3.11、震災から7年
【ビデオ no.1】 7年後の今日に至る福島第一原発事故の側面。関連死を含め2万2千人以上が犠牲になった2011年の東北大震災と津波、そして福島第一原発事故。未だに実質数7万人が帰郷困難であるという。7年経っても遠い廃炉。汚染水。
原発21基が停止、EDFまた不運
10月19日、原発5基が強制点検のため運転停止 フランス原子力安全局ASNの命令で、フランス電気会社EDF経営の原発のうち、フェッセンハイム、トリカスタン、シヴォーの5基が強制的に点検に入った。原子炉格納容器の中に設備されている蒸気発生器(スチーム・ジェネレーター)の底を覆うFond primaire という鉄製のボール型の部品に欠陥があることが指摘されており、原子炉の安全にかかわる重要な装置の一部でもあるため、稼働を停止して綿密に点検を行う運びとなった。この部品は、日本のJCFC日本鋳鍛鋼株式会社が製作したもので、インゴット・スチールで作られているが、検査の結果、部品の中央部分に、本来鋳鉄時に均されるはずの炭素が集中してしまう炭素偏析が検出された。…
日本はなぜ原発事故試算がされていたことを隠したのか?必見のビデオ
NNNドキュメンタリー・ビデオが語る、日本の原発がミサイル攻撃を受けた場合に起きる事故被害の試算はすでに1980年代に行われていたにもかかわらず、国は隠蔽。そのいきさつを見る。・・・「国家の年間予算を上回る膨大な被害額」 BBC WORLDNEWS ・NNNドキュメント 2015年8月23日 2つの“マル秘”と再稼働 国はなぜ原発事故試算隠したか ビデオの大筋書き下ろし・・・http://www.at-douga.com/?p=14451
安保法制へ、たった10分の閣議で決定
人の命 戦後70年も国民がその威光にあずかってきた日本国憲法。恒久平和を約束する第9条がこうも簡単に有名無実化できるものなのだろうか。2015年5月14日、閣議において、予てから論及されていた集団的自衛権の容認に派生する軍事法規の変更が、たった10分で異議もなく決定された。改めて言うが、日本国憲法、綿密な法の手続き、人間の尊厳、世界の平和の論理、といった人間社会の根幹となるべきものをないがしろにして現政府が閣議決定したもの(非武装三原則の撤廃、秘密保護法、そしてこの安保法制の中身)たちは、国民全体から激しく問われてしかるべきものだ。 毎日新聞、「安保法案:本当に撃てるのか…防衛大卒55歳記者は聞いた」・・・記事へ ・・・親しい陸自将官OBは「憲法9条で守られてきたのは実は自衛隊だった」と漏らす。日本に攻めてきた敵とは戦う。だが、海外で自衛官が殺したり殺されたりする事態は、9条により免れてきた、と。
アレバ社大量解雇へ-原子力産業の激しい後退
フランス原子力開発の中心となる大企業アレバ社が、大量解雇を決定した。2011年の福島第一原発事故を受けて世界が原子力発電に足踏みをはじめたことで、2014年度の損失が48億ユーロに上ったためだ。フランス国内の解雇は約4000人、ヨーロッパその他の国を含めると解雇者は総計で6000人になるもよう。(フランス2TV ) ル・モンド電子版「アレバ6000人解雇」・・・記事へ
ドローン出没、フランス各地の原発の上を飛行
フランスで、誰が飛ばしたか不明のドローン(無人操縦機)が12の原子力発電所の上空を飛行していることが分かり、危険を察知した当局が調査を進めている。2014年10月31日、19時から零時のあいだに新たに5箇所の原子力発電所でドローンの飛来を確認。(Francetv info) この金曜日にドローンに原子力建屋の上を飛行されたのは、ペンリィ (Seine-Maritime)、フラマンビル (Manche)、サン・ローラン・デ・ゾー (Loir-et-Cher)、ダンピエール・エン・ビュルリィ (Loiret)、フェッセンハイム(Haut-Rhin)の5箇所で、この数日間に確認されたドローン出現と同じ手口と考えられる。もう一機のドローンがベルビル・シュル・ロワール原発にも近づいた形跡があるが真上を飛ぶことはなかった。タルヌ・エ・ガロンヌ原発と同様、ペンリィ原発はすでに前日の木曜にもドローンの飛来を受けている。10月のあいだにドローンが来たのは、解体作業中のクレ・マルビル原発(Isère)、グランブリヌ(Nord)、カトノム(Moselle)、ル・ブライエ(Gironde)、ル・ビュジェ(Ain)、ショーズ(Ardennes)、ノジャン・シュル・セーヌ(Aube)の7箇所に上るが、憲兵隊広報は取り立てて原発への脅威は無しとして、ドローンの捕獲はしなかった。
