フランスから―環境とアートのブログ

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フランスの社会と日常

仏文化大臣もコロナウィルス陽性

2020年3月9日、月曜、フランス文化省は、文化大臣がコロナウィルス検査で陽性が出たと発表した。 フランク・レイステール文化相(2018年就任)は先週、国民議会や文化省の数々の会議に出席しているが、今のところ国会への伝染予防に関する特別措置は行わないようだ。ちなみに同省は、大臣の健康状態は良好としている。
フランス、お正月の数字 1457

フランス、お正月の数字 1457

さてフランス。 大晦日から1月1日にかけて、焼き討ちをされたフランス全土の車の数は、1457台(Europe 1)。 一昨年の2018年は、1290台だったので、13%の増加であるという。 ストラスブールは200台余としているが、警察当局は台数はアバウトにしか捉えていない(Franceinfo radio)、としている。いつの頃から恒例になった大晦日の車の焼き討ちは、なんとかならないものか。

オーストラリア火災、放火で24人逮捕

昨年9月から始まって全土を焦土化しているオーストラリア火災では、少なくとも25人が死亡。2000件余りの家が消失した。 1470万エーカー焼失、ニュー・サウス・ウェルズで4億8000万の野生動物が死亡、同州の火災は136箇所に及び、消防士2700人が火災を喰い止めるべく消火にあたっている。ほぼアメリカ合衆国と同じ広さを持つオーストラリアの惨状は、すでにネット上で世界の同情をかっている。 1月8日、オーストラリア警察は、故意に火つけをした24人を逮捕した。
衝撃のオーストラリア火災

衝撃のオーストラリア火災

摂氏40度を越す酷暑と乾燥が煽る前代未聞のオーストラリア火災は、今やデンマークと同じ領土を焼き尽くし、全土に広がり続けている。 2019年9月から始まった火災は、わかっているだけでも数名のボランティア消防士を含む17人が死亡し、サウス・ウエールズだけで900軒が消失。全土にわたって5百90万ヘクタールが灰燼に来した。先のブラジルのアマゾンやカリフォルニアの大火災を大きく上回る被害はさらに拡大し続けている。
2020年に向けて

2020年に向けて

2020年1月2日 https://shigeko-hirakawa.net

気候温暖化への世界の挑戦、また失敗、問われるリーダーシップ

「悲惨」、「苦渋」、「前代未聞」… 実りのない二週間の交渉の後のCOP25は失敗 マドリッドにおける二週間にわたる首脳間交渉の後、COP25は終了した。 国連事務総長アントニオ・グテーレスは12月15日日曜日のプレスリリースで、 「COP25の結果に失望した。国際社会は、気候危機に対応す積極的な覇気を示す重要な機会を逸したのです」と苦言した。実際、この国際会議は失敗で終わったと言わなければならない。 主要な汚染大国からの具体的なコミットメントなし 会議の本題では、地球温暖化を食い止めるというパリ協定(2015年締結)で定めた目的と現状のギャップを縮めるために、「緊急行動」を求めていたのであるが、主要なCO2排出国のほとんどが具体的な方策を出しておらず、
グリンランドの氷河、新しい現象

グリンランドの氷河、新しい現象

グリンランド、数時間で湖が空に グリンランド湖の3分の2にあたる約500万リットルが地面に飲み込まれ地表から消えた。 研究者たちは、グリンランドの厚い氷の表面にある湖が数時間で深いクレバスに流れ込むのをリアルタイムで観察した。これは、地球温暖化でより一般的に見られるようになると予想される現象だ。
化石燃料の利用が地球温暖化を招くことを知っていたエクソンモービル

化石燃料の利用が地球温暖化を招くことを知っていたエクソンモービル

アメリカ若手下院議員のアレクサンドリア・オカシオ゠コルテス(Alexandria Ocasio-Cortez)が石油会社エクソンモービルで働いていた元科学者二人に審問して明らかになった事実 「ホファート博士、エクソンでのあなたの仕事は、カーボンサイクル(炭素循環)と気候変動が中心だそうですね。1982年に作られたというこのグラフをご存知ですか(スライドを指して言った)。これが何を指すものか説明してください」。
国連が警告、気候変動・世界的アクションへ猶予無し

