アクチュアリティ、Le Zap
一日100ユーロの損、ブルターニュで家畜業者たちの怒り ブルターニュの家畜・乳産品業者、主に、養豚、牛、牛乳生産をしている農業経営者たちが、市場価格値下げによる赤字の増大で、怒り爆発。ブルターニュの国道をあちこちで塞ぎ、タイヤを燃やしたり瓦礫を自動車道にばら撒いて通行を止めるなどし、対応に警察が躍起になっている。「こういう行動にでも出ないと、誰にも聞いてもらえない!」。一日100ユーロの損、これが彼らの現状だ。
アクチュアリティ・世界、中国のGDPがアメリカを追い越す
フランス2TVが発信する世界とフランス国内の情報をピックアップ。2014年12月9日、ビッグニュースNo.1は「中国のGDP国内総生産、アメリカをついに追い越し世界のトップへ」。 [中国の国内総生産がアメリカを追い抜いて世界一に] 一昨日のIFM国際通貨基金の発表によると、2014年の中国の国内総生産GDPが17兆6000億ドルを記録し、過去140年あまり世界一の座にいたアメリカの国内総生産を2000億ドルほど抜いてトップに躍り出た。中国の人口13億。1980年は1兆9000億ドルだったGDPは2014年に17兆6000億ドルへ、つまり10年ごとに倍増を重ねたこととなり、2019年には24兆8000億ドルへ驀進。アメリカを3兆ドル引き離すという予測が立てられている。中国の街頭インタビューで中国人もびっくり。「GDPが世界一なら給料も上げてほしい」と北京で。
イベント
Champs-Elysées / Nature Capitale – 16万2千の植物と600本の木が持ち込まれ、シャンゼリゼ通りが巨大な植物公園に変貌した。普段は車が通る大通りを、凱旋門からコンコルド広場まで交通遮断し、石畳の上に多種の植物や羊や牛などの動物を配置して、現在作られている農作物を展示してフランスの豊かさをパリの街のど真ん中で披露しようという試み。このウィークエンド、月曜のペンテコステ休日も手伝って、約80万人の人が押し寄せ大成功。 「作品」の構想は、アーティストのガッド・ヴェイユ(Gad Weil、町の中でのイベントが主な仕事)で、農業経営者のアソシエーション、「若い農業経営者協会 Association des jeunes agriculteurs」とコラボレーションして実現した。 開催は、2010年、5月22日から24日の夜まで。シャンゼリゼに持ち込まれた植物は買うことができ、ブティックもあちこちに。