大晦日のフランス、車の焼き打ち650台
苦い「伝統」、大晦日から元旦にかけて、フランスで起きる自動車の焼き打ち 1月1日(月曜日)、ル・パリジャン紙に提供された警察のデータによると、大晦日の夜イル・ド・フランスで250台の車が焼かれた。パリとその周辺で163台、パリ郊外で87台が被害にあった。パリ周辺で焼かれた車は去年より30台ほど多い。97人が警察に拘束され、警察官3人が負傷。 年末の暴動を回避するため当局は、車の停車制限やゴミ箱を撤去するなどし、また危険とみなされる地域の警備を強めていたが、結局、フランス全体で焼かれた自動車の台数は、650台に上った。
世界の富、ますます偏り・・・引き続きフランスは洪水
[フランス南東部、地中海側のヴァール県、洪水で大被害] 一昨日から大嵐による水位の上昇で洪水となった南仏のヴァール県ではようやく水が引き出し、その多大な被害のほどが明らかになり始めた。家々は一階がほとんど浸水し、1500人が避難。うち600人が仮設避難所へ。215人がヘリコプターで搬送されたが、650世帯が停電のままだ。救助に臨んだのは500人の消防士、憲兵隊300人、警察50人、軍隊も78人出動した。 下のフランス地図は21日火曜に発表されたもので、赤は警戒警報、オレンジは注意報など。南仏のマルセイユからニースにかけてヴァール県をまたがる地域の水色の波模様は洪水警報を指している。