アクチュアリティ、Le Zap
一日100ユーロの損、ブルターニュで家畜業者たちの怒り ブルターニュの家畜・乳産品業者、主に、養豚、牛、牛乳生産をしている農業経営者たちが、市場価格値下げによる赤字の増大で、怒り爆発。ブルターニュの国道をあちこちで塞ぎ、タイヤを燃やしたり瓦礫を自動車道にばら撒いて通行を止めるなどし、対応に警察が躍起になっている。「こういう行動にでも出ないと、誰にも聞いてもらえない!」。一日100ユーロの損、これが彼らの現状だ。
UMP党、「共和党」に改名して初めての集会は・・・
保守野党第一党の、UMP国民運動連合(Union pour un Mouvement Populaire)は2015年5月30日、サルコジ代表が党名変更を提案し、党員投票で8割強の賛成が得られたことをうけて、党名を共和党(きょうわとう、Les Républicains)と改称するに至った。先週土曜、共和党はヴィレットで初の党大会を催した、のであるが、6月1日夜8時のフランス2TVは、「土曜の大会の様子はどの放送局も共和党配信の同じ映像が流れて集会は盛会という印象を焼き付けたが、事実はどうやら彼らの作った映像とだいぶ異なるかんじ・・」と切り出し、フランス2は自局が取材した映像を見せ、集会が露呈した内部状況を報道した。
大統領決選投票 フランソワ・オーランド勝利!
5月6日(日)、フランスの大統領決選投票は、社会党フランソワ・オーランドが勝利。まだ現在開票中で、予想はフランソワ・オーランド51.7%、ニコラ・サルコジは48.3%(白紙投票は数えない)。先ほど現地時間21時30分、オーランドの勝利演説が地元チュル市で行われたばかり。1995年ミッテラン以来、17年ぶりの社会党政権樹立となる。 熱狂的なオーランドと社会党を支持する人々がバスティーユ広場に集まり、夕方からうごかずにオーランドの到着を待ち望んだ。アメリカのオバマ大統領から祝辞が到着。オーランド新大統領は、チュルから特別機でパリ近郊のブルジュ飛行場へ着き、60台ほどのジャーナリストのオートバイに囲まれながら乗用車で社会党の重要メンバーが揃ったバスティーユに向かい、零時半ごろ到着して埋め尽くす民衆の前で演説。左派政治の力量発揮に期待。