フランスから―環境とアートのブログ

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VIDEOS 「空気が危ない?光合成の森」

VIDEOS 「空気が危ない?光合成の森」

金津創作の森企画 平川滋子展「空気が危ない?光合成の森」(福井県あわら市) 2011年10月22日-12月11日 Youtubeオンライン、ドキュメンタリー・ビデオ22本へリンク: 「空気が危ない? 光合成の森」ビデオプレイリスト
「空気が危ない?光合成の森」プロジェクト2011 コンセプトと展覧会概要

「空気が危ない?光合成の森」プロジェクト2011 コンセプトと展覧会概要

2011年3月11日の東北大震災と福島第一原発事故という日本の国のみならず世界にとって衝撃的な災害が起きた。金津創作の森の個展では、「空気が危ない?」プロジェクトを通してこの厳しい現実へどのようにアプローチをするべきか、長いあいだ思索をすることになった。 その結果、「空気が危ない?」プロジェクトの大本の展示に加え、アート・コア美術館のギャラリー部分を利用してヨーロッパからの目を紹介するコーナーを設けることにした。 題して「外からの目」。 福島原発事故をモニタリングして毎日新しいニュースをアップするフランスを中心とした欧州のブログを12個選択し、一番新しい内容をプリントアウトして 6mの壁に貼り付けたもので、事故から7か月後(展覧会当日)も真剣に真実を求めて資料を集めて公表し科学的に災害を見極めようとする、日本からはなかなか 見えない日本に対する「外の目」を紹介した。これは、「空気が危ない?」プロジェクトが、欧州各地に設けられた5000箇所の空気観測所のモニタリング(数多くまた長いあいだの観測)を 集計してえた結果をまとめた報告書からインスピレーションを得たことから、ものごとの観測の「目」の置き場をもとに発想したもので、福島原発事故をめぐる第三者の目を紹介することで、科学的な姿勢でおこなわれる「モニタリ ング」のようすを浮き彫りにして真実を求める外からの目を紹介しつつ、日本をとりまく見えない壁を取り払おうとこころみたものである。…
Ephémère

Ephémère

《Ephémère: 蜉蝣(かげろう)》展 Les Rives de l’Art Association レ・リヴ・ド・ラール協会主催、第3回現代アート展 2011年8月1日から9月30日まで。 サイトスペシフィック・インスタレーションでドルドーニュ地方の6村を結ぶ展覧会。今年は7名のアーティストが招待参加。アーティストが現地にインスピレーションを受けて制作し、新しい視野を開く。 アーティスト: Sandra AUBRY & Sébastien BOURG, Dominique BAILLY, Marco DESSARDO, François FRECHET, Laurent SFAR, Fernando COSTA 写真展: Nils UDO (モンバズィヤック城) 2011年展覧会プレスリリース

展覧会、パリ‐デリー‐ボンベイ…展 MNAM

パリ-デリー-ボンベイ、アーティストから見たインド展 Paris-Delhi-Bombay… @centrepormpidou ポンピドーセンター国立近代美術館 2011年5月25日から9月19日まで。 現代インド人作家、フランス人作家が集い、現代のインドをアートにする。インドとフランスの初企画。参加作家50人。 Paris-Delhi-Bombay… @centrepormpidou [TRAILER HD]
Vincennes ヴァンセンヌ

Vincennes ヴァンセンヌ

  Château de Vincennes ヴァンセンヌ城 今日のPHOTOS: 2011年7月31日。 Photos by Shigeko Hirakawa Copyright: S.H.
Bernar Venet

Bernar Venet

ヴェルサイユ宮殿で、ベルナール・ヴネ展 2011年6月1日から11月1日まで。 アメリカ在住のフランス人アーティスト、ベルナール・ヴネ(70歳)の展覧会がヴェルサイユ宮殿で行われている。すでにここで行われたジェフ・クーンズ、村上隆展に続き、住民協会には大変不評のもよう。周辺からは撤去の申請がでたが、11月まで彫刻はそのまま置かれることに決定した。ジェフ・クーンズや村上隆とは幾世代も離れた古参のベルナール・ヴネは巨大な鉄の彫刻で著名で、長いあいだオーソドックスな仕事を継続してきた。こうしたアートも歴史の町は自分が誇りとするベルサイユ宮殿に受け入れたくはないらしい。 コールテン鋼、高さ22m。

