クライメート・チェンジは現実、プラネット2020
気候変動、火災、洪水が荒れ狂う アメリカ、NBCの特集「プラネット2020」 ビデオ放映 2020年9月22日 巨大サイクロンや自然火災に破壊されるアメリカの都市の数々。北極圏の氷解凍で目に見えて海面上昇する島々。クライメート・チェンジによる自然災害の拡大はここまできている。
カリフォルニアの大火災は気候変動のせい ⁈
カリフォルニアの歴史的三大火災のうちの一つがこの火災と言われる大火災が発生し、今もなお、アメリカ西海岸のワシントン州、オレゴン州、アイダホ州をまたがり、11の州で燃え続けている。カリフォルニア州知事は、「火災が年々激しくなっているのは気候変動のせい。まさに、この火災は気候変動そのものなんですよ」と述べた。果たして気候変動はカリフォルニアにどのように影響を与えているのだろうか。
オーストラリア火災、放火で24人逮捕
昨年9月から始まって全土を焦土化しているオーストラリア火災では、少なくとも25人が死亡。2000件余りの家が消失した。 1470万エーカー焼失、ニュー・サウス・ウェルズで4億8000万の野生動物が死亡、同州の火災は136箇所に及び、消防士2700人が火災を喰い止めるべく消火にあたっている。ほぼアメリカ合衆国と同じ広さを持つオーストラリアの惨状は、すでにネット上で世界の同情をかっている。 1月8日、オーストラリア警察は、故意に火つけをした24人を逮捕した。
気候変動、「緊急事態」
気候変動による地球激変は緊急事態 2018年11月23日、アメリカ全土の気候変動調査に携わる13の施設が総計1656頁に上る報告書『国立気候アセスメント』を発表した。それによると、「人間活動が原因の気候変動の証拠は目に余るほどで、これからもひどくなり続ける」という。国民全体に影響が及ぶ「緊急事態」宣言だ。 (アメリカ政府発表という名の下であるが、この報告書は4年に一度取りまとめられる全国レベルの報告書で、トランプ政権の関与なく発表されたもの)