フランスから―環境とアートのブログ

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現代文化のインフラストラクチャー、FRAC・現代アート地域基金機構

現代文化のインフラストラクチャー、FRAC・現代アート地域基金機構

[現代文化のインフラストラクチャー紹介第二弾、FRAC] フランスの文化省支援現代アートセンター紹介に引き続き、Les Fonds régionaux régionaux d’art contemporain、通称FRAC-フラック(現代アート地域基金機構):
FRAC - PACA マルセイユ・フラック開館

FRAC – PACA マルセイユ・フラック開館

・FRAC – PACA (Provence-alpes-côte d’azur)、マルセイユ、ヨーロッパ文化首都の今年、フラック(現代アート地域基金機構)の 新スペース<La Pixellerie>誕生:  国から地域へ向かって広げた基金機構FRACは、現代アートを推進する目的で、地域ごとに芸術作品の発注制作や買い上げを定期的に行いながら、現代アートの資産(注:収蔵品の形成を資産の形成として考え、市民へ芸術教育の資源として還元し続ける)を形成していくことを大きな役割として担っている。*関連説明ページ:FRAC(現代アート地域基金機構) 2013年ヨーロッパ文化首都開催都市として選出されたマルセイユは、次々に新しい文化施設を開館しており、今までのFRACの収蔵品をもとに、所蔵作品や新しいアーティストの仕事を広める役割をもって、所蔵庫ならびびに展覧会を行う新施設、La Pixellerieを、日本人建築家隈研吾氏のデザインで竣工、開館した。…
レンヌ現代アート・ビエンナーレ

レンヌ現代アート・ビエンナーレ

レンヌ現代アート・ビエンナーレ La Biennale d’art contemporain de Renne / 2012年9月15日から12月9日まで、第三回レンヌ現代アート展開催。今年は、「パイオニア」を主題にアメリカとヨーロッパのアーティストを選考。1200平米の展覧会場を擁する新しい建物が竣工したブルターニュのFRAC(フラック、地域現代アート基金)が中心となってレンヌ市内12箇所をふんだんに利用した展覧会となった。ビエンナーレのコミッショナーはアンヌ・ボナン(Anne Bonnin)。
FRAC(現代アート地域基金機構)30周年、ポンピドーセンターで建築展

FRAC(現代アート地域基金機構)30周年、ポンピドーセンターで建築展

Fonds régional d’art contemporain: 頭文字をとってFRAC(フラック)と呼ばれる現代アート地域基金機構の資金は、フランス文化省を中心に、国と地域議会によって采配され、現代アートを推進する目的で、地域ごとに芸術作品の発注制作や買い上げを定期的に行いながら、現代アートの資産(注:収蔵品の形成を資産の形成として考え、市民へ芸術教育の資源として還元し続ける)を形成していくことを大きな役割として担っている。 第二に、蒐集されていく現代アートを、地域の文化インスティテュートや、教育機関、公共団体などとともに多角的に利用し現代アートを普及させる。また、作品紹介、解説、芸術家との出会いなどの企画を継続的に行い、現代の創造がいかにして生まれてくるかを分からせ、収蔵品を基に地域との密接なコンタクトを行うことが、FRACの大きな使命である。…