フランスから―環境とアートのブログ

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日本はなぜ原発事故試算がされていたことを隠したのか?必見のビデオ

NNNドキュメンタリー・ビデオが語る、日本の原発がミサイル攻撃を受けた場合に起きる事故被害の試算はすでに1980年代に行われていたにもかかわらず、国は隠蔽。そのいきさつを見る。・・・「国家の年間予算を上回る膨大な被害額」 BBC WORLDNEWS ・NNNドキュメント 2015年8月23日 2つの“マル秘”と再稼働 国はなぜ原発事故試算隠したか ビデオの大筋書き下ろし・・・http://www.at-douga.com/?p=14451

TPP交渉、合意ならず

日本には相当不利な条件、といわれてきたTPP交渉。交渉の内容をまったく明かしてこなかったうえに、アメリカの条件を呑むために日本の農業改革(解体?)まで行った日本政府だが、最終段階を迎えたといわれた7月31日の会議で合意に至らず、先行きが不明となっている。

弾薬を提供する「平和法」の正体、を聞く

もう一度見直す「安保法制」の正体 参議院で審議されている法案は、まだ危険な部分を隠したまま、このまま通過させてはいけないという意見が国民のあいだに広がっている。「集団的自衛権」ということばが出てきてすでに一年以上。これだけの時間をかけておきながら、なぜまだ理解不可能な部分が多いのか。政権の非現実な論理と、現実を見据える関係者の論理のぶつかる部分に触れる報道をもう一度聴きたい。(S.H.)
Mona Hatoum展、ポンピドー・センター・MNAM

Mona Hatoum展、ポンピドー・センター・MNAM

モナ・ハトゥームの展覧会が現在、ポンピドー・センター国立近代美術館で行われている。ベイルートで生まれ、1975年たまたまロンドンにいた際にレバノンで市民戦争が起き、そのままロンドンに亡命することになったという1952年生まれのパレスチナのアーティスト。その生い立ちや仕事はウィキペディアやWebの資料に説明を任せるとして、まずは画像でZapping。 展覧会会期は、2015年6月24日から9月28日まで、ポンピドーセンター6F、入館は21時まで

Start off

「Start off (起業)」に最適の町は? 8月4日付け、フランス2TV朝のニュースでの経済ザッピング。世界の投資家による起業に最適な町のランキングで、一位は大西洋を越えたアメリカのサンフランシスコ。シリコンバレーがあり、グーグルやアップルの地元でもある。第二位はニュー・ヨーク。欧州はようやく第6位にロンドン。フランスのパリは第11位と低い。資本蒐集や投入の難しさが起業の足を引っ張る。

日本文科省、国立大学文系の廃止を要請

文科省が国立大学の文科系、教員養成を廃止するよう大学側へ要請した。全体主義、反知性主義に向かう政府の方針に、反駁し揺れる大学の姿が浮き彫りになっている。 リンク: 毎日ジャーナル「岐路に立つ国立大文系」

安全保障法案という名の「戦争法案」、強行採決

パリで祭日のキャトルズ・ジュイエに沸くさなか、日本では戦後70年平和憲法の下に築いてきた日本の社会を覆す先兵となる安倍政権の「戦争法案」が衆議院特別委員会で委員長職権のもと、強行採決された。「違憲のまま議論が進んでいる」などの重要課題を残し、市民の反対を押し切り、「残念ながら理解を得ていない」という首相のことばとはうらはらの強行採決。法案が通ってから説明、などという本末転倒をまかり通した。 毎日新聞、電子版で続きを ・<安保法案>衆院特別委で可決 与党単独で強行採決

キャトルズ・ジュイエ(7月14日)

7月14日、日本でいうパリ祭。シャンゼリゼ通りで伝統の軍事パレードが行われた。 今年1月のテロ以来の警戒態勢で、今日のシャンゼリゼも厳重な警備がしかれ、警察や軍隊の数1万1千人が繰り出した。フランスはテロ対策に多大な費用を費やし続けており、無理のできない今日の軍事パレードは「ロー・コスト」で、という。今年はメキシコの軍隊が鷹を連れパレードに色を添えた。 (ビデオの頭にコマーシャルが入ることがあります)

展覧会アジャンダ、2015年7月

アニッシュ・カプーア展 ヴェルサイユ宮殿と庭園で 2015年6月1日から11月1日まで http://www.chateauversailles.fr/les-actualites-du-domaine/evenements/evenements/expositions/kapoor-versailles   L’art dans les chapelles ラール・ダン・レ・シャペル 第24回 ラール・ダン・レ・シャペル現代アート展(ブルターニュ) 2015年7月3日から9月20日まで 2015年招待アーティスト : Ismaïl Bahri – Chapelle de la Trinité, Cléguérec Jean-Christophe Bailly – Notre-Dame du Gohazé, Saint-Thuriau Hicham Berrada – Chapelle Saint-Gildas, Bieuzy Denis Bourges – Chapelle Saints-Drédeno, Saint-Gérand Élodie Boutry – Chapelle Saint-Tugdual, Quistinic Claude Cattelain – Chapelle Saint-Jean, Mûr-de-Bretagne Béatrice Duport – Notre-Dame...

