フランスから―環境とアートのブログ

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・インスティテュート

パレ・ド・トーキョー 9月27日まで入館無料

[パレ・ド・トーキョー]9月4日から27日まで入館無料。 「Imaginez l’imaginaire  想像の世界を想像してごらん」展、9月28日から2013年2月11日まで。オープニング、9月27日、20時、入館無料。 PALAIS DE TOKYO 13, avenue du Président Wilson, 75 116 Paris Tel 01 81 97 35 88(Métro, Bus, RER、Métro : Ligne 9, stations Iéna et Alma Marceau、Bus : Lignes 32, 42, 63, 72, 80, 82, 92、RER : Ligne C, Station Pont de l’Alma)  
FRAC(現代アート地域基金機構)30周年、ポンピドーセンターで建築展

FRAC(現代アート地域基金機構)30周年、ポンピドーセンターで建築展

Fonds régional d’art contemporain: 頭文字をとってFRAC(フラック)と呼ばれる現代アート地域基金機構の資金は、フランス文化省を中心に、国と地域議会によって采配され、現代アートを推進する目的で、地域ごとに芸術作品の発注制作や買い上げを定期的に行いながら、現代アートの資産(注:収蔵品の形成を資産の形成として考え、市民へ芸術教育の資源として還元し続ける)を形成していくことを大きな役割として担っている。 第二に、蒐集されていく現代アートを、地域の文化インスティテュートや、教育機関、公共団体などとともに多角的に利用し現代アートを普及させる。また、作品紹介、解説、芸術家との出会いなどの企画を継続的に行い、現代の創造がいかにして生まれてくるかを分からせ、収蔵品を基に地域との密接なコンタクトを行うことが、FRACの大きな使命である。…

ヨーロッパ文化遺産の日、今年は9月15、16日

2012年の文化遺産の日のテーマは「隠れた文化遺産」: 9月の第三週のウィークエンド(15日、16日)は、ヨーロッパ文化遺産の日。フランス、ベルギー、リュクサンブール、オランダなど総勢49カ国の各地の文化遺産が一般公開される。 もともとは1983年、フランス文化大臣ジャック・ラングが、フランス国内の文化遺産を開放して一般参観のできる日を設けたのが始まりで、大盛会を博したフランスの文化遺産開放の評判はあっというまにヨーロッパ各地へ伝染し、すでに1985年には近隣のヨーロッパ諸国が開催するほどになった。これに裏付けられて、ジャック・ラングは1991年、ヨーロッパレベルでの開催を正式提案。これによって、欧州議会で、ヨーロッパ文化遺産の日/ Journées Européennes du Patrimoine が認証されたもの。…
8月‐ 9月、展覧会アジャンダ

8月‐ 9月、展覧会アジャンダ

 
dOCUMANTA 13 "Zapping 1" ドクメンタ13

dOCUMANTA 13 “Zapping 1″ ドクメンタ13

dOCUMANTA 13  ドクメンタ13、ドイツ、カッセル市 [Photo zapping No.1 :会場と作品]
ルーブル美術館で現代アート展、ヴィム・デルヴォワとゲルハルト・リヒター

ルーブル美術館で現代アート展、ヴィム・デルヴォワとゲルハルト・リヒター

[ヴィム・デルヴォワ(Wim Delvoye)展:2012年5月13日から9月17日まで]
Art at Versailles、2009年から2012年企画をビデオ紹介

Art at Versailles、2009年から2012年企画をビデオ紹介

ヴェルサイユ宮殿を舞台に2008年のジェフクーンズを皮切りに毎年行われている現代アートの記録ヴィデオ。2009年から2012年現在開催中の展覧会とアーティストのインタビューをプレイリストで。 プレイリスト・リンク:Vernissage TV (ビデオ4本) 2012年 Joana Vasconcelos 2010年 村上隆
6‐8月展覧会アジャンダ

