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【映画「日本と原発」】、東電刑事裁判

【映画「日本と原発」】、東電刑事裁判

東電刑事裁判

人権が揺らぐ日本

原発事故被害者の人権を守る、署名運動 【国連人権理事会は2017年11月、特に原発事故の被害者に対する日本政府の人権侵害に言及し、政府に現状の是正を勧告した。】 日本グリーンピースの公式サイトから引用: 「東京電力福島原発事故から7年、日本政府は、被害を受けた人々の暮らしをまもるどころか、人権を侵害しています。被害者の声が反映されないまま、避難指示が解除され、賠償や住宅支援の打ち切りが強行されています。 しかし、被害を受けた人々が直面している状況を改善できる希望が見えてきました。この11月、国連人権理事会による日本の人権審査で、国連加盟国4カ国が、原発事故被害者の人権状況を是正するように、日本政府に以下のように勧告したのです。*1

フランス3テレビ「福島第一事故は地球レベルの汚染へ?」

2014年2月26日放送、フランス3テレビ特集番組「ピエス・ア・コンヴィクション」、2時間番組: 「福島:地球レベルの汚染へ?」 [番組の要約] フランス公共テレビによる周到な現地取材。福島原発周辺住民の生の声と医療状況の異常さ、除染の矛盾と現実生活の過酷さを浮き彫り。放射能汚染の世界への広がりとヨーロッパやアメリカ各地の科学者が行っている汚染調査。原発を推進してきたフランスの原子力委員会の話で締めくくる。 [ビデオ・コメント] 福島、地球レベルの汚染へ?: 世界のあちこちで科学者が汚染による被害状況を知ろうと努力している。毎日、太平洋に福島第一から大量に流される汚染水。太平洋の対岸にあるカリフォルニアの海岸ですでに放射能汚染をした魚がみつかっているが、何の策もとられていない。

アクチュアリティ・日本、不可思議

[福島第一で続く事故、TPP・・・] 事実がもう少しよく見えてきそうな報道をピックアップ。貴重なラジオ報道や見落としているニュースビデオ。 -------- 2013年4月12日 報道するラジオ ①「小出裕章さんに聞く汚染水漏れ」 ・・・1ccあたり、29万ベクレルという放射性汚染水が、貯水プールから漏れている。すでに漏れた120トンの汚染水は35兆ベクレルという値になり、概算で広島原爆の3分の1の放射性物質が環境に放出されたことになるという(詳細については内容をどうぞ)。・・・

アクチュアリティ・日本

先の見えにくい日本政府のこれからの外交と原発政策について考えるビデオ特集。福島は今。 ・20130221 ニュース深堀 「集団自衛権、外交、TPP、-一刀両断」孫崎享氏 -------- [ビデオ・コメント]: 必聴!孫崎享氏が安倍首相の米国追随姿勢・集団的自衛権の本当の意味・外交政策の裏側・国民­健康保険制度の解体の恐れがあり、加盟したら抜けられないTPP(ISD条項)の危険­性と罠など新聞やテレビでは報道されない事実を語る。…

アクチュアリティ・日本 核廃棄物

・報道するラジオ、大阪毎日放送 「どうすんねん! 原発のゴミ」

アクチュアリティ・日本

衆議院選挙、直前に疑問を新たにする、大阪毎日放送、報道するラジオ 2012年12月14日 投票前に、現実の問題を解きほぐす。 福島第一原発事故による放射能危機はまだまだ続いている。人命をどう保護するか、家や土地、ふるさとを失った10万人以上の人たちへの対策や保障、すでに全国の核燃料プールがいっぱいになり、核廃棄物の行き場がないという現実、廃棄物処理ができないばかりでなく、10万年は危険な廃棄物を管理していかなくてはならないという将来の荷重。そうして、世界でも一番古い原発を持つ日本の「廃炉」の問題と廃炉にかかる目のくらむような莫大な費用。一体こういう現実問題が衆議院選挙公約の中で、どうして語られないのか。 現実と向き合うということを、もう一度考え直す、いい機会だ。 12月14日金曜日の報道するラジオは、久しぶりに京都大学原子炉実験所の小出裕章さんがゲスト出演。司会の水野晶子さんは、今まで何度も聞いてすでに頭に叩き込んだはずの話を、このラジオをはじめて聴く人、またこのラジオに投書する人の立場になって、小出さんに質問をしていて、こうした聞く人の立場にたった姿勢には大変好感が持てる。(S.H.) 「選挙に行こう!」 「活断層」 敦賀原発は、運転開始1970年。耐用年数40年をとっくに過ぎ、世界で7番目に古い。原発の廃炉への思考へ、その費用の捻出は国?株主?・・・・

