Nuit blanche ニュイ・ブランシュ、10月1日から2日にかけて
2016年の第15回ニュイ・ブランシュは、パリ市中で10月1日土曜日の19時から翌日明け方7時まで行われる。コミッショナー、ジャン・ド・ロワズィ(現在パレ・ド・トーキョー会長)が、「ポリフィリの恋の夢」をテーマにセーヌ川沿いの回遊を想起し、40人ほどのアーティストにプロジェクトを委託した。パリ中に約150箇所のイベント、パフォーマンス、インスタレーション、ビデオプロジェクション、コンサートが混在する。パリ市庁舎、ポンピドーセンター、貨幣博物館なども参加する。
展覧会、アートとその真髄
http://www.lartenlamatiere.fr/#/4-villes-4-oeuvres/marseille/ ヘリオフロール(太陽の花)展 2011年1月27日から30日までマルセイユ、バルジュモン広場。フランス化学産業連合主催、ユネスコが定めた国際化学年の年頭展覧会。 Hélioflore: ヘリオフロール(太陽の花)、2008年構想、2011年1月完成。高さ4m、直径6m20cm。 鉄、ソーラーパネル、LED、エポキシその他。(Shigeko Hirakawa)
ルィーズ・ブルジョワとユージェニィ・グランデ
メゾン・ド・バルザック(バルザックの家)で、ルィーズ・ブルジョワ展 2010年5月31日にニューヨーくで亡くなったルィーズ・ブルジョワが、2010年11月開催のために間際まで力を入れていた展覧会。パリ16区にあるメゾン・ド・バルザック(文豪オノレ・ド・バルザックの家)のためにルィーズ・ブルジョワはバルザックの代表作のひとつ『ユージェニィ・グランデ』のヒロイン、ユージェニィに自己同定して作品を作った。そのデッサン、詩、刺繍、ビデオが現在バルザックの家で展示されている。赤い水彩で描いた98歳のルィーズ・ブルジョワの自画像は、ヒロインのユージェニィのように若々しい。刺繍やデッサンの繊細な作家の手の動きの跡に呼応するように、展示室の壁に書かれたブルジョワの詩やバルザックの文章は鉛筆で書かれており、繊細な銀色の光を放って作品とよくマッチしている。小さい展覧会ながら意気を感じる作家の最後の作品を見るために大勢の入館者。メゾン・ド・バルザックは文豪バルザックの自筆の文章校正や、当時の新聞や雑誌などに使われた人物像などの版画の原版、またバルザックをモデルにした彫刻が展示され、その業績も当然一緒に鑑賞することができる。 展覧会は、2011年2月6日まで。 Maison de Balzac 47 rue Raynouard 75016 Paris Tél : 01-55-74-41-80 www.balzac.paris.fr
Miguel Chevalier
アーティスト紹介、Miguel Chevalier ミゲル・シュバリエ。 1959年、メキシコ生まれ。1985年、パリに移った。現在パリ郊外イヴリィ・シュール・セーヌ在住。ヴィデオ・アート、インターアクティヴ・アート、インスタレーション、パブリック・アート。 オフィシャルサイト: http://www.miguel-chevalier.com/ ヴィデオ: Crossborders 2007 Miguel Chevalier (Copyright) with Emmanuel Mâa Berriet: software AAASeed Jacopo Baboni Schilingi: Music Nicolas Gaudelet: Videos
ART FAIRS
秋の3つのアート・フェア FIAC : フィアック、10月21日から24日まで。194のギャラリーと3500人のアーティストがグラン・パレとルーブルに。 Rue de Rivoli, 75001 Paris CHIC : 第一回シック・アート・フェア開催、10月22日から25日。 Docks en Seine, Cité de la Mode et du Design 34, Quai d’Austerlitz 75013 PARIS S.Hirakawa exhibits with CHIC. SLICK : スリック・アート・フェア、10月21日から24日。 l’Esplanade du Palais de Tokyo et du Musée d’Art moderne de la Ville de Paris