6‐8月展覧会アジャンダ

5月展覧会アジャンダ

5月展覧会アジャンダ

[5月の展覧会]…
2012年度、シャマランド現代アートセンターの企画コミッショナーにCOAL協会

2012年度、シャマランド現代アートセンターの企画コミッショナーにCOAL協会

COAL協会は2008年、アーティストと研究者を集め、現代アートと持続可能な開発の接点を求めて発足した協会である。 そのCOAL協会が、「自己の研究領域を顕示し、芸術家、科学者、エコロジストなどを交えて、持続可能な開発と文化の繋がりを広げる」ことを目的に、パリ南方に位置するエソンヌ県のシャマランド現代アートセンターの2012年度の企画をすることになった。…

現代文化・Zapping

現代文化イベント・Zapping: 2012年モニュメンタ展に、ダニエル・ビュレンヌ - パリのグランパレで毎年行われるモニュメンタ展は、昨年のアニッシュ・カプーアに引き続き、今年はダニエル・ビュレンヌが個展を行う。展覧会は、2012年5月10日から6月21日まで。 フランス文化省報道局サイト、モニュメンタ2012 (フランス語) パレ・ド・トーキョー、2012年4月再オープン - 8000平米から22000平米へ、拡張工事のために2012年1月1日から閉鎖していたパレ・ド・トーキョー現代アートセンターは4月11日に開館予定。 ラ・トリエンナーレ - 2006年、2009年、パリのグランパレで行われた現代アートのイベント「ラ・フォルス・ド・ラール  La Force de l’Art」についで、2012年は、グランパレからパレ・ド・トーキョーへ舞台を移してトリエンナーレが開催されることになった。[…]
パリ、狩猟自然博物館

パリ、狩猟自然博物館

パリ、狩猟自然博物館 「Bêtes Off」展 - 2011年ヴァンセンヌ城、およびパリのコンスィエルジュリーで開催されたBêtes Off展の延長線上の展覧会が、主催者の懐ともいうべきパリの自然狩猟博物館できのうオープンした。狩猟自然博物館(Musée de la Chasse et de la Nature)は「狩猟自然の家財団」(la Maison de la Chasse et de la Nature)が経営するもので、生きていくための根源的な行為「狩り」をテーマに原始時代の「やじり」や動物をかたどった青銅彫刻から絵画、猟銃や剥製を含め、今日に至るまでの「狩猟」にまつわる芸術を収集している。昨年から開催されている「Bêtes Off」展は、現代の作家を集めた展覧会で、パリのマレー地区に位置する狩猟自然博物館は一階を白い現代アートの展示室で構成し、さらに2階3階の常設コレクションのなかにさりげなく現代アートを吸収させ、太古の昔から現代に至る狩猟と狩猟の周辺の芸術をコンパクトな一つの流れとして見せてくれる。はたして過去のアートと現代アートの区別がつけられるだろうか? …
ベルサイユに専制君主、文化の冒涜

ベルサイユに専制君主、文化の冒涜

文化の冒涜 - 「Outrage at Sarkozy’s Versailles Choice、サルコジのベルサイユ選択の理不尽」とはイギリス、ロンドン発行のThe Art News Papaer (フランスの芸術専門新聞Le Journal des Arts系統)の記事の表現。ベルサイユ宮殿および博物館国立管理局(日本語訳仮称: L’Établissement public du château, du musée et du domaine national de Versailles (EPV))のディレクター職を2007年から勤めてきたジャン=ジャック・アヤゴンのあとを、ジャーナリスト出身のカトリーヌ・ぺガールが引き継ぐことになった。…

ヨーロッパ文化遺産の日

第28回ヨーロッパ文化遺産の日、2011年9月17日、18日のウィークエンド - 恒例のヨーロッパ遺産の日はこのウィークエンドが第28回目。毎年国民に大人気のこの日、フランスの15000の文化、歴史、政治、産業の要地が一般公開される。人気の大統領のオフィスであるエリゼ宮、アンドレ・マルローが仕事をした文化省、国会はもちろんのこと、社会党書記長のオフィスその他歴史的な政治の現場も公開。前回の開催では、1200万人の参観者を動員した。 フランス文化省のサイト: http://www.journeesdupatrimoine.culture.fr/