パリ周辺現代アートセンターに光も
パリ周辺の現代アートセンターのなかには、古くから継続して発信を続ける施設もあれば、新しくできたスペースもあり、ここでは、最近見に行ったパリ南方の郊外にある四つの現代アートセンターの顔を少し紹介したいと思う。ヴェリズィ、マラコフ、アルフォールヴィルのセンターは市のサポートによって成り立っており、こうしたパリ周辺の市が応援する現代アートセンターは数が多い。そうした発信地はこの次取材ができた折に、少しずつアップする予定。現在開催中の展覧会へのアクセスは各サイトで。
今日のPHOTO
Photography by Shigeko Hirakawa ちょっと時間がたってしまいました。今日のPHOTOは、12月31日、パリ郊外ヴェリズィ・ドゥー、大晦日のハイパーマーケットのようす。いつもより早仕舞いの大晦日で人々は急ぎ足で買い物に大わらわ。ハイパーマーケットの魚市場脇のSUSHIコーナーには、アジア人が入り、寿司をパックにつめて大売り。売り子がいると客も新鮮だと思うのか、買い物客が集まっていた。 焼き鳥も餃子もある寿司コーナー。 フランスはすっかり回転寿司やパック寿司が定着。このマーケットでは普段も寿司がパックで売られていて、買い物客はあまり驚かない。赤身のマグロ漁が非常に制限されているフランスでは、寿司ネタはほとんどが養殖の鮭。ワンパック約1500円程度。大晦日のこの日は、アジア人が10人ほど入ってパック詰めを忙しそうに行っていたが、寿司コーナーで販売するアジア人を見たのは、20年来これがはじめて。さすがに日本人らしきアジア人は見当たらず。 2013年12月31日、パリ郊外ヴェリズィ・ドゥー、ハイパーマーケット・オーシャンで筆者撮影。