〔空気が危ない?〕プロジェクトは2003年、われわれの生活環境が生み出す大気汚染が森林の自然の再生能力に害を与え始めていることにインスピレーションを受けて、調査と創造を開始した環境アート・プロジェクトである。制作は、2006年のアルジャントゥイユ市で制作した「光合成の木」を皮切りに、2012年のショーモン領での「天の果実をつけた木」まで、フランス、日本、アメリカで合計9回行われた。このページは、2010年ルーアン市で行ったインスタレーション、「Appel d’air (空気の誘引)」の記録である。
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《Appel d’air – アペル・デール》、環境アートインスタレーション
フランス、ルーアン市企画「ルーアン・アンプレッショネ展」の中での企画プロジェクト。展覧会は2010年6月から8月まで、ルーアン市植物公園で。
ビデオ:
2010年7月6日スチール
2010年6月下旬、オープニング時:
プロジェクト《アペル・デール》
酸素分子、約160mの芝生ゾーンに7つのバルーン
光合成の木、ニワウルシ高さ30m、ナラ高さ25m、イチョウ高和25m、5000枚のプラスチックディスク、フォトクロミック・ピグメント
ルーアン植物公園、6月14日から18日準備段階。
Installation Art “Appel d’air”, Shigeko Hirakawa