法成立51年、フランスの女性解放のプレリュード
1965年、女性の経済自立を許す法律が成立 女性解放の端緒をきったといわれる経済的解放は、1965年7月13日に起きた。 自由を謳歌する今となってはまったく想像もつかないが、51年前のフランスの既婚の女性には、まだナポレオン法典が定義する民法が部分的に生きていて、自分の配偶者の許可なしに働いたり銀行の口座からお金を引き出すことはできなかったのである。 ナポレオン一世が1804年に成立させた「ナポレオン法典」は、男性支配を強調し、既婚女性にあらゆる法的制約を課していた。 〈既婚女性の権利を奪っていたナポレオン法典とは〉
パリ銃撃テロ事件の明暗(2)
歴史の瞬間 1.11はヨーロッパやアフリカから約60人にも上る首脳や高官がパリの追悼平和デモ行進に参加するという、1944年パリ解放以来の歴史的な日となった。 外交プロトコルで並ぶ順番が決まっていたデモの列に、突然サルコジ前大統領が最前列へ。本当ならマニュエル・ヴァルスの後ろの列にいなければならなかったはず。 物議をかもし出したサルコジ前大統領の姿はあっという間にネット上で話題になり、Je suis Charlie(私はシャルリ)をもじっていつでもどこでもでてきてしまう(?)Je-suis-nico(私はニコ)というサイトまで出現した。 写真(下):女性雑誌マリー・クレールから イスラエルの新聞は! イスラエルの新聞写真(上)からは故意に女性が消されている。これに対抗するフェミニストの新聞が下。 一般のデモはレピュブリック広場からナシオン広場まで行進。ナシオンの銅像によじ登り、ダンボールで作った鉛筆をかかえる姿を撮った写真が世界を駆け巡ることに。