エコロジカル・フットプリント、赤字になる日、8月1日
地球の再生能力と我々人間社会の消費バランス
2018年は8月1日に、私たちは地球が1年で再生できるすべての天然資源を消費してしまった。8月2日から12月31日までの153日間はいわば、「赤字」状態で、取り返しのつかない自然を汲み尽くして生きることになる。毎年、「赤字になる日」はNGOグローバル・フットプリント・ネットワークが、特にカーボン・フットプリントを漁業、牧畜業、農業、建設、また水利用などから算出して明らかにされる。
1970年は、私たちは12月29日に地球の資源を汲み尽くした。 1988年は10月15日。1998年は、9月30日。そして10年後の2008年は、8月15日。およそ50年来、毎年のように「赤字になる日」は早まっているのである。
この状況で進めば、地球の再生能力自体が弱まることが目に見えている。
下の表は、国ごとの「赤字になる日」。日本は5月10日、フランスは5月5日、ドイツは5月2日、と成績が悪い。
https://www.footprintnetwork.org
https://www.wwf.fr/jourdudepassement
https://www.asahi.com/and_M/information/pressrelease/CATP2018162094.html