ショーモン現代アートセンター / Domaine de Chaumont-sur-Loire 2012年企画オープン
現代アートの現場、ドメーヌ・ド・ショーモン=シュル=ロワール、アート自然センター Le Domaine de Chaumont-sur-Loire, Centre d’Arts et de Nature 2012年4月6日および5月11日、アート自然センターの2012年企画展覧会オープン。2008年から特設された現代アートセンター「アート自然センター」は、今年下記の14人のアーティストを招待して開催中である。Sarkis氏は、一昨年から取り掛かっていたサントル地域発注の72枚のステンドグラスが完成し、ショーモン城内に設置されて今年度の企画展覧会と同時に一般に公開されることになった。 展覧会は2012年11月7日まで。 [アーティスト] Darren Almond, Michel Blazy, Peter Briggs, Patrick Doughety, Shigeko Hirakawa, Alex MacLean, François Méchain, Jean-Luc Moulène, Patrick Tosani & Tania Mouraud, Brigitte Olivier, Giuseppe Penone, Eric Poitevin, Samuel Rousseau, Sarkis, Gilles, Walusinski [作品写真]
PHOTOS 冬のパリ、パリ市立近代美術館付近
今日のPHOTOS Photography of Shigeko Hirakawa
「空気が危ない?光合成の森」プロジェクト2011 コンセプトと展覧会概要
2011年3月11日の東北大震災と福島第一原発事故という日本の国のみならず世界にとって衝撃的な災害が起きた。金津創作の森の個展では、「空気が危ない?」プロジェクトを通してこの厳しい現実へどのようにアプローチをするべきか、長いあいだ思索をすることになった。 その結果、「空気が危ない?」プロジェクトの大本の展示に加え、アート・コア美術館のギャラリー部分を利用してヨーロッパからの目を紹介するコーナーを設けることにした。 題して「外からの目」。 福島原発事故をモニタリングして毎日新しいニュースをアップするフランスを中心とした欧州のブログを12個選択し、一番新しい内容をプリントアウトして 6mの壁に貼り付けたもので、事故から7か月後(展覧会当日)も真剣に真実を求めて資料を集めて公表し科学的に災害を見極めようとする、日本からはなかなか 見えない日本に対する「外の目」を紹介した。これは、「空気が危ない?」プロジェクトが、欧州各地に設けられた5000箇所の空気観測所のモニタリング(数多くまた長いあいだの観測)を 集計してえた結果をまとめた報告書からインスピレーションを得たことから、ものごとの観測の「目」の置き場をもとに発想したもので、福島原発事故をめぐる第三者の目を紹介することで、科学的な姿勢でおこなわれる「モニタリ ング」のようすを浮き彫りにして真実を求める外からの目を紹介しつつ、日本をとりまく見えない壁を取り払おうとこころみたものである。…
Venise/ Venezia/ ベニス (2)
Venise/ Venezia/ ベニス (2) 今日のPHOTOS: Photos by Shigeko Hirakawa
Mulhouse、アルザス地方ミュルーズ、May 2011
今日のPHOTOS: Mulhouse アルザス地方ミュルーズ付近の山々と湖、2011年5月。 Photos by Shigeko Hirakawa Copyright: Shigeko Hirakawa
Versailles – ベルサイユ 2011.4.30.S.H.
今日のPhotos: Photos by Shigeko Hirakawa, April 30, 2011 in Versailles Copyright. Shigeko Hirakawa
展覧会、アートとその真髄
http://www.lartenlamatiere.fr/#/4-villes-4-oeuvres/marseille/ ヘリオフロール(太陽の花)展 2011年1月27日から30日までマルセイユ、バルジュモン広場。フランス化学産業連合主催、ユネスコが定めた国際化学年の年頭展覧会。 Hélioflore: ヘリオフロール(太陽の花)、2008年構想、2011年1月完成。高さ4m、直径6m20cm。 鉄、ソーラーパネル、LED、エポキシその他。(Shigeko Hirakawa)
人間の虹
Human Rainbow/ Arc-en-ciel de l’humanité/ 人間の虹、アントニー市メゾン・デ・ザール・アート・センター 高さ12m、直径2.7m、特殊繊維200平米。Video copyright: S.H. 虹はひとつの気象現象で、空気中に水が浮遊し太陽光線がいい角度にかかったときに出現して目に見える。この現象は、その大きさと美しさ、また不思議さのために、太古の昔から民族によって、また見る人によって、実にさまざまな解釈がなされてきた。アントニー市の虹は、したがって私固有の「解釈」をかたちにしたものなのである。 バイブルの黎明期の虹は、「神が人間に対して契約を行った徴」に出現したものだといわれている。神のいう契約には、地球のあらゆる生物の命を自由にする権利も人間に譲りわたすという意味があるという。自由を与えらたこのとき以来、人間は地上のものを濫用し、多くのものを絶滅に追い込んだ。危機に瀕する地球のために、バイブルの黎明期の文章をそのまま利用し、こんどは「人間が地球に対して新たな契約を結ぶ徴」として虹を出現させようという提案をアントニー市に提出した。今まで濫用してきた自由を返上し、地球を主体に考え直しましょう、というわけだ。 私の解釈によるアントニーの虹は、水の中から立ち上がり、一番下の緑色は地球の緑を象徴。一番上の青は空の色を象徴して、地球から空に向けてプリズムの色を変化させていく、地上と天を結ぶ虹となっている。(S.H.) もう一つの解釈: インスタレーションの作業を手伝った企業の黒人の一人が、あらゆる色(人種の・・・)を一つに統一する虹をみて、「これは私たちの虹」と発言。 アントニーに住む老婦人は、「そうよ!神様が自分の過ちを認めなきゃいけないわよね、自分が間違ってたって・・・」。 平川滋子個展、2010年12月15日まで。 Maison des Arts d’Antony Parc Bourdeau 20, rue Velpeau 92160 Antony FRANCE Information: +33(0)1 40 96 31 50 Web site of the City
VIDEO Appel d’air #2
平川滋子「アペル・デール(空気の誘引」(ルーアン市植物公園) ルーアン市企画「ルーアン・アンプレッショネ」展 2010年6月-8月 Appel d’air #2, 2010 Rouen, France Copyright: Shigeko Hirakawa
ルーアン・アンプレッショネ展、作品と7月3日記念スチール
2010年7月3日ルーアン・アンプレッショネ展オープン。 アーティストの作品: オープニング・スチール: