J-6 フランス大統領選挙決戦へ
エマニュエル・マクロンとマリーヌ・ルペン、正反対の政策 4月23日日曜の初戦はフランスの有権者77.77%が投票。得票率最上位を占めたエマニュエル・マクロン(24.01 %、8 657 326 票獲得)と、2位につけたマリーヌ・ルペン(21.3 %、7 679 493 票獲得)の決選投票が、5月7日来週の日曜に行われる。 http://www.francetvinfo.fr/elections/resultats/ http://www.ouest-france.fr/elections/presidentielle/presidentielle-macron-le-pen-des-programmes-aux-antipodes-comparateur-4962775 エマニュエル・マクロンに対するバッシングやフェイク・ニュースと名誉毀損、マリーヌ・ルペンのロシアからの資金問題やネオ・ナチとの交流などの話が飛び合う中、ここでは、当選後の政策に向けた双方の選挙公約を取りまとめてみる。
BrexitからBregretへ、勝利をしたのは誰か?
あちこちに罅を入れたイギリスのEU脱退国民投票 在EUのイギリス人 フランスには20万人以上のイギリス人が在住している。EU内を自由に通行できる特約でフランスに来たイギリス人(移民)たちで、ドルドーニュやリモージュを中心に、不動産を買って第二の人生を送る家族が多い。今回、EU離脱でフランスが最初に心配したのはこれらの人たちの「年金」だった。EU内での協約で、イギリスで支払った年金をフランスで受け取ることができる仕組みの中で平穏に暮らしている彼らの年金はどうなるのか。…