カリフォルニアの歴史的三大火災のうちの一つがこの火災と言われる大火災が発生し、今もなお、アメリカ西海岸のワシントン州、オレゴン州、アイダホ州をまたがり、11の州で燃え続けている。カリフォルニア州知事は、「火災が年々激しくなっているのは気候変動のせい。まさに、この火災は気候変動そのものなんですよ」と述べた。果たして気候変動はカリフォルニアにどのように影響を与えているのだろうか。

CBS TV September 13, 2020

 アメリカ西海岸の気候変動

・平均気温の上昇 … 9月13日のCBSTVニュースによれば、1980年から2020年までの40年の間に、平均気温が⒈8°F上昇しており、北アメリカの西海岸から南にかけて広範囲で長期的な干ばつ傾向が見られる。

CBS TV 平均気温の上昇

CBS TV  赤い地域が長期的な気温上昇とそれによる干ばつに見舞われている地域

・カリフォルニアの火災シーズンが、1970年代に比べて2ヶ月から3ヶ月長くなった。

・1972年から、カリフォルニア火災は 5倍に増加。

・20の大火災のうち 17件は 2000年から 2020年の間に発生している。

CBS TV 1970年代に比べて確実に規模が大きくまた回数も増えたカリフォルニア火災の現状。

 

CBS TV  カリフォルニア州知事ギャビン・ニューサム氏 「カリフォルニア火災は気候変動のせい」と語る。