アクチュアリティ・日本
報道するラジオ、大阪MBS、2012年10月19日放送。 要約:1.大阪で、米軍基地のある沖縄を加勢する米軍基地反対運動が興り、沖縄の問題を日本全体で考える大きな機運を作ることになりそうだ。先日起きた婦女暴行事件。実は、報道はされないが米兵の不祥事は日常茶飯に起きている。永きにわたる沖縄県民の怒りと痛みを分かち合おうという動き、拡大。2.被災地復興のための税金が「横流し」され、被災地も国民も怒り心頭。いったい、どうしてそのようなことが起き得るのか、原因を究明する。復興予算の名目で政府や官僚のいいようにされてしまう国民の税金。しっかりと被災地に届けるには、国民はどうすればいいか。
アクチュアリティ、アントワープ
[アントワープ市長選] ベルギーのアントワープ市長選で、オランダ語圏の独立を主張するla N-VA党リーダー、 バート・ド・ヴェヴァー(Bart De Wever)氏が圧勝した。オランダ語圏(フラマン圏)の勢力が強い北部ベルギーの人口密度の高い第一都市といわれるアントワープ攻略で、もともと溝が深かったフランス語圏とオランダ語圏の対立に火が注がれる。国は分断へ向かう? という質問に、バート・ド・ヴェヴァー氏いわく「ベルギーは蒸発する」。(フランス2TV)
プロジェクト公募、HORIZON-Arts Nature en Sancy 2013
HORIZON Arts Nature en Sancy 2013 野外展、プロジェクト公募:

ソーラー・エネルギー発電所、フランス電気会社EDF次々開設
フランスの新政府は、低迷し続けていた持続可能なエネルギー開発にてこ入れをするため、2012年10月1日、コミッションを設けてソーラーエネルギー発電による電気購買価格を徐々に値上げすることを公表した。 2011年のフィヨン内閣の中止決定以来、ソーラー発電によるEDFの電気購買価格が下がり続け、ソーラーパネル生産や開発が落ち込んでいたため、この発表に関係会社はようやく安堵の色を見せている。「これでここ数ヶ月は関係会社もやりくりしていける方向になった」と再生可能エネルギー産業グループの会長、ティエリー・ムート。この決定で、エネルギーの大きな転換の時代へと議論を活発化させていくきっかけができた、と見る向きも多い。(ル・モンド紙)
アクチュアリティ・日本
報道するラジオ(大阪毎日MBSラジオ)2012年10月12日のニュース ・浜岡原発:県民投票条例案否決 16万5000人の声届かず http://bit.ly/QVCQY0 ・ノー!オスプレイ やんばる東村 高江の現状 http://bit.ly/wV1zKd ・米軍への「思いやり予算」(年間約1,900億円)とは? 米軍ではなく震災復興にまわすべき。日本は米軍を優遇しすぎ。

COAL アートと環境プライズ、国際コンクール
Coalアートと環境プライズ 2013 プロジェクト応募期限:2013年2月28日。 COALアートと環境プライズは毎年、環境を主題とする現代アートの作家を対象に1万ユーロ(約百万円)をグラントとして授与する賞である。審査員には、環境、エコロジー、研究者、持続可能な開発、現代アートの各分野から著名者を招聘。第一次専攻で応募者の中から10人を選出、うち一人がグラントを獲得する。 COAL国際コンクールの目的は、現代アーティストに同世代の社会・環境問題に迫り、エコロジーと自然にかかわる新しい分野の育成へ参画してもらうことにある。
アクチュアリティ
[MES] Le Mécanisme Européen de Stabilité (MES) 経済「安定へむけてのヨーロッパ・メカニズム(仮約)」誕生、2012年10月8日にリュクサンブールで開幕レセプションが行われた。世界188カ国が参加する国際通貨基金IMFに並立する形で、ヨーロッパの経済危機を救う新しい戦略機構として成立。資金の再構成と負債の購買を大きな目的とする。約7000億ユーロの資本をキャパシティとしてもつが、うち、1800億ユーロはドイツ、1430億ユーロはフランスが融資する名目となっている。しかし実際にはフランスは負担分のうち160億ユーロの供出しか見込んでおらず、残りはマーケットから貸借する方針だ。

