アクチュアリティ・日本
衆議院選挙、直前に疑問を新たにする、大阪毎日放送、報道するラジオ 2012年12月14日 投票前に、現実の問題を解きほぐす。 福島第一原発事故による放射能危機はまだまだ続いている。人命をどう保護するか、家や土地、ふるさとを失った10万人以上の人たちへの対策や保障、すでに全国の核燃料プールがいっぱいになり、核廃棄物の行き場がないという現実、廃棄物処理ができないばかりでなく、10万年は危険な廃棄物を管理していかなくてはならないという将来の荷重。そうして、世界でも一番古い原発を持つ日本の「廃炉」の問題と廃炉にかかる目のくらむような莫大な費用。一体こういう現実問題が衆議院選挙公約の中で、どうして語られないのか。 現実と向き合うということを、もう一度考え直す、いい機会だ。 12月14日金曜日の報道するラジオは、久しぶりに京都大学原子炉実験所の小出裕章さんがゲスト出演。司会の水野晶子さんは、今まで何度も聞いてすでに頭に叩き込んだはずの話を、このラジオをはじめて聴く人、またこのラジオに投書する人の立場になって、小出さんに質問をしていて、こうした聞く人の立場にたった姿勢には大変好感が持てる。(S.H.) 「選挙に行こう!」 「活断層」 敦賀原発は、運転開始1970年。耐用年数40年をとっくに過ぎ、世界で7番目に古い。原発の廃炉への思考へ、その費用の捻出は国?株主?・・・・
緊急、たね蒔きジャーナル、9月末で放送打ち切り
原発問題、核の廃棄物の問題はもとより、日本に広がる貧困の問題と政策の崩壊。弱者が犠牲になる制度の改悪へ言及。 大阪毎日放送MBS、ラジオ番組「たね蒔きジャーナル」が9月28日で放送打ち切りが決定し、昨日9月19日公表された。 この数ヶ月危ぶまれていたことが現実になってしまった。深刻な日本の政治状況と、原発と日本の未来への無政策で日本の将来に何が起こりうるか。 これまで正確に時事を把握しようと努力してこられたたねまきジャーナル放送関係者の真摯なアプローチが、大変好評だったが、とうとうこの9月末で打ち切られてしまうことになった。内容も勢い佳境に入ったように思えるので、特集を含め、特に原発と政治の関係を際立たせてくれる放送部分を、とりまとめて聞くページを作る。したがって、このページにはこれから9月末までの放送を追加していくことにしたい。
アクチュアリティ・日本、すみずみ聞きましょう今日の日本のニュース
[特集、日本とアメリカの核廃棄物処理場、モンゴルに建設計画] 大阪毎日放送、ラジオ番組、たねまきジャーナル、2012年9月19日、要点取りまとめ。 ・原子力規制委員会、9月19日発足。驚くべき人選、原子力ムラに有利、新委員の昇進に利点。国民置き去り。 ・新原発建築了承で、脱原発また遠のく。 [特集、核廃棄物をモンゴルへ?] ・モンゴルの少数民族の住むところへ日本の廃棄物を持っていく計画に愕然。自国の危険物を外国へ? モンゴルはソーラーパネルの自家発電が敷衍した再生エネルギー利用国であり、またウラン産出国でもある側面を持っている。モンゴルへの廃棄物処理場建設計画が実行されてしまうと、日本の原発は突っ走ってしまう可能性が大きい。いまこそ反原発の国際的な連帯が望まれる。…
アクチュアリティ・日本 日本の緑の党、福島の子供に甲状腺がん見つかる
[大阪毎日放送の「たね蒔きジャーナル」9月11日放送の完全版。53分] [ようやく日本の緑の党発足!] ・沖縄の怒り満面の号外「オスプレイ拒否」。日本政府がオスプレイの安全性を確保する、という陳腐。オスプレイは日本の上空を7航路自在に飛び回るという。 ・岩手、福島、宮城、3県で予定されていた避難者の仮設住宅建設は2万7千戸。震災から1年半を迎えた今日、建設された仮設住宅はたったの12戸しかない。着工されているのは216戸だというが、とてもとても、34万人という避難者を救済するまでには至らない。仮設住宅にも入れずに大変な生活を強いられ続けているこれらの避難者たちはどうなるのか。政府の「無為」が浮き彫り。 ・南相馬の非難区域解除。下水はおろか水道も通っておらず、人間生活が営めない地域の現実。瓦礫は未処理のまま、公共インフラは破壊されたままの町の避難区域解除の無意味。…
新エネルギーへの希望、「小水力発電」とは?
原子力発電に代わる発電力として急激にクローズアップされている「小水力発電」。話題の小水力発電を解読する。(たねまき特集から)
大飯原発再稼動決定に際して、原発の危険性を見直す-ビデオ特集
福島第一原発事故のあと、科学的また病理学的、また経済的な部分その他、多義にわたる方面から作られた沢山のビデオがインターネットにアップされている。 原発について多くの反対署名やデモが行われたが、某東京都知事はこれに対して「原発は国民がうんぬんすべき問題ではない」と言い、驚いて開いた口がふさがらないままだ。…
アクチュアリティ・日本、核廃棄物と高速増殖炉
ビデオ特集25本、およびリンク4本 福島第一原発事故から1年以上経つ。地震や津波に奇跡的に耐えた福島第一の4号機には、核廃棄物である核燃料棒と新しい燃料棒が1500本以上貯蔵されており、近々予想される東海地震などによる建物の倒壊が危ぶまれている。 日本のメディアなどで小刻みに取り上げられる福島原発事故のその後について、また、日本の核廃棄物の行方についてオンラインされているビデオクリップおよびブログを集めた。はたしてわれわれの将来は? …