フランスから―環境とアートのブログ

開く:記事の大見出しをクリックする
Posts tagged "ワイン"

EUと日本、世界最大の自由貿易へ合意

非難の渦中で、JEFTA/ 日本・EU自由交易、締結 世界のGDPの3分の1、世界貿易の40%、6億人の消費者を包有する自由交易協定JEFTA(Japan-EU Free Trade Agreement – 日本・EU経済連携協定)が東京で7月17日、日本とEU代表によって調印された。EUは関税削減により、これまで日本で輸入規制が特に厳しかったチーズ、ワイン、牛肉、医薬品の輸出を増大へ、一方日本は、自動車や部品の輸出拡大へ進むことになる。協約の力はそこに留まらず、カナダとの自由交易CETAと同様、自由交易に向けて「非関税の障壁」となる現行基準や個々の規制の違いを壊すことを眼目としている。4年来の秘密交渉の末、2017年7月に構想が固められたJEFTAは、2019年初頭の施行へ向けて、欧州議会で議決されなければならない。 ・関連記事「後戻りのできない協約」

アクチュアリティ・Le Zap フランス&海外

フランス2TV 2013年6月4日、5日のニュース: [6月5日、ようやく「春」] 6月5日、フランスでは気の遠くなるように長く続いた雨がようやくストップ。「小春日和」が訪れた。朝14℃、日中20℃で、ようやく温度も平年並み。 [シリアでサリンガス] フランス外務大臣ローラン・ファビウスは昨日、シリアの闘争でサリンガスが使われたと発表した。武装集団が防毒マスクをつけて戦闘していることは知られていたが、使用された化学兵器が、過去日本の地下鉄で撒かれて5000人が被害を蒙った有毒「サリンガス」と同様のものであることが初めて発表された。犠牲者の尿検査でサリンが検出されたことによるもので、5日、イギリスもサリンガスの使用を確認したと発表。一方アメリカは、的確な行動を取るには、確定に更なる証拠が必要としている。

アクチュアリティ

バクテリアの感染源判明 - 33人の死者を出しヨーロッパを震撼させ、農業経営者を経済危機にまで追い込んだバクテリアの感染源が判明した。北ドイツのバイオ農場のもやしの栽培が怪しいと見られて数日前から検査が続けられていたが、この農場からバクテリアの株が見つかったことから、もやしやカイワレなどの栽培農場が感染源であることがようやく確認された。種や豆からの発芽生育は温度が37度の湿気の多い環境で行われているため、生育環境がバクテリアの培養にも適していたことなどが挙げられる。しかし、バクテリアがどこから来たのかについてはまったく分かっていないため、ほかの野菜の容疑が晴れたにもかかわらず、よく洗浄して皮を剝くなどの処置を怠らないように呼びかけている。感染源が判明しても、ヨーロッパでは3000人以上が感染し、うち多くの重症患者がいまだに生死の境をさまよっている。 フランス経済相クリスチーヌ・ラギャルド、国際通貨基金代表へ立候補 - DSK ドミニク・ストロス=カンの後継者選出に、フランス経済相となって今年3年目で実績を評価されているクリスチーヌ・ラギャルド(55)が有力視されていたが、予想通り国際通貨基金代表選出へ立候補する運びとなった。 フランスの環境 - 50年後のフランスはクライメートチェンジが進み、現在起きているようなフランスの旱魃が国土全体に広がるという。植物への影響は大きく植物の生育等高線が北上。たとえばボルドー種の葡萄の木がパリあたりまで上る。また、ワインの樽作りに使われているブナの木の立ち枯れがあちこちで見受けられるようになっており、ここ10年もすればブナが死滅するという。「気候のせいで、葡萄の種が変化していくために、味もまた味わい方もものすごく変化するはず」とワイン製造者。 (フランス2TV)