アクチュアリティ、Le Zap
クリスマス、警戒さらに強化 同時多発テロから1カ月半。ノエル(クリスマス)から年末にかけて移動の人出が最高潮になるため、軍、警察、所轄の警備のみならず、ボランティアが繰り出して警戒に当たっている。特に、500万人の利用が予想される鉄道は、例えばパリ北駅には手荷物のスキャン機器が施設され、一人ひとりが通過を義務付けられた。このためフランス鉄道は、早めに駅に来るよう利用客に呼びかけている。タリス(ベルギー、オランダ方面への列車)が発着する北駅は、警戒も空港並だ。また、今夜のミサで各地の教会に人が集まるため、ボランティアが教会へ入る人々の荷物検査やコートのなかを見るなどの警備を行なっている。パリのサン・シュルピス教会では、「せっかくのノエルに残念ですよね」と、信者。「こんな検査くらいでテロが防げるとはさらさら思ってはいません。警備がいることでちょっと時間を稼いで人を逃がせるとか、その程度でしかない」と教会の牧師は懐疑の表情を浮かべながら言った。
もう、この季節
え、もう!? という季節のいろどり。いろいろブログをすることが溜まっていた矢先、先週までピアノがあった円形の台の上に出現したクリスマス・ツリーを結局先にアップ。パリ郊外、近所のショッピング・センター、ヴェリズィ・ドゥー(2)で昨日撮影。(S.H.)
ノエル Noël
[フランスは7番目] ヨーロッパ19カ国のうち、クリスマスのために家計を割く国についてアンケート。一番寛大なのがアイルランドで、クリスマスのために年収の3.11%を費やすという。次はスイス。フランスは7番目で、一般家庭はクリスマスのプレゼントなどに平均606ユーロを支出。また反対に財布の紐を緩めないのはリュクサンブール、ギリシャ、そしてオランダ。リュクサンブールは国民生産高ではヨーロッパのトップクラスにあるが、クリスマスに関して特別支出をしない。経済危機のギリシャは平均319ユーロを使う。オランダは最低の260ユーロという結果が出た。(BFMTV) [教会、ミサへの人集めに努力]
Champs-Elysées
Champs-Elysées シャンゼリゼ、クリスマスの装い - あと、ちょうど一ヶ月 今日のPHOTOS: Photos by Shigeko Hirakawa 2011.11.25