アクチュアリティ・日本
日本が発信する日本のニュースを報道のままを取りまとめてお送りします。大きな問題が報道の場で議論され整理されていくことが少なくなって行く今日の社会現象も含めて、考えていく問題です。(内容:介護法、集団的自衛権、原発差し止め判決、強行採決)
参議院選挙、投票に行こう
明日7月21日は参議院選挙の投票日。国政選挙はこの参議院選挙のあと、これから3年はないそうで、国民がものをいえるのは、明日だけ。 すでに19日までに前日投票をした人は1060万4064人(日本FNNニュース、リンク下方)で、前回より11%、およそ104万人増えたそうです。
緊急問題TPP、プルサーマルの現実、夫婦別姓の権利
更新:2013年6月24日: ビデオ、今日のセレクション: 緊急問題、TPP参加。アメリカ企業のターゲットになり日本の主権を売り渡す瀬戸際のTPP参加、誰もメリットを説明できない参加をなぜ安倍政権が進めるのか。国民健康保険制度が崩れていく…。どうすれば避けられる? (S.H.)
アクチュアリティ・日本 エネルギーの将来
更新: 2013年6月19日: 原子力規制委、原発再稼動へ向けて。 6月18日:G8で、日本の負債へ懸念。 大阪毎日放送の報道するラジオを中心に、日本のニュースです。
緊急、たね蒔きジャーナル、9月末で放送打ち切り
原発問題、核の廃棄物の問題はもとより、日本に広がる貧困の問題と政策の崩壊。弱者が犠牲になる制度の改悪へ言及。 大阪毎日放送MBS、ラジオ番組「たね蒔きジャーナル」が9月28日で放送打ち切りが決定し、昨日9月19日公表された。 この数ヶ月危ぶまれていたことが現実になってしまった。深刻な日本の政治状況と、原発と日本の未来への無政策で日本の将来に何が起こりうるか。 これまで正確に時事を把握しようと努力してこられたたねまきジャーナル放送関係者の真摯なアプローチが、大変好評だったが、とうとうこの9月末で打ち切られてしまうことになった。内容も勢い佳境に入ったように思えるので、特集を含め、特に原発と政治の関係を際立たせてくれる放送部分を、とりまとめて聞くページを作る。したがって、このページにはこれから9月末までの放送を追加していくことにしたい。
アクチュアリティ・日本 「どこに向かう日本」たね蒔きジャーナルから
「政治が面白くなってきた」とは、関西方面の複数の放送局から聞こえてきた言葉。確かに、これだけ日本の個々人が政治に向き合うようになったのは戦後1960年の日米安全保障条約反対運動、そして1968年学生運動以来のことなのかもしれない。 ただし、60年安保や学生運動は激化してデモ隊と警察の物理的な衝突が結構長いあいだ続いた。60年は警官隊ともみあい怪我人や死者まで出た。大学があちこちでバリケードを組み、武装した学生がたて籠もるなどした68年は催涙弾が飛び交って東京都内を警察の装甲車が横行した。あれから40年以上経った2012年の脱原発・反核デモは、子供や家族連れが多く参加し、仮装をする人々や合唱をする人々がいて、日本経済の頂点やバブル、また、飽食の時代を生きてきた世代の余裕がちらつく平和的なデモである。フランスのメディアはBFMTVが二度ほど日本の官邸前のデモを取材したが、一度は家族連れや音楽入りの仮装の人々を映し出して、「どちらかというとフェスティブ(お祭り気分)なデモでした」というコメントで終わり。もう一度は7月13日のデモの際に、日本在住のフランス人小グループが参加したので、フランスのTV駐在員がインタビューをしに行ったという部分に限り、デモそのものの意味については掘り下げられる時間も無かった。…