学長の突然の更迭、パリ国立高等美術学校

パリ国立高等美術学校、いわゆる「ボザール」の学長ニコラ・ブリオー(Nicolas Bourriaud)が7月3日、フランス文化大臣フラー・ペルラン(Fleur Pellerin)と芸術創造総事務局長のミシェル・オリエ(DGCA Michel Orier)との35分の会合の後、突然学長職から退くよう言い渡されたことで、美術関係者や学生の間から大きな不満の声が上がっている。 ニコラ・ブリオーは2000年のパレ・ド・トーキョー開館に尽力したディレクターの一人で美術批評家としてもよく知られ、2011年からパリのエコール・デ・ボザールの学長に就任し「時代の要求にあわせるべく」学内改革を進め、昨年任期更新を終えたばかりで、今回の更迭はいわれなき青天の霹靂。学生たちは「馬鹿扱いされた思い」と形容。現代アート作家らは結束して文化大臣に更迭取り下げ要求の手紙を宛てるなどし、美術関係者のあいだから署名運動が広がっている。
今年も展示続行の作品、10月上旬まで開催

今年も展示続行の作品、10月上旬まで開催

今年も数点の私の作品がジュミエージュとフィニステールのトレバレーズで観覧できます。 以下の二箇所は、年中オープンで10月上旬まで。

UMP党、「共和党」に改名して初めての集会は・・・

保守野党第一党の、UMP国民運動連合(Union pour un Mouvement Populaire)は2015年5月30日、サルコジ代表が党名変更を提案し、党員投票で8割強の賛成が得られたことをうけて、党名を共和党(きょうわとう、Les Républicains)と改称するに至った。先週土曜、共和党はヴィレットで初の党大会を催した、のであるが、6月1日夜8時のフランス2TVは、「土曜の大会の様子はどの放送局も共和党配信の同じ映像が流れて集会は盛会という印象を焼き付けたが、事実はどうやら彼らの作った映像とだいぶ異なるかんじ・・」と切り出し、フランス2は自局が取材した映像を見せ、集会が露呈した内部状況を報道した。

展覧会アジャンダ、2015年6月

アニッシュ・カプーア展 ヴェルサイユ宮殿と庭園で 2015年6月1日から11月1日まで http://wwうw.chateauversailles.fr/les-actualites-du-domaine/evenements/evenements/expositions/kapoor-versailles   La Maison des Arts マラコフ市メゾンデザール現代アートセンター  VACARMES 5月21日から7月5日まで アーティスト : Dominique Blais, Charlotte Charbonnel, Alexandre Joly, Joris Van de Moortel, Arash Nassiri, Simon Nicaise, Takis, Samon Takahashi, Stéphane Thidet. 展覧会コミッショナー: オード・カルチエAude Cartier インフォメーションはこちら Plus d’info… アーティストインレジデンス中のアーティスト、パブロ・カヴェロPablo CAVEROの作品も展示 Les Drapeaux  Plus d’info… 連絡先:Maison des Arts de Malakoff 105, avenue du 12 février 1934 – 92240...
フェリセ・ヴァリーニ展、トレヴァレーズ

フェリセ・ヴァリーニ展、トレヴァレーズ

Felice Varini「ジグザグ」展、トレヴァレーズで開催 2015年5月9日から10月11日まで、フランス、フィニステール県、トレヴァレーズで開催 シュマン・デュ・パトリモワンヌ・アン・フィニステール(Chemins du patrimoine en Finistère) 主催、「アーティストの眼(Regard d’artiste)」は今年フェリセ・ヴァリーニ。銀色のジグザグがトレヴァレーズ城を覆う。   フェリセ・ヴァリーニは現在ヴィレットでも個展の最中。 [インフォメーション] http://www.cdp29.fr/fr/agenda/view/236/felice-varini/ EPCC Chemins du patrimoine en Finistère – Domaine de Trévarez 29520 Saint-Goazec Téléphone : 02 98 26 82 79 E-mail : domaine.trevarez@cdp29.fr ヴィレット(Villette)の作品はこちら