ニューサイト紹介
新サイト、http://shigeko-hirakawa.net のご紹介です。 新形式のワードプレスで出力しているこのサイトには、作品の画像が多数並んでいますが、それぞれ画像をクリックするとページを開くことができます。 ・このサイトはフランス語が基準ですが、ホーム・ページの左下にある「Langues(言語)」をクリックしてJapanese(あるいは他の言語)を選ぶと日本語(その言語)の自動翻訳が機能します。(自動翻訳は、正しい日本語で表記されるとは限りませんのでご了承ください。)
Review Artworks – Winged Trees
羽根を持つ木 2006年にベルギーのリエージュで始めた「羽根を持つ木」はその後、2009年にノワイヨンのレジデンスとドルドーニュで制作。2013年に赤い羽根の「火の天使」をブル僧院美術館で、そしてショザルで「青い飛翔」へと展開した。
リポート2004、No.2「ピエール・レスタニとワシントンD.C.」
2004年のリポートから第二段。ピエール・レスタニとの出会いとその宇宙観。 宇宙観と文化-円環の世界 リポート2004(P.58)、No.2
リポート2004、No.1「グローバリゼーション、歴史の縦糸と横糸」
2003年、ちょうどフランスで作家活動をし始めてから20年目。よその国の文化の中で制作をし活動をするたびに露になる問題を、自分なりにバイカルチャー(二重文化)と呼んで浮き彫りにし、欧州大陸を出てもうひとつの大陸アメリカでこの問題を洗いなおそうと試みたことがあった。日本人がヨーロッパからアメリカ文化を見るという稀ながらもほんのナノサイズの視点の文章だが、その中に引き合いに出したキーワードとの接触は13年後の今も少なからず続いている。現在グランパレ国立ギャラリーで行われているジャン=ユーベール・マルタン企画の「カランボラージュ」展で思い起こすくだりを、2003年の研修直後のリポートから引用してみることにした。 ----- [平川滋子、リポート2004、P47-] 文化のグローバリゼーション、二つの観方…
パリのテロ後、日本から安否を気遣うメールと私の返事
11月13日のパリで起きた同時多発テロからここ数日、日本の知り合いや友人から安否を気遣うメールをいただく。心から感謝をするとともに、友人の一人から来たメールとその返信の一つをアップします。(S.H.) ――――― Sent: Monday, November 16, 2015 10:23 AM Subject: 大丈夫ですか 平川さま パリが大変なことになっていますが 大丈夫ですか? 自分には思想的なことはよく分かりませんが 何故人が人を殺めなければならないのか 分かりません。 一日も早く穏やかに生活出来るよう 願うだけです。 他人事では有りませんが、十分気をつけて 下さい。 パリの報道を見て、思わずメールせずにはいられませんでした。 某 ――――― 返信:
パフォーマンス「水を追いかける」最終回、ヨーロッパ遺産の日
2014年9月20日、21日、つまりこの週末、ヨーロッパ遺産の日に向けて、平川滋子「ウォーター・フットプリント」展の第4回目のパフォーマンス「水を追いかける」が、現在展覧会が企画されているフィニステール県トレヴァレーズ領で行われる。領地の貯水池1800トン、狩の池の800トン、合計2600トンを緑に染めて領地内に流す大掛かりなパフォーマンスは最終回を迎える。展覧会は10月12日まで。
フランス人が好きなモニュメントのひとつ、ブル王立僧院
フランス2TVが企画するフランス人が好きなモニュメントへの投票で、ブル王立僧院がローヌ・アルプ地域の一位になった。昨年秋から今年3月にかけて王立僧院(ブル美術館)で企画された『私の夢のかなた』展に筆者が制作したインスタレーション「火の天使」を設置した現場が地域の首位を獲得するとは、筆者も嬉しい。