展覧会

パリ市立近代美術館 Apartés : http://mam.paris.fr/fr/expositions/apartes 2011年1月14日から5月7日まで。 常設展示室において、最近美術館が購入した若いアーティスト、デルフィンヌ・コワンデ(Delphine Coindet)、アリアンヌ・ミシェル(Ariane Michel)、ラファエル・ザルカ(Raphaël Zarka)の3人の作品が中心となって紹介されている。ビデオインスタレーション、インスタレーション、写真、オブジェなど。また館内にはこの展示にあわせて設置されたクラウス・リンケなど1970年代のインスタレーションもみることができる。 INCI EVINER, Broken Manifestos : http://mam.paris.fr/fr/expositions/inci-eviner 2011年1月13日から4月3日まで。 SAM ART PROJECTSの枠内で2010年8月からヴィラ・ラフェでアーティスト・イン・レジデンスをして作品制作をしたイスタンブール在住のトルコ人アーティスト、インシ・エヴィネーのビデオ・アート。 Musée d’Art Moderne de la Ville de Paris パリ市近代美術館 11 avenue du Président Wilson 75116 Paris Tél : 01 53 67 40 00 ACCÈS 交通 Bus : lignes 32, 42, 72, 80, 82 et 92 Métro : ligne 9 –...

展覧会、アートとその真髄

http://www.lartenlamatiere.fr/#/4-villes-4-oeuvres/marseille/ ヘリオフロール(太陽の花)展 2011年1月27日から30日までマルセイユ、バルジュモン広場。フランス化学産業連合主催、ユネスコが定めた国際化学年の年頭展覧会。   Hélioflore: ヘリオフロール(太陽の花)、2008年構想、2011年1月完成。高さ4m、直径6m20cm。 鉄、ソーラーパネル、LED、エポキシその他。(Shigeko Hirakawa)  
ルィーズ・ブルジョワとユージェニィ・グランデ

ルィーズ・ブルジョワとユージェニィ・グランデ

メゾン・ド・バルザック(バルザックの家)で、ルィーズ・ブルジョワ展 2010年5月31日にニューヨーくで亡くなったルィーズ・ブルジョワが、2010年11月開催のために間際まで力を入れていた展覧会。パリ16区にあるメゾン・ド・バルザック(文豪オノレ・ド・バルザックの家)のためにルィーズ・ブルジョワはバルザックの代表作のひとつ『ユージェニィ・グランデ』のヒロイン、ユージェニィに自己同定して作品を作った。そのデッサン、詩、刺繍、ビデオが現在バルザックの家で展示されている。赤い水彩で描いた98歳のルィーズ・ブルジョワの自画像は、ヒロインのユージェニィのように若々しい。刺繍やデッサンの繊細な作家の手の動きの跡に呼応するように、展示室の壁に書かれたブルジョワの詩やバルザックの文章は鉛筆で書かれており、繊細な銀色の光を放って作品とよくマッチしている。小さい展覧会ながら意気を感じる作家の最後の作品を見るために大勢の入館者。メゾン・ド・バルザックは文豪バルザックの自筆の文章校正や、当時の新聞や雑誌などに使われた人物像などの版画の原版、またバルザックをモデルにした彫刻が展示され、その業績も当然一緒に鑑賞することができる。 展覧会は、2011年2月6日まで。 Maison de Balzac 47 rue Raynouard 75016 Paris Tél : 01-55-74-41-80 www.balzac.paris.fr

Anish Kapoor

Anish Kapoor  アニッシュ・カプーア、 《Turning the World Upside Down》展、 ロンドン、ケンジントン・パーク、2011年3月13日まで。 An exhibition organised by The Royal Parks and the Serpentine Gallery 28 September 2010 – 13 March 2011 Video : Anish Kapoor: Turning the World Upside Down in Kensington GardensfromO Production Ltd. BBC London News  - Anish Kapoor
Mehmet Ali UYSAL

Mehmet Ali UYSAL

アーティスト紹介: Mehmet Ali UYSAL メハメット=アリ・ユイサル、1976年トルコ生まれ。 地球の皮膚をつまむ洗濯ばさみ、”SKIN-2” Web-site of the artist Festival 5 Saisons ベルギー、フェスティバル・サンク・セゾンに展示中。2010年10月16日から。 FESTIVAL CINQ SAISONS Parc de Hauster Rue Hauster 9, 4051 Chaudfontaine Belgique http://www.festival5saisons.org/?hl=fr_FR

