フランスから―環境とアートのブログ

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Posts tagged "原発推進"
ドキュメンタリー:原子力、神話の終焉

ドキュメンタリー:原子力、神話の終焉

 13チャンネル、ピュブリック・セナ、原子力政策の終わりを明らかに 原子力ドキュメンタリー『原子力、神話の終焉– Nucléaire, la fin d´un mythe』が、9月22日と29日に政治専門のテレビ局ピュブリック・セナで全国放送された。やがてフランスでは、寿命40年を迎える原子炉が34基に上る。原発が延命されるにせよ廃炉にされるにせよ、これからかかる膨大な費用と崩壊していく「安全」を前に、国やフランス電気会社EDFの足踏みがいかに危険を助長するか、54分のドキュメンタリーが浮き彫りにする。

アクチュアリティ・日本、汚染水

更新追加:2013年8月30日(集団的自衛権):最近東電が明らかにした300tの放射能汚染水漏れで、福島第一原発では2011年3月から地下水に混じって海に高濃度の汚染水が垂れ流し状態であり続けていることが改めて取り上げられている。貯水タンクから漏れた300tといわれる汚染水の放射能は、広島原爆分の放射能の量に値するという(小出裕章談)恐ろしい汚染の広がり。国が本腰を入れて取り組むことが望まれているのに、逆に支援離れが加速とは、いったいどうしたことか。貯水タンクだけで32万トン、排水溝のあちこちにたまっている汚染水が10万トン。現在の福島第一原発の事故炉周辺の汚染水だけで実に、広島原爆1300発分に匹敵する放射能が存在するわけだ。事故レベルでレベル3が検討されているという今回の汚染水漏れとその周辺。(S.H.)