アクチュアリティ、新年度開始

[新年度] 9月3日月曜、85万人の先生方が夏休みを終えて学校へ。9月4日火曜日は、全国65000校、1210万人の子供たちの新年度が始まった。前大統領サルコジ時代5年間を通じて8万人の教員が削減され、教室の合併や教師の掛け持ち、過疎地域では閉校や学校の合併などの厳しい処置をとらざるをえなかった。2012年新年度、サルコジ政治のしわ寄せを引きずったかたちで迎え、各地で子供の親たちの抗議が寄せられている。今年当選した社会党オーランド大統領の選挙公約には「教員6万人増員」が謳われており、新学期に合わせ1000人の増員があり、雀の涙ながらも教育の現場の改善が期待されている。 [フェッセンナイム原子力発電所で小さい化学爆発]

アクチュアリティ

マルクールの核廃棄物溶融炉で爆発、一人死亡4人重症 - 9月12日正午ごろ、フランス電気EDFの関連会社でガール県マルクールにある低レベル核廃棄物を処理する施設サントラコの溶融炉が大爆発し、職員一人が死亡、4人が重軽傷を負った。この施設は、放射能防護服やその他軽機材の焼却および、原子力発電所施設解体などから出る核廃棄金属を溶かしてリサイクル可能な鉄を抽出したりする溶融炉をもっており、溶融の際に出る放射性物質が多量にストックされているはずという。爆発直後、施設から2kmはなれた人口2000人の村々では住民がパニック状態になり、幼稚園の保育係が子供を屋内へ退避させるなどの自発的な非常措置を取った。この事故に際し仏原子力庁は、建物は密閉されており現在のところ放射性物質が建物の外へ漏出することはないと発表。エコロジー大臣が現場へ赴き、原子力事故としてではなく、通常の産業事故として対応に当たるように強調した。一般への通達は爆発から2時間後で、情報の遅滞に地域は業を煮やしている。 フクシマ原発事故以降、フランスでの原子力施設での爆発はこれで二度目。ほとんど発表されないが、全国で平均一日に3つのアクシデントが起きるという。(フランス2TV) フェッセンハイム原子力発電所 - エコロジストや原発反対者が一番に廃炉にすべき原発として先ごろから槍玉に上がっているアルザス地方のフェッセンハイム原子力発電所。1977年に建てられたこの発電所は、地震発生地域にあり、持ち主のEDFの案内でエコロジストと地域の議員らが視察した際に、核格納容器のすぐ下にあるコンクリートの床が、1.5mの厚みしかないことに言及し、建設コンセプト自体に欠陥があったことがわかった。EDFは、中からコンクリートを流し込んで厚みをつける予定だという。ちなみに福島第一のコンクリート床の厚みは6m。このコンクリートが、メルトスルーをしたときにマグマを受ける。(LCP TV) またしても株価暴落に戦々恐々 - ギリシャ負債を背負ったフランスの銀行が軒並み株価下落。大手BNP、クレディ・アグリコル、ソシエテ・ジェネラル3社は、ギリシャのみならずイタリア、スペインにも数百億ユーロを貸借しており、フランスの銀行倒産がだいぶ危ぶまれ始めている。(フランス2TV) My opinion: ブログが原発事故の記事だらけになってしまった。本来、なかなか日本に届かないフランスの現代文化の話を書けたらいいと思ってはじめたブログだったのに、サルコジの文化嫌い(フランスも朱に染まれば赤くなり)で、文化省が「大」縮小。予算は増大の一途だと偉ぶっていた文化大臣の下でいつのまにか文化予算が失業手当代わりに使われていたり、現代文化政策30年がすっかり捻じ曲げられてがっかりしたり。そして今年の日本の大災害。「文化は戦いだ・・・」、とこのブログで書き始めたけれど、これだけリアルタイムに戦わなければならないものを目の前に突きつけられたら、しばらくは成り行き(自発性というべきか)に任せるしかないとも思う。これもまた人生の戦い・・・。別に戦いが好きなわけではないんだけれど。(S.H.)

