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Posts tagged "連合軍"
第一次世界大戦停戦100年、パリに各国首脳集まる

第一次世界大戦停戦100年、パリに各国首脳集まる

2018年は第一次世界大戦終戦からちょうど100年目。当時の首相ジョルジュ・クレマンソーが停戦条約に署名した11月11日の今日は世界の首脳をパリに集めて凱旋門の足元で停戦記念と慰霊が行われた。 ヨーロッパにおける第一次世界大戦の激動は、大戦勃発ちょうど100年を迎えた2014年にフランス中で大特集が行われ、当ブログも少し詳細に記録をしているので、参照ください。http://shigeko-hirakawa.org/blog/?p=9116(11月11日11時、第一次大戦開戦から100年) 第一次世界大戦の死者は一千万人を超える。
11月11日11時、第一次大戦から100年

11月11日11時、第一次大戦から100年

今年の11月11日の休戦記念日は特別だ。1914年に第一次世界大戦が勃発して100年を迎え、激しい戦場となったヨーロッパ各地で大々的な記念行事が行われた。フランスTVは100年目に際して、第一次世界大戦の傷跡を特殊な航空写真を検証する考古学者の目で激戦地ヴェルダンが受けた弾痕による土地の疲弊を追い、また、闘いで初めて使われたという化学兵器(マスタード弾と呼ばれた催涙爆弾)で汚染された土地に訪れ、今日も立ち入りが禁止されている地区を取材した。ここでは未だに毎日のように不発弾や銃弾が採取され続けている。(下のビデオ参照:汚染されたヴェルダンの土地で、2012年だけで47トンの不発弾採取)。100年後の傷跡はまだ生々しい。…

70年前の「ドラゴン作戦」、フランス解放へ

8月15日。日本は69年目の終戦記念日。フランスはこの日は聖母の被昇天(せいぼのひしょうてん、L’Assomption de Marie)にあたり、休日だ。カトリック教会では聖母マリアが肉体と魂を持って昇天したことを意味し、1950年からローマ教皇が宣言して教義となった。8月15日という日は、5世紀に聖母マリアを祀った最初の教会がエルサレムへの奉献をした日であるらしい。 一方で、8月15日はフランスにとっても第二次世界大戦を終了させる重要な記念日のひとつとなっている。1944年8月15日早朝、フランスを占領していたドイツ軍を押さえ込む「オペラシオン・ドラゴン」が開始された。6月6日、ノルマンディー上陸作戦で英仏海峡側の北フランスから進攻した連合軍は、一方で70日後の8月15日、南フランスのプロヴァンスへ上陸、進攻を開始した。戦艦2000隻、フランスのレジスタンス軍、イギリス軍、アメリカ軍総計26万人がテウルThéoule からロンド・レ・モールLa Londe-les-Mauresまでの25kmの海岸線に上陸した。前夜の8月14日、19時15分、ロンドンのBBCラジオが「ナンシーは肩こり」という暗号を拡散して各方面へ実行を伝え、明け方5000を超えるパラシュート部隊が舞い降りて戦いが始まり、戦闘の最前線はアゲからカヴァレールまでの70kmにも及んだという。…
D-Day、6月6日、ノルマンディー上陸70周年

D-Day、6月6日、ノルマンディー上陸70周年

D-Day (仏語:Jour-J)とは、1944年6月6日、ドイツ占領下のフランスを解放するために連合軍によって行われたノルマンディー上陸作戦の日。今年はちょうど70周年にあたり、G7でブラッセルに集まっていた首脳を含め、ロシアのプーチン大統領、イギリスのエリザベス二世女王など各国重要人物がウィストレアムに集う大きな行事となる。ノルマンディーの海岸一帯の150の市町村が厳重警戒下におかれて通行止め。すでに5日から400のイベントが始まった。 フランステレビインフォ、D-Dayスペシャル(FranceTVinfoページへ)