フランスから―環境とアートのブログ

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Posts tagged "フランス電気会社"
フラマンヴィル原子力発電所で爆発

フラマンヴィル原子力発電所で爆発

ノルマンディー、マンシュ県の海沿いに位置するフラマンビルの原子力発電所で2月9日午前10時頃、爆発が起きた。当局は、「事故は放射能管理区域から離れた機械室で起きたもので職員5人が軽い中毒症状に陥っているが、直ちに収束して放射能漏れの危険は全くない」としている。

ネットで公開-仏財務相、ロビーに宣戦布告か

ミシェル・サパン仏財務相、ロビーの議員への圧力に抵抗、議員汚職撲滅に新法案提出 3月の閣議に、サパン法案No2を提出。「堅固な立法化により、賄賂の発生を抑える」として、政界と企業の癒着に対抗するとともに議員収賄防止に向けた新法案をル・パリジャンに発表した。ロビーと議員のあいだに行われるプレゼントや劇場・サッカーなどの招待、昼食や費用持ちの旅行などはこれから一切禁止。禁止事項が守られているかどうかを監視するロビー登録機構をつくる上で、「誰がどのような利益関係でどのような大臣と接触するのかなどを知ることが重要」と説明した。すでに2013年に設けられたLa Haute Autorité pour la transparence de la vie publique (HATVP、「公共生活の透明性のための権威当局(仮訳)」がロビーの監視役を担う。

グリンピース、原発へ侵入

2013年7月15日未明、環境保護団体グリンピースの29人のグループが、ドローム県のトリカスタン原子力発電所へ侵入し、フランソワ・オーランド大統領のポートレートに「事故があったら賠償できる? 災害の大統領」と書いた横断幕を建物外壁に取り付けた。以前もフランスで一番古いイフェッセンハイム原子力発電所にグリンピースの一団が侵入し、外部の人間が簡単に入れるほど原子力発電所の警備が不十分であることを証明して見せており、今回も目的は原発の安全性に疑問を投げかけるもの。侵入プランは入念に計画されたもので、多国籍の29人もの団員が二方向からユニフォーム姿で侵入し、原子力建屋の外壁にヒビをイメージしたイリュミネーションを投影するなど、手の込んだセットが用いられた。数時間後、不法侵入した29人は警察に全員捕縛され、今後二度とこのような行為を繰り返さないよう懲戒される見込み。
フランス、競争に入った原発の廃炉・解体産業

フランス、競争に入った原発の廃炉・解体産業

[大産業化する原発解体] フランス原発58機の廃炉解体費は320億ユーロ(フランス財務省試算) “Retour à l’herbe”(草への回帰)とは、原子力発電所を解体して、土地を自然に返す意味。 フランスの大会社VEOLIA(ヴェオリア)が今日、原子力エネルギー委員会(Commissariat à l’énergie atomique/ CEA)と、CEA管轄下の発電所や研究所などの原子力設備の解体事業を受け持つことで合意し、調印した。…
フランス最大、ロレーヌ地方に太陽光発電所

フランス最大、ロレーヌ地方に太陽光発電所

フランスのロレーヌ地方に、フランス電気EDFが、広大な元軍要地を利用し、太陽光発電所を開設。2012年11月13日に初稼動した。フランス最大のソーラーパネルによる発電所。115MWcのキャパシティをもつといわれる。 北フランスのロレーヌ地方は太陽が少なく、太陽光発電には不向きと思われるかもしれないが、アメリカ製の効率のよい新世代のパネルを最大限に設置して、曇天でも発電が可能という。 現在のところ、フランスでは総発電気量の0.6%を太陽光発電が占める割合となっているが、発電所が加速的に増設されており、11月18日には、もう一箇所、ヨンヌの太陽光発電所が竣工することになっている。 フランス電気会社ニュース・ページ、フランス最大、ロレーヌ地方の太陽光発電所。 http://www.edf-en.fr/fr/actualites/evenements