世界について…なんとなく
世界… 今週、アメリカのブレがますます酷さを増し展開が加速しているらしい。そんなこんなの話。 フランスのジレ・ジョーヌ(黄色いベスト)の抵抗運動の底には金持ち優先の政治とその過半数以上が億万長者である閣僚への強い抵抗があるらしい。政権が成立した時にマクロンは、給料体系の話題の際に「月給 8000ユーロ(約 100万円)」を一般例としてあげてひんしゅくを買ったという話をこのブログでも引いた。そのマクロンは先日全国放送でジレ・ジョーヌたちへ、オイルの値上げを見合わせ最低賃金で働く人々に毎月 100ユーロを支給するという暫定策を提示して火消しを試みた。閣僚の多くが初めて政界入りし国政を摂っていることから「シロウト集団」と揶揄されながら2年目を迎える政府は、支持率も20%代と最低で混迷を極めている。
トランプ政府、ミシェル・オバマの国際女子教育プログラムを握りつぶす
CNNは5月2日付で、現政権が、元ファーストレディのミシェル・オバマが設立させた発展途上国の女子教育のための援助プログラム‘Let Girls Learn’を終わらせる模様だ、と発表した。 女性の社会への積極参画は「教育から」。なのに・・・ ミシェル・オバマ氏は2015年、「個人、コミュニティそして制度レベルで女子の価値観を変えることを目的に、「Let Girls Learn(少女を学ばせる)」プログラムを設立した。その公式サイトには、発展途上国の女子の私的公的環境を教育に適したものに変え、人生を自ら決定し社会へ貢献のできる女性を養育することを目的とする、と叙述されている。