フランスから―環境とアートのブログ

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Posts tagged "アシスタント"
レジデンス・ミッションに思う

レジデンス・ミッションに思う

流用されるアーティスト・イン・レジデンス、代用教員化していくアーティスト アーティスト・イン・レジデンスがプロジェクトを構想したり実現したりするアーティストとそのクリエートのためのツールだったのは、過去のことになったのだろうか。現代文化政策の中にすべりこんできた聞きなれない「レジデンス・ミッション」という言葉が、ここ数年でフランス中に定着してしまったのは、昨今の大勢とはいえ不本意な話である。
6月5日の準備 (ルーアン・アンプレッショネ展)

6月5日の準備 (ルーアン・アンプレッショネ展)

6月4日金曜。朝8時20分の列車でルーアンに向かった。 午前中はラジオのフランス・キュルチュールの記者のインタビューがあり、しかも同じ列車でその記者も来るというので、前もって連絡を取り合ったが、この展覧会ではどうもジャーナリストには運がない。相手の妙な電話の対応でだいぶ閉口して、インタビューなどどうでも良くなっていた。ルーアン美術館では、ノルマンディー・アンプレッショニスト展のためにツアーのかたちでルーアンまで来た記者をレセプションしてコンフェランスが催される日でもあった。 5日がルーアンの植物公園の造園局の局員たちと最初の準備をする予定の日だったために、前日ルーアンに来ることにしたのが、たまたまこのプレス・コンフェランスとかち合うことになったというわけだ。 ルーアン・アンプレッショネ展にはアーティストが6グループ選ばれている。仕事の仕方はそれぞれまったく個性的で、グループで仕事をしているなかでも専門のアシスタントグループを持つ建築のアルヌ・クィーンズはおそらく契約の仕方も企業なみで、私のようなアーティストとはまったく別個なのではないかとおぼろげに推測している。…