フランス文化省が後援する現代アートセンター、2.北西フランス編
フランス文化省が後援する現代アートセンター(フランス文化省サイトへリンク): フランス文化省は、2012年の段階でパリのFRAC(作品買い上げ基金)であるル・プラトー(le Plateau)とリヨン近郊都市ヴィラーバンヌの現代アートインスティテュートを加え、全国で48の現代アートセンターを後援している。…
フランス文化省が後援する現代アートセンター、1.イル・ド・フランス編
「現代アートセンターとは?」 Les Centres d’art アートセンターは、現代アートの制作、実験、敷衍の場である。アートセンターは例えばFRACや美術館のような作品収蔵の機能は持たないが、芸術家のプロジェクトを一般へ広める役割を持っている。…
フランスTVブログ、カルチャーボックス紹介
フランスTV(テレビ)のブログには文化欄Culturebox(カルチャーボックス)が設けられ、現代文化のニュースを膨大な量の情報で網羅している。 Cultureboxは、映画(Cinéma)、展覧会(Expositions)、音楽(Musique)、劇場(Scènes)、傾向(Tendances)、本(Livres)の6項目に別れ、各項が国際的なイベントを含む沢山の情報を提供。…
2012年度、シャマランド現代アートセンターの企画コミッショナーにCOAL協会
COAL協会は2008年、アーティストと研究者を集め、現代アートと持続可能な開発の接点を求めて発足した協会である。 そのCOAL協会が、「自己の研究領域を顕示し、芸術家、科学者、エコロジストなどを交えて、持続可能な開発と文化の繋がりを広げる」ことを目的に、パリ南方に位置するエソンヌ県のシャマランド現代アートセンターの2012年度の企画をすることになった。…
ショーモン現代アートセンター / Domaine de Chaumont-sur-Loire
現代アートの現場、ドメーヌ・ド・ショーモン=シュル=ロワール、アート自然センター Le Domaine de Chaumont-sur-Loire, Centre d’Arts et de Nature ロワール川沿岸に数多の城があるのはよく知られているが、中でもショーモン=シュル=ロワールのショーモン城は、カトリーヌ・ド・メディチスからポワティエ・ド・ディアンヌが所有した城として知られ、18世紀19世紀にはショーモンのル・レ家は彫刻家ニニ、アメリカ人ベンジャミン・フランクリンやジェルメーヌ・ド・スタールなどを受け入れて知的文化の発祥の地ともなった。現在ユネスコの世界遺産の仲間入りをしている。 http://www.domaine-chaumont.fr/ ショーモンは1992年から「国際庭園フェスティバル(le Festival International des Jardins)」を開催していることからもよく知られており、毎年テーマにそって造形芸術家、ランド・アーティスト、美術学校、造園家、建築家などが作品を競い合う。4月から10月にかけての絶好の季節に数十万の入場を記録している。 ショーモン城が地域議会の管轄化に入った2008年、フェスティバルと並行して、自然を中心にアートを展開する現代アートセンター、Centes d’Arts et de Nature が開設した。ヤニス・クーネリス、エリック・サマック、ニルス・ウド、川俣正などが仕事をしており、2012年春から秋にかけての大イベントにむけて、10haの新しいスペースがオープンする予定となっている。…
La Kunsthalle ラ・クンストハーレ現代アートセンター
La Kunsthalle: ラ・クンストハーレ現代アートセンター アルザス地方ミュルーズ市。La Fonderie ラ・フォンドリー(鋳物工場)と呼ばれるオート・アルザス地方の大学の建物がここに2007年建設。19世紀に最初の汽車が作られた工場に由来して呼称されていたラ・フォンドリー通りがそのまま大学の建物の名前につけられた。大学La Fonderieの構内に、市の図書館、ならびに子供の芸術学習のためのアトリエ、そして現代アートセンターが同居している。その名をLa Kunsthalle。クンストハーレはドイツ語で美術館の意味でドイツの機関であるかのような錯覚を覚えるかもしれないが、フランス語の冠詞Laがつけられ、れっきとしたフランスの現代アートセンターである。 Website : http://www.kunsthallemulhouse.com/informations/pratique-coordonnees.php La Kunsthalle Mulhouse Centre d’art contemporain La Fonderie 16 rue de la Fonderie 68093 Mulhouse Cedex +33 (0) 3 69 77 66 47 kunsthalle@mulhouse.fr
現代アートの現場、ラ・ファブリック・ポーラ
LA FABRIQUE POLA、ラ・ファブリック・ポーラ – 2009年9月開館。ボルドー市が支援する現代アートのプロダクションの現場。2000年から、ボルドー地域の芸術家や協会が結集し、現代文化の創造に向かって実質的かつ経済的協力体制を作ろうと努力していたが、これにボルドー市が2400平米の建物を提供して目的を整理し、開館にいたった。センターは、版画、写真、オーディオビジュアル、鉄や木材処理のアトリエ、事務整理17室、アーティスト・イン・レジデンス、芸術家用アトリエ、若いアーティストのための構想の現場、食堂、宿泊設備などを完備。600平米の倉庫を備えている。 対象の芸術分野は7分野。造形芸術、建築都市工学、 写真、音楽、セリグラフィー、ビデオ、グラフィズム。活動分野は11分野に及ぶ。年間予算は、80万ユーロ(約9000万から1億円)。 Fabrique Pola 8 rue Corneille 33300 Bordeaux Tel: 33 (0)5 56 37 96 04 メール http://www.pola.fr/
サン・レジェ公園現代アートセンター
Le Parc Saint Léger – Centre d’art contemporain、サン・レジェ公園現代アートセンター。ブルゴーニュ地域議会、文化省支援現代アートセンター。現代アートの展覧会企画、アーティストインレジデンス(非公募)、野外展を企画。ヌヴェール市から10kmのプーグ・レ・ゾーに位置する。 http://www.parcsaintleger.fr/ Parc Saint Léger – Centre d’art contemporain Avenue Conti – (F) 58320 Pougues-les-Eaux Tél : +33 (0)3 86 90 96 60 Fax : +33 (0)3 86 90 96 61 E-mail de contact: contact@parcsaintleger.fr