人間の虹-展覧会

フランス、オー・ドー・セーヌ県アントニー市企画、平川滋子《人間の虹》展(野外展) メゾン・デー・ザール・アート・センター 2010年10月12日から12月15日まで。新作コンセプト紹介パンフレット提供。 2010年10月12日、18時30分からオープニング。 作品《人間の虹》: 高さ12m、直径2.7m。特殊繊維200平米。

アトモスフィア + 展覧会

Itinéraires BIS イティネレール・ビス文化振興協会企画、現代アート散策《アトモスフィア + 》展。ブルターニュ中西部、コート・ダルモール県の支援の下に数町にまたがって展覧会開催。広い地域をカバーする4つの回覧コースが設けられている。 Exposition Parcours d’art contemporain, “Atmosphère +” 2010年9月18日から10月31日まで。 参加町: SAINT-GELVEN, GOUAREC, PLÉLAUFF, MELLIONNEC, ROSTRENEN, PLOUGUERNÉVEL アーティスト: MICHÈLE CIRÈS BRIGAND, VICTORIA KLOTZ, LES M DESIGN JUTTA STROHMAIER, JÉRÔME DURAND, BOUCHRA KHALILI, THIERRY LAFONTAINE, SYLVIE UNGAUER, JÉRÔME DURAND, ANNE LE MÉE NIKOLAS FOURÉ, JULIEN DISCRIT, ERIK SAMAKH, CHRISTINE COËNON, TAYSIR BATNIJI, FRANÇOIS DAIREAUX, DEBESH GOSWAMI,...

アクチュアリティ、ロム

ストラスブール - 欧州議会が、フランス政府のロム(日本語ではロマと訳されている)の強制追放に反対する議員投票を行った。大多数のヨーロッパ議員がフランスの人種差別による強硬手段に怒りを表明。強制追放の即刻中止をフランスに要求して、満場の議員から大拍手が巻き起こった。しかしこれに対し、ルーマニアを訪問中のフランスの移民大臣、エリック・ベソンは「欧州議会のおしつけがましい決断には従わない。追放は続行する」と発言。 議員投票の重大性を認識する欧州議会記者は、「無謀な強制追放の敢行で、欧州のなかのフランスの信頼が大きく揺らいでいる。フランスは欧州議会の意向を尊重すべき」、と述べている。 医療費 - 医療費の払い戻しが目減りし、フランス人の16.5%が歯科や長期の医療など、高価な治療費が必要な病気治療を先送りにしているという事実が判明した。この数字は30年前の4倍にのぼるという。 UMP党会議室捜索 - ロレアルの後継者で億万長者のリリアンヌ・ベタンクールに、レジオン・ドヌール勲章を贈るよう裏工作をした疑いで、UMP党会議室が当局の捜索を受けた。UMP(現在の与党)は、リリアンヌ・ベタンクールから2007年、サルコジの大統領選挙の政治献金を受けたり、ベタンクールの数億に上る脱税に関与したりスイス銀行の預金を見逃したり、この春以来、億万長者と政府のあきれた関係が次々と暴露され疑惑が拡大し続けている。なかでも現労働大臣エリック・ヴァートとその妻が、闇の金銭関係に大きく関与している疑いがもたれている。 ベルサイユ宮殿で村上隆展 -2010年9月14日から、ベルサイユ宮殿で村上隆展が開催される。漫画を主題にキッチュな立体や絵画やビデオなど、作品22点が荘厳なベルサイユ宮殿に展示されるが、この展覧会に際し、フランスでは、インターネットで反対署名運動が展開した。反対署名者の数はなんと10万人にのぼったという。 「クラシック音楽の中でロックを聴いて何が面白いか、ってことですよね。展覧会はナンセンスです」という批評家の意見。元文化大臣のジャン=ジャック・アヤゴンは、「マリー・アントワネットの当時も、新しいものを追い求め続けていたんです。そうした空間に、いまの時代の新しいものを持って来てもまったくおかしくはない」。当の村上隆は、「漫画は現代の風潮です。セザンヌがサント・ヴィクトワール山を描いたように、私も現代を描いています。・・・。今までベルサイユで行われたジェフ・クーンズなどの作品からイメージを得て、作品を展示しました」。フランス人が「カルチャー・ショック」と形容するベルサイユ宮殿を現場にした村上隆の展覧会は、開催前からすでに大きな論争を呼んでいる。