネルが、福島第一の状況悪化として伝えたりしている。事故から2年以上の汚染水放出でどれだけ太平洋が汚れたか。これから10年後の太平洋汚染を見る創作ビデオなどもインターネットから拾いあげるにつけ、世界に汚染の脅威を肌で感じている人たちが居ることをさらに意識すべきだと思わずにはいられない。ただひとつ、今回驚いたことは、これまで原発事故には敏感に反応していたフランス2TVやTF1TVの全国放送で、この汚染水問題が一度も取り上げられなかったことだ。はたして、オーランド大統領の来日でフランスが日本と原発開発提携を更新したことが起因しているのだろうか。これまでのフランスの公共放送に似つかわしくない「だんまり」には、ちょっと気になるものがある。

原子力に関する小出裕章さんのジャーナルで、日米原子力協定について学ぶ。(S.H.)

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130809 報道するラジオ「平和を考える~沖縄」

[ビデオコメント]
Publiée le 9 août 2013
平和を考える~沖縄:きょうは、被爆68年となる長崎原爆の日です。長崎市の田上市長­は平和宣言で、政府が4月にスイスで核兵器の非人道性を訴える共同声明に賛同しなかっ­たことを強く批判しました。6日の平和宣言では広島市の松井市長がインドに対して原子­力技術の移転を進める政府を批判しました。
同じように、平和に向けて政府に対して大きく落胆しているのは沖縄です。政府は米軍基­地移転を迫る中、オスプレイ配備を地元の声を無視して強行しました。政府が約束した沖­縄への負担軽減は逆行していると言えます。今週月曜日には米軍ヘリが基地内に墜落、沖­縄では民間地に落ちていたらと不安を募らせています。
本土では伝えられていない沖縄の動きと声をきょうは聞きます。スタジオには琉球朝日放­送で取材、番組制作をしながらキャスターをつとめる三上智恵さんを迎え話を聞きます。
三上智恵 (chiemikami) on Twitter http://goo.gl/YyIXCa
※『報道するラジオ』公式ホームページ

http://www.mbs1179.com/hou/

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130802 報道するラジオ「選挙を終えて…今の選挙制度は民意を反映しているのか?」

[ビデオコメント]
Publiée le 2 août 2013
選挙を終えて・・・今の選挙制度は民意を反映しているのか?
先月の参院選でも、「一票の格差」は4・77倍となりました。こうした問題のため、5­5万の票をとりながら落選した議員がいる一方で、14万票で当選した議員もいました。­この「一票の格差」、裁判でも「違憲」と判断され、「選挙無効」にまで踏み込んだ判決­も出ました。そして年内にも最高裁の大法廷で審議され、その結論に注目が集まっていま­す。それでは、この「一票の格差」によって平等な選挙が行われていないとするなら、実­際どのような選挙に変えなくてはいけないのでしょうか?田舎部の議員がどんどん減って­いき、都市部の議員が増えていくのでしょうか?選挙制度を見てみると、小選挙区の衆議­院の選挙では死票が多く、去年の衆院選では自民党は、投票した人の中で35%の票を集­めただけにも関わらず過半数を超える議員の数となりました。反対に、選挙区を大きくし­ていくと、小党分立になりやすく、政局が不安定になるという指摘もあります。こうした­選挙制度によって、私たちの生活には、どのような影響がでるのでしょうか?また、国民­にとって、納得できる選挙制度とは、どのようなものなのでしょうか?東京新聞・論説委­員の桐山桂一さんと考えていきます。
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原発事故、全員が不起訴へ 東電前会長や菅元首相ら
朝日新聞デジタル 8月9日(金)5時55分配信

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20130810 R/F #031「小出裕章ジャーナル」

要約: 日米原子力協定について学ぶ。

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20130803 R/F #030「小出裕章ジャーナル」

要約:除染作業で農業用水に汚染水を流していた事実が発覚したことについて、原子力機構が除染の実態を知っていたことについて。

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Radioactive Water From Fukushima Is Systematically Poisoning The Entire Pacific Ocean

Monday, August 5, 2013
Michael Snyder

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Radiation Of The Pacific Ocean In The Next 10 Years – Japan Nuclear Disaster

Publiée le 8 févr. 2013
This is a 10 year timelapse of the radiation from Fukushima, Japan, contaminating the Pacific Ocean

Publiée le 8 févr. 2013
This is a 10 year timelapse of the radiation from Fukushima, Japan, contaminating the Pacific Ocean

A sequence of global ocean circulation models, with horizontal mesh sizes of 0.5°, 0.25° and 0.1°, are used to estimate the long-term dispersion by ocean currents and mesoscale eddies of a slowly decaying tracer (half-life of 30 years, comparable to that of 137Cs) from the local waters off the Fukushima Dai-ichi Nuclear Power Plants. The tracer was continuously injected into the coastal waters over some weeks; its subsequent spreading and dilution in the Pacific Ocean was then simulated for 10 years. The simulations do not include any data assimilation, and thus, do not account for the actual state of the local ocean currents during the release of highly contaminated water from the damaged plants in March–April 2011. An ensemble differing in initial current distributions illustrates their importance for the tracer patterns evolving during the first months, but suggests a minor relevance for the large-scale tracer distributions after 2–3 years. By then the tracer cloud has penetrated to depths of more than 400 m, spanning the western and central North Pacific between 25°N and 55°N, leading to a rapid dilution of concentrations. The rate of dilution declines in the following years, while the main tracer patch propagates eastward across the Pacific Ocean, reaching the coastal waters of North America after about 5–6 years. Tentatively assuming a value of 10 PBq for the net 137Cs input during the first weeks after the Fukushima incident, the simulation suggests a rapid dilution of peak radioactivity values to about 10 Bq m−3 during the first two years, followed by a gradual decline to 1–2 Bq m−3 over the next 4–7 years. The total peak radioactivity levels would then still be about twice the pre-Fukushima values.

LINKS:

http://oceanrep.geomar.de/14788/

http://environmentalresearchweb.org/c…