ノルマンディー、マンシュ県の海沿いに位置するフラマンビルの原子力発電所で2月9日午前10時頃、爆発が起きた。当局は、「事故は放射能管理区域から離れた機械室で起きたもので職員5人が軽い中毒症状に陥っているが、直ちに収束して放射能漏れの危険は全くない」としている。

しかし、県とフランス電気会社EDFによると、フラマンヴィル原発の3基の原子炉のうち一基がこの事故によって停止した。「機械の問題に他ならない。送風機が過熱して発煙し発火した」と県知事。EDFは「大きな音がしたが、爆発ではない」と主張し、「原発や周辺環境の安全には何の影響もない」と公表した。

モーゼルのカットノン原発で起きた火災に加え、この十日で3回目の原発構内での火災となるフラマンヴィルの事故は、脱原発を推進する環境団体の懸念を煽っている。中でもグリンピースは、「原子力委員会自体が、原子力の安全性に不信感を抱いている。フランスの原子炉が老朽化とともにその半分が重大な欠陥を抱えているからだ」とコメントした。現在、フランス電気会社の原発7基が停止中だ。

フラマンヴィル原発は何かとメディアの材料となってきた原発だ。現今建設中の第3基目のEPR新型原子炉が当初の見積もりを大きく上回る3倍の費用を必要としながら未だに建設中であることや、2015年末に2番目の原子炉が火災を起こしたり変電気の故障で5ヶ月運転を停止したりなどの事故続きによるものだ。

フランス電気会社EDFのサイトによれば、フラマンヴィル原発は、1985年(第1基)、1986年(第2基)に竣工し、それぞれの原子炉が1.300 メガワット (MW) 、フランスの電気全体の4.5%を生産してきた。

フラマンヴィル原発で火災事故 2017年2月9日、ラ・リベラシオン

フラマンヴィル

http://www.liberation.fr/france/2017/02/09/explosion-a-la-centrale-de-flamanville-mais-pas-de-risque-nucleaire_1547371

http://www.lemonde.fr/energies/article/2017/02/09/une-explosion-s-est-produite-a-la-centrale-de-flamanville-la-prefecture-ecarte-un-risque-nucleaire_5077093_1653054.html?utm_campaign=Echobox&utm_medium=Social&utm_source=Facebook#link_time=1486639214