歴史の瞬間
1.11はヨーロッパやアフリカから約60人にも上る首脳や高官がパリの追悼平和デモ行進に参加するという、1944年パリ解放以来の歴史的な日となった。
外交プロトコルで並ぶ順番が決まっていたデモの列に、突然サルコジ前大統領が最前列へ。本当ならマニュエル・ヴァルスの後ろの列にいなければならなかったはず。
物議をかもし出したサルコジ前大統領の姿はあっという間にネット上で話題になり、Je suis Charlie(私はシャルリ)をもじっていつでもどこでもでてきてしまう(?)Je-suis-nico(私はニコ)というサイトまで出現した。
写真(下):女性雑誌マリー・クレールから
イスラエルの新聞は!
イスラエルの新聞写真(上)からは故意に女性が消されている。これに対抗するフェミニストの新聞が下。
一般のデモはレピュブリック広場からナシオン広場まで行進。ナシオンの銅像によじ登り、ダンボールで作った鉛筆をかかえる姿を撮った写真が世界を駆け巡ることに。
ちなみに鉛筆を持っているのは俳優を職業としているらしい男性で、前もって下調べをして居場所を決めていたという。
まるで、ドラクロワの絵のようだ。