福島第一原発事故のあと、科学的また病理学的、また経済的な部分その他、多義にわたる方面から作られた沢山のビデオがインターネットにアップされている。
原発について多くの反対署名やデモが行われたが、某東京都知事はこれに対して「原発は国民がうんぬんすべき問題ではない」と言い、驚いて開いた口がふさがらないままだ。…国民をないがしろにすることは民主主義を否定することと同じである。安全性うんぬんが大きく取り上げられながら大飯原発は、周辺の環境が地学的(活断層の上に建設されていること)にも地理的にも(海岸沿いに14の原子炉が並びながら、いずれも一本の道しか原発に通じていないことで万が一の際は住民の避難路がまったくないことなど)にも安全とはいえない状況であるにもかかわらず、原発再稼動が押し切られた。地震国であり地震による津波が現実の災害として起こっている日本で、原発を作りまた稼動させること自体が過ちであることを問いかける。この一年のあいだに根本的な問題として研究され討議され、またTVなどで報道されてきたビデオを見ながら、これらのことをあらためて近未来の日本の行方のために、われわれの認識の一部としていけたらと思う。
・神戸大学名誉教授(地震学)・石橋克彦氏 (2011年5月23日)
[仮に原発を停止しても使用済み燃料がある限り脅威は無くならない。重大事故に備え早急に避難マニュアルの整備などに取り組むべき]
現在の水道水の基準値は、原発の排水基準値よりも高い。WHO基準の30倍。
IAC社・上級原子力コンサルタント、元GE社・佐藤 暁 参考人(2011年4月27日)
医師・松本市長: 菅谷 昭 氏、 医師: 肥田舜太郎氏 (2011年6月25日)
[ 希望ある未来のために ‐ 内部被曝の症状]
三浦 俊章 氏 (2011年6月23日)
村上 誠一郎 氏
情報隠蔽「東京は被爆していた」 衝撃「水棺は余震に耐えられない」 スリーマイルの溶融燃料は回収できていない 日本の原発は燃料棒は溶融している 深刻な海洋汚染の賠償金は計算不能
村上代議士のビデオ書き起こし
村上 誠一郎 氏
国会
オノデキタ
・私の経歴、・総括原価方式のわかりやすいたとえ、・フクシマで何が起きたのか(地盤沈下、ベント、メルトアウト)、・世界規模の汚染、・放射能による内部被曝とその症状、・原爆と原発は双子の兄弟、・ガレキ拡散をしてはならない理由、・除染不可能な理由
埼玉大学名誉教授(放射線遺伝学) : 市川定夫氏 (1980年代後半?収録)
[ 天然の放射性核種と人工核種は危険性が大きく異なる。]
2011年7月27日 (水) 衆議院厚生労働委員会
「放射線の健康への影響」参考人説明より
児玉龍彦(参考人 東京大学先端科学技術研究センター教授 東京大学アイソトープ総合センター長)
京都大学 小出裕章氏
専門家のとるべき態度・・・2つの見解 その1 (2011年8月6日)
田中俊一 氏
:元原子力安全委員会委員長代理
:伊達市市政アドバイザー(除染)
その2 ↓↓↓ (児玉龍彦氏)
城南信用金庫理事長・吉原 毅 氏 (2011年7月5日放送)
金融機関の立場から考える原発
後藤政志氏(元東芝原子炉格納容器設計技師)
専門家からの数々の異論にもかかわらず、関西電力大飯原発3・4号機について原子力安全・保安院はストレステスト一次評価の結果を「妥当」と判断した。ストレステストへの疑いについて評価のいい加減さと膨大な危険について後藤氏に訊く。
————————
武田邦彦氏
大飯原発再稼動、大阪と京都が被曝すると日本は立ち上がれない。
“敢て”電力不足を補う企業努力を殆どせず、電力不足による原発再稼働に持ち込もうとしている。
関電自身が、『需給の問題とは切り離して考えております。夏場の需要とは関係を考えておりません』と述べている。「原子力利権を守る」側、「人間の命を守る」側。
世界の安全基準と比較‥‥
国際基準「5層の防護」とは?
保安院は30項目の対策を提示。ところが、政府は30のうち15実施すれば再稼動するという話に。
本当に15/30で大丈夫?
[電力は足りている] 未来バンク事業組合理事長・田中優氏(2011年7月9日)
‐‐‐‐