国連が警告、気候変動・世界的アクションへ猶予無し

今年は火の年? アマゾンの大火災、中央アフリカの大火災、温暖化が起こす干ばつは火を呼びやすくし、カリフォルニアでは大火災で街が消滅するなどの災害が毎年のように発生するようになり、異常事態がそこここで日常となりつつあるのを目の当たりにしている。2019年11月26日、国連は気候変動が最悪の状態を招いていることへ警鐘を鳴らし、世界各国の温暖化ガス削減への努力を啓発した。
デンマークの「共感クラス」、幸福の秘訣はここに

デンマークの「共感クラス」、幸福の秘訣はここに

小学校から中学を出るまで「共感を体得する授業」があるというデンマークは、世界で二番目に幸福感を感じている国民だそうだ。他の国の大半(特に日本)が教科を教え記憶させ間違いを直すことばかりに重きを置いている一方で、自分の環境やクラスメートと共感して自分を積極的に社会の一員であることに目覚めさせる授業が存在するとは、これこそ目からウロコ。その授業の効用が幸福の国となって現れているという、その内容に迫ってみることにした。 ———————————– https://www.thealternative.org.uk/dailyalternative/2019/10/13/denmarks-empathy-classes どうやってデンマークが世界に名だたる幸福の国になったか? 学校が支える「共感授業」 実を言うとデンマークだけではなく、北欧のすべての国に通じて、低学年から学童に「共感」を教える授業が教育過程の中に組み込まれている。この教育の現場で行われる授業がデンマーク人の幸福を育むの秘訣なのだという。
気候変動 − 背を向けるフランス

気候変動 − 背を向けるフランス

ニューヨークの国連でのスピーチでスウェーデンのグレタ・トゥンベリは9月23日、気候変動に対する「政策の不作為」を非難。「私は本来ここにいるべきではありません。海の反対側の自分の学校にいるべきなんです。どうしてこんなことができるんですか? 中身のない言葉を繰り返して私の夢と私の子供の生活を奪ったんですよ。でも、まだ 私は幸運なほうです。苦しみ、死にかけている人達がいます。 生態系全体が崩壊し、大量絶滅の始まりです。あなたがたが話しているのはお金と永遠の経済成長というおとぎ話だけではないですか」。グレタ・トゥンベリは怒りで硬直した喉から言葉を絞り出した。(Le Monde)

気候変動対策、ドイツは6兆円

クライメート・アクティビストのグレタ・トゥーンベリがヨーロッパからヨットでアメリカに渡り、アメリカ議会で気候変動へのアクションを起こすよう発表したすぐ後、世界各国で何十万人もの若者たちが抗議の行進をした。その日の電光石火の対応… ドイツ、気候変動の危機と戦うために540億ユーロ(6兆円)を当てると発表
淡水に生きる大型生物の危機、この40年で88%減少

淡水に生きる大型生物の危機、この40年で88%減少

新しい研究発表によると、湖や川に生息する大型の生物がこの40年で劇的に減少しているという。他の陸上あるいは海洋の脊椎動物に比べ2倍の速さ、という危機的状況。 川と湖は地球の表面のわずか1%を占めるのみだが、地球上で最もダイナミックかつ多様な生態系の領域だ。知られている脊椎動物種のおよそ3分の1、魚類の半分が淡水を必要とし、世界の多様な生物の多くが淡水に生息しているのである。 『Global Change Biology』誌が明らかにしたところによると、過去40年間で、この数が劇的に減少した。地球上で淡水に生きる大型生物種の数が、80%以上減少したという。理由は、乱獲と生息域の激減によるものという。
サーレワーク・ゼウデ、エチオピアの初の女性大統領に

サーレワーク・ゼウデ、エチオピアの初の女性大統領に

2018年と2017年の少し古い話になるが、二つの国の二人の女性が世界の首脳に加わった。 エチオピア初の女性大統領と女性の権利 2018年秋、エチオピア国会は、サーレワーク・ゼウデを初の女性大統領に選出。外交官として豊富な経験を持つサーレワーク・ゼウデは、アフリカで唯一の女性国家元首となった。女性大統領が誕生したのは、首相のアビイ・アーメドが、閣僚の半数に女性を任命した1週間後のことである。就任誓約の後サーレワーク大統領は、エチオピアにおける男女平等を実現するために精勤することを約束した。議会議員に向けては、「平和のない世界に苦しむ母の名において、皆さんに直ちに平和のために立ち上がっていただくようお願いします」と、平和を推進することを誓った。