フランス文化省、2013年度文化予算の内容、Culture – act2
2013年度のフランス文化・コミュニケーション省の年度予算は74億ユーロ(約7400億円)。うち、35.5億ユーロを文化、研究、メディアへ、また、38.3億ユーロを公共のオーディオヴィジュエルへ充てることが決定した。 2013年度予算は、2012年歳出に比べ2%減となり、文化省も国の緊縮政策へ寄与する姿勢を見せる形となっているが、一方で、これからも基本的な使命を保持し、歴史建造物へのてこ入れ、地域への介入(特に、舞台芸術や造形芸術方面)、芸術文化教育および高等教育をを発展させる方向で、明解に文化政策を推進していくことを確証するものとなっている。

レンヌ現代アート・ビエンナーレ
レンヌ現代アート・ビエンナーレ La Biennale d’art contemporain de Renne / 2012年9月15日から12月9日まで、第三回レンヌ現代アート展開催。今年は、「パイオニア」を主題にアメリカとヨーロッパのアーティストを選考。1200平米の展覧会場を擁する新しい建物が竣工したブルターニュのFRAC(フラック、地域現代アート基金)が中心となってレンヌ市内12箇所をふんだんに利用した展覧会となった。ビエンナーレのコミッショナーはアンヌ・ボナン(Anne Bonnin)。

Lille Fantastic – リル3000、ファンタスティック
Lille Fantastic! リル市で3ヶ月にわたる巨大文化フェスティバル 10月6日土曜の夜、町を埋め尽くす30万人という群集のなかで花火と張りぼてモンスターたちの行進で始まった、ヨーロッパのメトロポールと呼ばれる町リル市の文化フェスティバル、「リル3000、ファンタスティック2012」が開幕した。800の現代アートを含むさまざまな展覧会を含め、コンサートやパフォーマンス、ダンスやストリート・インスタレーション、コンフェランスやシンポジウムなど豊富なプログラムをかかえて、来年2013年1月13日までフランス、ノール県リル市のいたるところで開催される。 オフィシャル・プログラム、リル3000、ファンタスティック2012 http://www.fantastic2012.com/ プレス: リル3000 ファンタスティック(Metro) リル・ファンタスティック(カルチャーBox)
「モニュメンタ」がフランスの経済危機で縮小か?
現代アートのアニュアル・大イベント、「モニュメンタ」がフランスの経済危機で縮小か? (フランスTVブログ、カルチャーボックスから) フランスの現代アートにおける国際的な地位を強化し、できるだけ大多数の人々にさらなる現代アートへの門戸を開くために、フランス文化省の肝いりで、パリ、グランパレを舞台に世界に名だたるアーティストを招聘して個展を開催し始めてから、今年で5年目。2007年アンゼルム・キーファー、2008年リチャード・セラ、2010年クリスチャン・ボルタンスキー、2011年アニッシュ・カプーア、そして今年2012年はダニエル・ビュレンを迎えて行われた「モニュメンタ」。ダニエル・ビュレンの展覧会は入場者数26万人を数え大成功を博した。しかしこのモニュメンタ、どうやら政府の緊縮財政のあおりを食らって縮小の危機に瀕しているもようだ。…
パレ・ド・トーキョー 9月27日まで入館無料
[パレ・ド・トーキョー]9月4日から27日まで入館無料。 「Imaginez l’imaginaire 想像の世界を想像してごらん」展、9月28日から2013年2月11日まで。オープニング、9月27日、20時、入館無料。 PALAIS DE TOKYO 13, avenue du Président Wilson, 75 116 Paris Tel 01 81 97 35 88(Métro, Bus, RER、Métro : Ligne 9, stations Iéna et Alma Marceau、Bus : Lignes 32, 42, 63, 72, 80, 82, 92、RER : Ligne C, Station Pont de l’Alma)
緊急、たね蒔きジャーナル、9月末で放送打ち切り
原発問題、核の廃棄物の問題はもとより、日本に広がる貧困の問題と政策の崩壊。弱者が犠牲になる制度の改悪へ言及。 大阪毎日放送MBS、ラジオ番組「たね蒔きジャーナル」が9月28日で放送打ち切りが決定し、昨日9月19日公表された。 この数ヶ月危ぶまれていたことが現実になってしまった。深刻な日本の政治状況と、原発と日本の未来への無政策で日本の将来に何が起こりうるか。 これまで正確に時事を把握しようと努力してこられたたねまきジャーナル放送関係者の真摯なアプローチが、大変好評だったが、とうとうこの9月末で打ち切られてしまうことになった。内容も勢い佳境に入ったように思えるので、特集を含め、特に原発と政治の関係を際立たせてくれる放送部分を、とりまとめて聞くページを作る。したがって、このページにはこれから9月末までの放送を追加していくことにしたい。