市立の現代アートセンター紹介、パリ近郊編 その2
[2 L’Onde ロンド劇場・現代アートセンター、ヴェリズィ市]
L’Onde
8 Avenue Louis Breguet,
78140 Vélizy-Villacoublay
+33(0)1 34 58 03 35
http://www.londe.fr/
パリから車で約30分、ベルサイユから5分ほどのところに600席を持つ劇場L’Ondeが誕生して10年目となる。…
人口2万人のパリ近郊ビジネス衛星都市であるヴェリズィ市が、市民に向けて生きたパフォーマンス芸術と現代アート普及のために建て、2003年3月竣工。その活動が始まった。地域のネットワークは、市民へのコンフェランス、アーティストとの出会い、周辺の学校とのタイアップのみならず、イル・ド・フランス・フェスティバル、パリのフェスティバル・ドートンヌ、ヴェルサイユのラ・マレシャルリー現代アートセンターなど、近辺都市と定期的な提携活動を行っている。
人口2万人のパリ近郊ビジネス衛星都市であるヴェリズィ市が、市民に向けて生きたパフォーマンス芸術と現代アート普及のために建て、2003年3月竣工。その活動が始まった。地域のネットワークは、市民へのコンフェランス、アーティストとの出会い、周辺の学校とのタイアップのみならず、イル・ド・フランス・フェスティバル、パリのフェスティバル・ドートンヌ、ヴェルサイユのラ・マレシャルリー現代アートセンターなど、近辺都市と定期的な提携活動を行っている。
・MICRO ONDE ミクロ・オンド(「電子レンジ」のフランス語)現代アートセンター:
2004年から、「ロンド」は展覧会や作品制作支援を企画する現代アートセンター「ミクロ・オンド」を設立。現代アートプロジェクトを通して一般とアートの出会いの場を作り出してきた。作品は実験的な作品を中心に現代の表現を提起し、ミクロ・オンドは現代アートセンターとして、視覚的、音響的、彫刻的、かつパフォーマンス的な実験室(ラボラトリー)の役割を果たしている。
2009年より、ミクロ・オンドは作家の個展ならびにグループ展の二種類を企画。私たちの生活や社会の中で生きることを考えるベクターとして、現実を捉える方法としての作品を提示し、オリジナルな表現をもって社会のあらゆる問題へ角度を変えて迫る。
ミクロ・オンド現代アートセンター、ディレクターはソフィー・オージェ Sophie Auger。
ミクロ・オンド現代アートセンター
天井の高さは優に7mのミニマルな空間。ロンドの建物自体がグレーで統一されており、ミクロ・オンドもグレーの硬質な触感を持つ。