[現代アートの現場紹介 - Appleboom – La Pommerie ラ・ポムリー]…
http://www.lapommerie.org/
Association
Appleboom – La Pommerie
19290 Saint-Sétiers, France
+33(0)555956234
(リモージュ地域コレーズ県)
地域の広大な自然公園のまっただ中にある協会経営の現代アートの現場。山間で自然の恵みに囲まれ、アーティストの制作と一般市民の芸術感化のためのアトリエを企画。
- アーティストインレジデンス
ビジュアル・アート、音響アート、総合芸術、の3部門。夏のあいだのレジデンス。
(2013年アーティストインレジデンス公募は12月10日に締め切り終了) - アトリエ
一般への芸術感化のためのアトリエを開催するに当たって、アーティストのプロジェクトを募集。 - 展覧会
アーティストインレジデンスのアーティストの展覧会。またテンポラリーな企画 開催。
活動開始の歴史と今:
1995年、オランダ人のヒュバーテュス・ノレン(愛称、ヒューブ)が、ラ・ポムリーに移住。ヒューブは銀行員をしたあと、美術史家となり、ギャラリーを経営していたが、ミルバッシュ台地の真っ只中で生活をするにあたり、典型的なリモージュの農家を改築して、アーティストインレジデンスに仕立てあげ、こうして協会「アップルブーム」が誕生した。
オランダで知り合ったこの村の出身のミシェル・ラヴイックスは、ムーヴァンスという協会の設立者でもあったが、ヒューブと協力をしてレジデンス・プログラムを組むようになった。10年の間に、世界中から、造形芸術家、音楽家、舞踏家、俳優など総計200人がラ・ポムリーに来て、レジデンスで活動を行っている。総合芸術部門の発展で、ラ・ポムリーは殊に音響アート方面で知られるようになった。
2007年7月、地域住民と総合芸術との一体化をはかり、ピエール・ルドンとポム・ビュシェが、「音」の問題を中軸に置いたレジデンスをプログラムへ編入。コンテンポラリー・アートのなかのサウンド・アートを、ビジュアルアートやパフォーマンスアート、即興、インスタレーション、ひいてはエコロジー、社会学、自然学やアニミズム、精神的行為や慣習に至るまで、音と結びついた世界と対峙する空間をクリエートしている。
「地域」と「エコロジー」の概念は、ラ・ポムリー独自のアプローチのなかで最も重要なもので、長いあいだに招待されたアーティストたちは、山間の自然公園に立地するミルバッシュ台地の雄大な自然環境を大いに利用し、自らの表現を練磨し続けており、リモージュ地域は芸術文化の盛んな地域でもあるが、ラ・ポムリーはなかでも最も漸進的な現代アートのクリエートに寄与するパイオニアとして、フランス国内のみならず国際的な評価を受け続けている。
2012年9月開催のアトリエ「L’Atelier de Géographie Populaire du Plateau de Millevaches」
ラ・ポムリーのスタッフ
President : Elie Kongs
Treasurer : Sabine Goudenèche
Production, coordination : Aurélien Mauplot
production@lapommerie.org
Communication : Gaëlle Maas
com@lapommerie.org
現在のイベント
http://www.lapommerie.org/versionanglaise/agenda.htm