フランスでは昨日、福島第一の5号機6号機沖に設置されている放射能汚染水をストップするシールが壊れているというニュースをフランス・アンフォ・ラジオが一日中繰り返して放送していた。「台風の影響か」という言及など、日本の情報がどれだけリアルタイムでフランスで伝えられているか、またフランスが聞き耳を立てているかという証拠だろう。

今日は、国際環境グループ、およびヨーロッパエコロジー党による地球温暖化に対する警告をフランステレビ、ラジオが一斉に放送。2013年9月23日から26日にスウェーデンのストックホルムで開かれていた、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の総会が終了し、その内容が発表された。このまま何もせずに地球温暖化が進むと、2100年には今より気温が5度高くなり、海水の水位が80cm上昇するという。すでにアイスランドでは、この数年でフランスの8倍近くになる面積の氷が解けてしまった。水位上昇がおきればオランダのような海面下の国はもとより、フランスもカマルグ地方などが水没する計算だそうだ。これを受けてニコラ・ユロは、「温度の上昇で土地の状態が変わり、植物の発育に変化が起き、海では水温の上昇で、海水の酸化が進みプランクトンが死んだり魚が激減したりするが、すでにこれらはあちこちで見かけられるようになっている」。酷暑や豪雨、凶暴なサイクロンや台風の発生が増える一方となる21世紀の終わりには経済のみならず人類が危機に瀕することになる。果たして、地球温暖化にどうやったらストップがかけられるのだろうか。

http://www.wwf.or.jp/activities/2013/09/1160727.html

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今日は、金曜の夜に放送される「報道するラジオ」のいつものYoutubeへのアップがないので、ちょっとびっくり。気になります。おそらく内容のせいだろうと推測しつつ、同じ番組を並行してアップしてくださっているYoutubeアカウント名tacc77さんの録音をリンクさせてもらうことにした。

福島第一原発爆発直後に原発事故収拾に当たった人の証言では、すでに2年半前、汚染水をストップさせるための遮水壁建設が決められていたという。それがなぜそのときに実現しなかったのか。生々しい当時の事象の流れを追う。必聴(S.H.)

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20130927 報道するラジオ「汚染水漏れ問題について、馬淵澄夫議員に聞く」

Publiée le 27 sept. 2013
[ビデオ・コメント]
■2013年9月27日【金】 汚染水漏れ問題について、馬淵澄夫議員に聞く
この番組では今週から、
次期国会の重要案件を、順に1つずつ掘り下げていきたいと考えています。
今週は、「汚染水漏れ問題」を取り上げます。
9/27(金)の昼に、この問題を審議する衆議院経済産業委員会の閉会中審査がおこな­われ、
東京電力の広瀬直己社長が参考人質疑を受けます。
この審査に委員として出席している民主党の馬淵澄夫衆議院議員を番組のゲストにお招き­し、
そこで審議された内容や、2年前の遮水壁建設見送りの経緯、
次期国会で与党に何を追及するのか、などを伺います。