緑の資金、構築と署名へ向けて
【FRANCE 24電子版、12月12日】
One Planet Summit : un sommet climat placé sous le signe de la finance verte
FRANCE 24
Ajoutée le 12 déc. 2017
原子力発電をやめ、自然エネルギー開発へ政策転換したオーストリアに関する取材ビデオ。
パリ協定から2年、フランスはワン・プラネット・サミットを開催。気候温暖化への対処に向けた資金構築のための新方策を見るけるのが目的。
昨夏のアメリカのパリ協定脱退以降、エマニュエル・マクロンの動きが待ち望まれていた。マクロン仏大統領は12月12日火曜、国連と世界銀行とともに、ワン・プラネット・サミットを開催。地球を救うための資金構築へ新しい具体策を見出すのが今回の大目的だ。 しかしながら、温暖化ガス排出国の中国、インド、カナダ、アメリカなどは首脳の参加ではなく、この会合に臨んでいるのは大使レベル。一方、アメリカの企業や基金は出席、また、世界的な投資気候やONG、並びに、レオナルド・ディカプリオやエコロジー活動家などの積極参加が期待されている。
緑の資金構築、および地域活動やエコロジーへの移行のための地域政策を推進し強化する内容を盛り込み、12日午後には、フランスの12の提言が発表される。特に気候変動の脅威にさらされている国や対処に苦慮する弱国に対して、具体的な気候変動対策を実現させていく方針だ。
問題は、脱退したアメリカが再び化石燃料推進に回り、温暖化ガスを排出する場合の状況などが見通されていないことにある。
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ニュース・ソース:FRANCE24