更新:2013年7月8日:福島第一原子力発電所の海側の井戸の水の放射能が日々高濃度に(過去最高の60万ベクレル)。不思議なことに現政府の対応は無し?
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2013年7月1日付けで、在フランス、日本大使館からメールで参議院選挙が告知された。日本の投票日は7月21日の予定だそうだが、在仏日本人には7月5日から14日までのあいだに大使館で投票する運びとなるそうだ。7月4日の参議院選挙立候補者の公示の翌日から投票、という慌しさ。衆議院選挙も日本より先立ち、なかなか方向を見分けるのは難しかったが、こうしたぎりぎりの日程のなかで、各党の選挙公約を隅々探る時間はごくわずかしか残されていない。
外国に住む日本人の在外投票についてはすでにほかの機会に触れたが、「公職選挙法の一部を改正する法律」が平成10年(1998)5月6日に公布され、平成12年(2000年)から「国政選挙」(衆議院議員選挙および参議院議員選挙)に限り、海外に住む日本の有権者も投票できるようになった。さまざまな権利はそう簡単に保障されているものではなく、1983年にフランスに来た筆者などは、2000年まで差し引き17年間は日本へも投票できず、フランスにはもちろん投票権はないという、公へ自分の意見を参加させる権利を削がれた状態が続いていた。「大使館に投票箱がない」というと、フランス人には不思議がられたものだ。とうの昔からあちこちの大使館で投票するのが当たり前だったフランス人には、外国にいる日本人が自分の国の行く末を決定する選挙に投票できないということは異常なことだったからだ。
票の格差が問題になった先の衆議院選挙もその有効性はどうなったのだろう。参議院選挙については格差是正を試みたようだが、公示の翌日に投票するような予定を組まれたなかでの立候補者選びはなまなかではない。外国から日本を見る状況の中での投票、あるいは選挙公約を一つ一つ咀嚼する余裕のない人には、こうしたラジオは非常に役立つと思う。(S.H.)
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1300705 報道するラジオ「参院選挙~各党公約を”わかりやすく”ひも解きます」
[ビデオコメント]
Publiée le 5 juil. 2013
参院選挙~各党公約を”わかりやすく”ひも解きます
選挙戦がスタートしました。皆さんのお近くでも選挙カーからの候補者の訴えの声が響いているのではないでしょうか。しかし、候補者によってその訴えがどう違うのか?
理解するのは難しいと感じている人も多いと思います。
各党の公約集を見ても、当たり障りのない言葉が並んでいたり、争点を隠すようなぼやかした表現をしている部分があったり、逆に難しい言葉で書かれているところもあり、そうなるのは当然です。
そこで、「報ラジ」は、できるだけ”わかりやすく”各党の公約をひも解いていきます。今週は、経済政策と消費税増税、そして憲法です。来週は引き続き、社会保障と原発政策をお伝えします。各党の公約の違いを感じて、投票する際の材料にしてもらえたらと思っています。
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20130706 R/F #026「小出裕章ジャーナル」
要約:核廃棄物について第二段。
青森六ヶ所村の「再処理工場」について。「再処理」とは、ゴミを処理するという意味はなく、「プルトニウムを分離して取り出す」ための工場のこと。核廃棄物からプルトニウムを取り出すには高濃度放射性物質が再び環境へ排気されることになる。現実には日本には技術はなく、1977年からフランスに技術を頼んで再処理工場を発展させてきた・・・。
六ヶ所村の再処理工場建設には2兆数億円。再処理工場を固唾けることになると数十兆円かかる見込み。すべて電気料金に反映し続ける。
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Finance GreenWatch
東電福島第一原発 臨海部の観測井戸から 放射性トリチウム過去最高の60万ベクレル検出 どんどん値が高くなる(各紙)
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