フランスから―環境とアートのブログ

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Posts tagged "現代アート展"
初夏の現代アート展 3

初夏の現代アート展 3

マルセイユ・エキスポ 2018年6月のニューズレターから:Marseille, Aix-en-Provence, Istres, Châteauneuf-le-Rouge, Port de Bouc, Saint Chamas マルセイユおよび周辺都市の展覧会とオープニング、リンク。
ショーモン・シュル・ロワール、現代アート企画10周年

ショーモン・シュル・ロワール、現代アート企画10周年

州立ショーモン・シュル・ロワール領自然とアートセンター企画現代アート展は2008年に始まり、今年ちょうど10周年を迎えて、コミッション制作15点を加える大きな展覧会となっている。恒例の庭園フェスティバルと同時開催中。 2018年、3月31日から11月4日まで。 その他のインフォメーションはこちら:http://www.domaine-chaumont.fr/fr/informations-pratiques 写真満載の日本語ブログも創設:https://chaumontsurloire.blogspot.com  
初夏の現代アート展 2

初夏の現代アート展 2

L’art dans les chapelles アール・ダン・レ・シャペル::: INAUGURATION  毎夏恒例のアール・ダン・レ・シャペル展  7月6日から9月16日まで、ブルターニュ、モルビアン市周辺の30以上の15、16世紀に建てられた古い教会を個展形式で利用する現代アート展 参加アーティスト: Joan Ayrton / Cécile Beau / Charlotte Charbonnel / Roland Cognet / Marc Couturier / Vincent Dulom / Laura Gozlan / Silvia Hestnes / Henri Jacobs / Adam Jeppesen / Pascal Pinaud / David Renaud / Émilie Satre / Emmanuel Saulnier & Rémy Yadan / Peter...
初夏の現代アート展 1

初夏の現代アート展 1

ヴァットヴィレー水の祭り Fête de l’eau à Wattwiller、現代アート展 2018年6月10日、日曜開幕、24日まで、アルザス、ヴァットヴィレー市 企画協会ヴァットヴィレー水の祭り(Fête de l’eau à Wattwiller)をそのまま展覧会の名前に冠する現代アート展。今年のテーマは 「au sens du propre」
ソフィー・カル展

ソフィー・カル展

ソフィー・カル & その招待アーティスト、セレナ・キャロンヌ SOPHIE CALLE ET SON INVITÉE SERENA CARONE 「Beau doublé, Monsieur le marquis !」 2017年10月10日から2018年2月11日 パリ、狩猟・自然博物館 *** 2年前に亡くなった父親の話から始まるソフィー・カルの作品群は、展覧会の入り口からあっというまに見る者の心情を重ねてしまう特別な引力を持っているようだ。 「ボブ・カル。私の発表を最初から見守ってくれた人…」。「ボブが死んだ。まだ信じられない。携帯電話にはまだボブの電話番号が残っていて、見ているうちに通話ボタンに触ってしまった。すぐに切ったのだが、ボブから折り返しSMSが来た。” C qui (誰) ?”」
アート・プロジェクト「ウォーター・フットプリント」、ビデオとコンセプト

アート・プロジェクト「ウォーター・フットプリント」、ビデオとコンセプト

環境アート「ウォーター・フットプリント」 展覧会ドキュメント・ビデオ 「アーティストの視線」 展 フランス、フィニステール県、トレヴァレーズ領 2014年、4月12日から10月13日まで 人間活動の自然へのインパクトを語るとき、「エコロジカル・フットプリント」という表現に行き着く。 「フットプリント(足跡)」ということばが使われるようになった背景に、人間が自然を踏みにじった跡という意味があり、定義の生みの親の一人 William E. Reesによれば、「エコロジカル・フットプリントは、人間活動が環境に与える負荷を、資源の再生産および廃棄物の浄化に必要な 面積として示した数値(…)」であるという。このことで私たちが直感的に気づくのは、近い将来、世界の人口が増加し、「フットプリント」が拡大していっ て、われわれは持続可能な開発への理想からはどんどん離れていくだろうということだ。 水についてのリサーチ段階で、私は地球の将来に対する悲観的なビジョンばかりに出会った。 地球は水が豊富である。しかしその97.5%は海水で塩分を含んでおり、わずか2.5%が淡水なのだ。 淡水の68.9%は氷。30.8%は 地下水。つまり、淡水のほんの0.3%が川や湖などを満たす水なのである(FAOWATER 調査)。氷河も地下水も減少している今日、世界の人口は増加 し続けている。現在水の確保に困難な国の数は、2025年には倍増する計算だ(つまり、世界の3分の2の国が水飢饉に瀕する)。… 
今日のPHOTO、ブールカンブレス

今日のPHOTO、ブールカンブレス

今日のPHOTO: Photography by Shigeko Hirakawa. 2013年10月26日から始まる、ブールカンブレス(Bourg-en-Bresse)市にある元王立僧院、ブル美術館の展覧会企画のために、9月初頭に一週間制作のため移動。その折のPHOTOS 。作品は長さ6m50cmの自然木と特殊繊維で作った赤い羽根を三枚、ブル僧院の大回廊に設置するためのもの。赤い羽根は、セラファン(英語圏ではセラフと呼ばれる)という最上位の天使の羽が赤いことにインスピレーションを受けたもので、3対の羽根を持ち、一対は飛ぶため、もう一対は常に体を隠し、最後の一対は顔を隠すという不思議な天使だ。 展覧会は「私の夢の向こう」という題名で50名以上の作家が参加する。なかでも大きな作品は私の作品を含めて3品程度。ブールカンブレス市、ブル美術館(Musée de Brou)は国立歴史建造物センターの中心的な存在でもあり、展覧会は来年2月まで開催される予定だ。ちなみに作品「火の天使」と題した赤い羽根の設置は来週である。(S.H.)