サーレワーク・ゼウデ、エチオピアの初の女性大統領に
2018年と2017年の少し古い話になるが、二つの国の二人の女性が世界の首脳に加わった。 エチオピア初の女性大統領と女性の権利 2018年秋、エチオピア国会は、サーレワーク・ゼウデを初の女性大統領に選出。外交官として豊富な経験を持つサーレワーク・ゼウデは、アフリカで唯一の女性国家元首となった。女性大統領が誕生したのは、首相のアビイ・アーメドが、閣僚の半数に女性を任命した1週間後のことである。就任誓約の後サーレワーク大統領は、エチオピアにおける男女平等を実現するために精勤することを約束した。議会議員に向けては、「平和のない世界に苦しむ母の名において、皆さんに直ちに平和のために立ち上がっていただくようお願いします」と、平和を推進することを誓った。
マクロン政府へ不信つのる、環境破壊に歯止めなし
我々は環境政策の「危険な後退の時代」に入った パリ協定に加え、マクロン政権は環境アクテイヴィストのニコラ・ユロを環境大臣にし、政府もろとも地球保護へ邁進するはずではなかったか?元環境大臣のコリーヌ・ルパージュ(Corinne Lepage)は、「2017年にマクロンを支援するよう他へ呼びかけたのは間違っていた。政府の環境政策は私たちを、現実の選択肢とは全く逆方向の危険な後退の時代へと導いている」と警告する。
安全保障法案という名の「戦争法案」、強行採決
パリで祭日のキャトルズ・ジュイエに沸くさなか、日本では戦後70年平和憲法の下に築いてきた日本の社会を覆す先兵となる安倍政権の「戦争法案」が衆議院特別委員会で委員長職権のもと、強行採決された。「違憲のまま議論が進んでいる」などの重要課題を残し、市民の反対を押し切り、「残念ながら理解を得ていない」という首相のことばとはうらはらの強行採決。法案が通ってから説明、などという本末転倒をまかり通した。 毎日新聞、電子版で続きを ・<安保法案>衆院特別委で可決 与党単独で強行採決
アクチュアリティ
[「みんなに結婚の自由を」法案、10日間のマラソン協議終了、国民議会で投票の運びへ] 社会党オーランドの選挙公約の一つだった同性同士の結婚を正式に認める「みんなに結婚の自由を」とよぶ法律の立法化が、右派勢力を含めキリスト教団体や一般市民を含む反対派により、国民議会に通過させる前に法案そのものを国民投票で問うべきとする猛烈な要請を浴びていたが、昨日、丸10日間にわたる細則の検討を終えて、法案は無事、国民議会で投票にかけられることになった。 リベラシオン電子ニュース Libération: 法案についてのマラソン協議は、同性同士の結婚と同性婚を行ったカップルによる子供の養子縁組や人工受精が問題で、反対派の中枢にある右派UMP党と、昼夜土日を問わずぶっ続けの討論が最後まで行われた。…
アクチュアリティ・日本、すみずみ聞きましょう今日の日本のニュース
[特集、日本とアメリカの核廃棄物処理場、モンゴルに建設計画] 大阪毎日放送、ラジオ番組、たねまきジャーナル、2012年9月19日、要点取りまとめ。 ・原子力規制委員会、9月19日発足。驚くべき人選、原子力ムラに有利、新委員の昇進に利点。国民置き去り。 ・新原発建築了承で、脱原発また遠のく。 [特集、核廃棄物をモンゴルへ?] ・モンゴルの少数民族の住むところへ日本の廃棄物を持っていく計画に愕然。自国の危険物を外国へ? モンゴルはソーラーパネルの自家発電が敷衍した再生エネルギー利用国であり、またウラン産出国でもある側面を持っている。モンゴルへの廃棄物処理場建設計画が実行されてしまうと、日本の原発は突っ走ってしまう可能性が大きい。いまこそ反原発の国際的な連帯が望まれる。…
大飯原発再稼動決定に際して、原発の危険性を見直す-ビデオ特集
福島第一原発事故のあと、科学的また病理学的、また経済的な部分その他、多義にわたる方面から作られた沢山のビデオがインターネットにアップされている。 原発について多くの反対署名やデモが行われたが、某東京都知事はこれに対して「原発は国民がうんぬんすべき問題ではない」と言い、驚いて開いた口がふさがらないままだ。…
アクチュアリティ
緊急!エジプト、ムバラク失脚 - チュニジアのベン・アリ大統領が国外亡命してチュニジアの独裁政治が終了を告げたのをきっかけに、2011年1月25日、エジプト国民がムバラク大統領の退陣を迫って立ち上がった。以来、数十万数百万といわれるエジプト人がカイロに集中して軍隊と衝突し、死者を出すなどしていたが、今夜、とうとうムバラク大統領が政治から退くことをTV放送。失脚が明らかとなった。エジプトの長年にわたる独裁政治が終焉を告げ、国民が勝利。民主主義へ向かってカイロが沸きかえっている。(フランスTV) 数字: 政府打倒に市民を駆り立てたのはフェイスブック。1月25日からこの日までの弾圧で、総計死者365人、負傷者5500人を出した。ムバラクが退いたあとの政権を誰が握るか、まだ明らかになってはいない。(2月17日、フランスTV)