La bataille de tchernobyl チェルノブイリの戦い(福島に捧げる)

La bataille de tchernobyl: Un documentaire réalisé par Thomas Johnson (94’) – Année : 2006 「ラ・バタイユ・ド・チェルノビル…チェルノブイリの戦い」 - 1時間34分ドキュメンタリー・TVフィルム、トーマス・ジョンソン監修、2006年。 注記: 以下の文章は、数分前に見た「チェルノブイリの戦い」のなかで気にかかる点をいくつか抜粋したものである。2011年は、チェルノブイリ原発事故から25周年。またこのフィルムの制作された2006年は事故から20年の区切りとなる年で、メルトアウトの危機にたいするゴルバチョフの戦いも含め、当時を振り返りまた現在を検証するフィルムとして出来上がっている。福島第一原発事故のあと、このルポルタージュはフランスで何度か再放送され、われわれの将来に向かって重要な示唆を提供し続けている。…

アクチュアリティ・日本

日本の危機、福島原発 - 原発の現況悪化とその危険を重視し、アメリカとイギリスは、福島原発から現在の直径30kmから直径80kmに範囲をひろげて住民を退避させるよう示唆した。不安を満面に浮かべた福島県知事佐藤雄平氏は昨日記者会見で、放射線の危険を早く回避できるよう、やはり80km圏内の住民の避難を政府に訴え、地震から一週間にもなりながらいまだに十分な援助がとどかず、避難をした人々の飲料水や食料が欠乏した状態が続いていることもふくめ、県民は見放された思いで政府の不十分な対応に苦汁を飲んでいるとつけ加えた。 最後の望みを託して、福島原発第3号機と第4号機を冷却するためにヘリコプターで水を投下する作業が行われている。第4号機は核貯蔵プールの水が減り、核が外気に触れているため、過熱がすすみ激烈な放射線が出ているもよう。水がどれだけ減っているのかはわかっていない。アメリカの専門家はほとんど水が残っていない状態を懸念。水がある限りは核の安定と鎮火の希望を持てると考えられており、外気に触れている加熱状態の核が核融合を起こさないように、必死の水の投下と地上からの放水が昼夜を分かたず行われている状況だ。 日本側は金曜日に、原発の電気を回復させて冷却装置を稼動させたい方針だ。ただし、第3、第4号機ともにかなり破損がひどいので、はたして稼動するかどうか、疑問なのではないか。 フランス政府とEDFフランス電気およびAREVA社は、日本の要請に応えて炉心の冷却剤100トン、また原発作業用の特別作業服・手袋・マスクなど一式を数万部日本へ送ることを決定した。また、東京周辺にいるフランス人3000人に甲状腺のための安定ヨウ素剤を送る。 放射能の危険を回避するために 、在日フランス人の本国送還をフランス政府が無料チャーター機で行っており、毎日運行して送還を急いでいる。現在、日本にいた9000人のフランス人のうち半数ほどが帰国したもよう。「職場の同僚を見捨てて帰ってきたことが辛いです。フランス政府が無料で飛行機を手配すると言ってきてくれたので、飛行機に乗ってしまいました」とパリ空港に到着したフランス人がもらした。 アメリカ人も同様、アメリカ政府の意向が強く続々と日本を離陸。またイギリス議会は、在日イギリス人のみならず、在韓のイギリス人もイギリスへ戻すよう討議した。 津波の災害を中心に外国のレスキュー隊が救済活動を続けているが、寒さと雪、瓦礫のなかで困難を極めている。イギリスのレスキュー隊は、放射能の危険を早めに察知するため、各人がガイガーカウンターを携帯して救助活動を続行中だ。仙台で救助活動をしていたフランスレスキュー隊100人は北上し、津波でいまだに陸の孤島となっている村へ向かうことになっている。「何百キロ平米というはてしのない瓦礫の平野に胸が詰まる」とフランスレキュー隊。 日本人も小さい子供を持つ母親は、大阪方面へ疎開している。フランスのメディア・ジャーナリストも福島から240kmしか離れていない危険な東京を逃れ、大阪へ移動した。 対応の知識について: ちなみに被爆を早めに察知し、ぬるま湯のシャワーを浴びて放射能を洗い落とす場合、体をこすったりせず、また髪などももみ洗いをせずお湯を流すだけにとどめることが肝要。きちんと洗浄すれば約80%の放射能を落とすことができるという。 また、甲状腺は特に4歳以下の子供が非常に脆弱で、はやく子供を放射線の危険から遠ざけなければならない。 (フランスTV、BBC、Skynews、フランスアンフォ・ラジオ) My opinion: フランスTVやBBCは、今回の津波の災害で避難した人たちが、雪解け水で手を「久しぶりに」洗い、また片方では「6日も髪を洗っていなくて気持ちが悪い」という若い男性を映し出していたが、少し前まで経済大国で何でもあり、また何でもできると思っていた日本が、歴史的な大災害とはいえ、一週間たった今もこれだけ対処ができずにいるかと思うと情けない気持ちになった。アメリカのブッシュ大統領が暴風雨カタリナの災害時に対処が遅れてずいぶん非難されたが、人のことは言えない。ことに、食料・水といった最低限の物資供給や、原発の危機から住民を非難させることもかなり後手になっていると思うのは私だけだろうか。必要物資の大量収集、大量運搬のための手段や人間の収集といった連携をとることに時間がかかりすぎている。こうした大災害に際して、国を挙げてあちこちに気を配って動かなければならないときに肝心の手段が即座に利用できないでいる政府をみると、もう国がイニシアチブを取れないほど小さくなりすぎてしまったのではないか、と思ったりせざるを得ない。 一番気になるのは原発周辺の住民の行方だ。1986年のチェルノブリイ事故のとき、激烈な放射能のなかで作業をしたヒーローをリキダター(粛清屋)と呼んだ。そのリキダターを指揮した人がまだ生きている。「あの事故で今一番後悔しているのは、子供たちの避難をさせず、36時間もそのまま何もしないで放っておいたことだ」と悔悟していた。被爆した子供はみな白血病やガンなどを発病している。 政府は手遅れにならないうちに早く救える人を救わなければ。(S.H.)

