フランス、長雨と大雪
2018年に入り長雨で、1月はセーヌ沿岸地域で洪水に見舞われたところがあったかと思うと、2月6日夜から降り始めた雪で国道118がシャットダウンするなど。寒さの記録はいくらでもあるにせよ、これだけ雨や雪が続くのは近年のことだろう。気候変動の影響が、やんわりとしかし確実に目に見えてきたということなのか。土がふんだんに水を含んで地盤が緩んでいる。 2月7日の雪は首都圏で平均積雪12cm。拙アトリエ周辺は15cmの積雪。
ルーブル美術館の地下収蔵作品、浸水被害を懸念して退避
セーヌの記録的増水で沿岸の美術館休館、作品を階上へ引き上げる 金曜夜の8時の時点で増水は6m7cmを記録。セーヌ沿岸のブーローニュ、15区、16区で沿岸の住宅への浸水が始まった。
フランス中央部の洪水でセーヌの増水6mを越える
ルーブル美術館、作品の緊急退避 「Le musée du Louvre sera fermé demain vendredi 3 juin afin de procéder à titre préventif à l’évacuation des œuvres situées en zone inondable. (ルーブル美術館は6月3日金曜、洪水の被害を未然に防ぐために浸水危険域にある作品を退避するので、休館いたします)」。きのう2016年6月2日、ルーブル美術館がだした緊急のプレス・コミュニケの内容である。 現在セーヌの増水は止まらず、一時間に1cm程度の増水をしており、6月3日金曜の夜には、6m50cmにまで達する予想だ。