フランスから―環境とアートのブログ

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マクロン政府へ不信つのる、環境破壊に歯止めなし

マクロン政府へ不信つのる、環境破壊に歯止めなし

我々は環境政策の「危険な後退の時代」に入った パリ協定に加え、マクロン政権は環境アクテイヴィストのニコラ・ユロを環境大臣にし、政府もろとも地球保護へ邁進するはずではなかったか?元環境大臣のコリーヌ・ルパージュ(Corinne Lepage)は、「2017年にマクロンを支援するよう他へ呼びかけたのは間違っていた。政府の環境政策は私たちを、現実の選択肢とは全く逆方向の危険な後退の時代へと導いている」と警告する。

フランス、7月1日からプラスチックのレジ袋禁止

環境保全に向けて、プラスチックのレジ袋使用禁止の政令 スーパーマーケットなどのプラスチックのレジ袋の使用をフランス全土で禁止する政令が発表された。履行は2016年7月1日から。 環境大臣セゴレーヌ・ロワイヤルの経済と環境を結びつけるエコロジー対策のなかで、プラスチックのレジ袋禁止は近未来、環境保全に向けて新しい素材の産業化による雇用の創造を見込んだ一挙両得策である。プラスチックに取って代わる自然分解素材の産業化で、約3000の新雇用が見込まれるという。 2016年3月31日発表のた政令は、環境保全エネルギー拡大を目指す法律の一環となるプラスチックの袋利用禁止令で、スーパーのみならず薬局、本屋、肉屋などすべての商業で使われるプラスチックのレジ袋に適用される。2016年7月1日からは、厚さ50ミクロン以下の薄い袋が禁止となり、2017年1月1日から、バイオマス(自然分解する植物性物質)で作られた袋以外のすべてのプラスチック袋の利用が禁止される。プラスチック素材の基準はこの秋発表される予定。2025年1月1日までには、約60%が自然分解するプラスチック、「バイオプラスチック」に入れ替わる方針だ。

ドローン出没、フランス各地の原発の上を飛行

フランスで、誰が飛ばしたか不明のドローン(無人操縦機)が12の原子力発電所の上空を飛行していることが分かり、危険を察知した当局が調査を進めている。2014年10月31日、19時から零時のあいだに新たに5箇所の原子力発電所でドローンの飛来を確認。(Francetv info) この金曜日にドローンに原子力建屋の上を飛行されたのは、ペンリィ (Seine-Maritime)、フラマンビル (Manche)、サン・ローラン・デ・ゾー (Loir-et-Cher)、ダンピエール・エン・ビュルリィ (Loiret)、フェッセンハイム(Haut-Rhin)の5箇所で、この数日間に確認されたドローン出現と同じ手口と考えられる。もう一機のドローンがベルビル・シュル・ロワール原発にも近づいた形跡があるが真上を飛ぶことはなかった。タルヌ・エ・ガロンヌ原発と同様、ペンリィ原発はすでに前日の木曜にもドローンの飛来を受けている。10月のあいだにドローンが来たのは、解体作業中のクレ・マルビル原発(Isère)、グランブリヌ(Nord)、カトノム(Moselle)、ル・ブライエ(Gironde)、ル・ビュジェ(Ain)、ショーズ(Ardennes)、ノジャン・シュル・セーヌ(Aube)の7箇所に上るが、憲兵隊広報は取り立てて原発への脅威は無しとして、ドローンの捕獲はしなかった。