アクチュアリティ・日本

日本 - 2011年3月11日の東北大地震に続く津波、また福島原発事故の経過がフランス、その他のヨーロッパの国々でも毎日、ほとんどリアルタイムの情報を導入して報道されている。 日本の福島原発事故に関して、フランスTV、BBCなど、内容をかなり深刻に討議する段階となっており、世界全体が注目している様子がうかがわれる。 フランス大使館は原発の事故が始まったと同時くらいに、原発事故の悪化と放射能の危険を懸念して、在日フランス人に東京を離れ南へ移動するか、本国へ戻るよう呼びかけ、昨日から特別チャーター機を増やして、フランス人とその家族のフランスへの輸送を促進している。 フランスTVのニュース番組にPCで情報を提供する在日フランス人からは、日本の新聞テレビなどのメディアがほかの国ほど深刻に対処していないことや、原発事故に関する福島や近隣県住民への救援の手が薄いこと。また、原発事故が明らかにされて6日目になりながら、大病院には放射線計測器などの対応施設がまったく用意されていないことなどが指摘され、国の対応の緩慢さに厳しい批判が寄せられている。 フランス放射能安全対策委員会会長は、福島第2の爆発で核格納庫が密閉状態を保てなくなり、また第4の核貯蔵プールが破損して水が減ったことで加熱が始まり不安が拡大したとして、「福島原発の危険度は4から6になった」という。ちなみにチェルノブリイは7。非常事態を超えた。 イギリス BBC: LIVE New fire hits Japan nuclear plant リアルタイムで情報オンライン アメリカ NBC: Rachel Maddow show ‘Radiation fears’ 「メルトダウンはどこまで進んだ?」 フランス TF1: le 15/03/2011, JT à 20H ‘La centrale de Fukushima échappe à tout contrôle‘ 「暴走する原発」