1981年9月18日、死刑廃止、今年30年目 - 1981年に社会党のミッテランが大統領になった年の10月、刑事判決の極刑である死刑廃止案が国会を通過。賛成363票、反対117票で可決して死刑廃止が決定した。このときから御用済みになったギロチンが博物館入りする。ちなみに世論調査で、この時国民の63%は死刑廃止に反対だったという。
2001年9月21日、AZF爆発 - トゥールーズの工場AZFに貯蔵されていた300トンあまりの硝酸アンモニウムが爆発。31人が死亡、2500人が重軽傷を負ったこの日から10年。硝酸アンモニウムは化学肥料の一部として悪条件の中でストックされていたもので、爆発はマグニチュード3.4の地震に匹敵する揺れを記録し、爆発音は80km先まで聞こえたという。大概の負傷者は吹き飛んだガラスによる擦過傷、爆風による聴覚障害で、ノイローゼ鬱病などの後遺症をかかえる人が多いという。このAZF工場の爆発で、フランス全国の似たようなずさんな管理の工場に関する危険地帯が言及されたが、あれからあまり改善されたという話を聞かない。
1981年9月22日、パリ・リヨン間TGV開通30年 - パリ・リヨン間のTVG開通に際し、運転台にミッテラン大統領が乗って話題になった。このときの時速252km。勢いがついたTGVは速度を倍増して軍用飛行機と競争するなどしている映像が残されている。