フランスから―環境とアートのブログ

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大晦日、大都市の行事は簡略化

大晦日、大都市の行事は簡略化

大晦日、テロの脅威に大警戒 12月31日の大晦日の今日は、各国の都市でテロへの警戒が強化され、パリでは、1万1千人の軍隊、警察、消防が出回り要所要所の警戒に当たっている。恒例の年末大行事であるパリの花火は中止となり、いつもは零時のカウントダウンを楽しむシャンゼリゼ大通は厳しい交通規制が敷かれて、大通りに入る人たちの身の回り品の検査が行なわれるほか、夜21時から明け方6時まで道路が閉鎖される運び。

フランス-大雪、アメリカ-ハリケーン・サンディ

[フランス、大雪](ビデオ) アルザス、アルデッシュ、ドローム、イゼール、アルプス方面で大雪。先週末の降雪は1956年以来の記録で、ところによっては3時間で80cmの積雪があった。急な大雪で方々で木が倒れたり電線が切れるなどして、サヴォワ、イゼール、オート・サヴォワなど3地方で約50000世帯が停電し、現在フランス電気が電線の復旧活動中である。今朝になって天気は回復に向かっているが、アルプスやピレネー地方のスキー場は平均20cmから40cm積もり、雪の用意はすでに10月下旬に良好といったところ。この水曜にまた積雪の予定。 マッシフ・サントラルやアルプス方面で、朝夜はマイナス5℃を記録、パリでも1℃で日中はようやく9℃という低気温だ。

アクチュアリティ、DSK

元国際通貨基金代表ドミニク・ストロス=カン自宅監禁解除 - 2011年7月1日、17時30分、ニューヨーク裁判所がドミニク・ストロス=カンの自宅監禁を解除した。理由は、検事側の控訴の基盤となっていた被害者の証言に大きな疑いが生じたため。被害者は、ドミニク・ストロス=カンに襲われたあと一時間ほど物置に隠れていたと証言していたが、実際はドミニク・ストロス=カンの部屋を出た後、隣室を掃除していたことや、ドミニク・ストロス=カンの逮捕直後に、この事件で大枚の金を引き出すことができるなどと友人に電話で話していたことなどが判明したことから、被害者が裁判所に対して虚偽の証言をしたとして、検事側が弁護側の申し立てを受け入れたことによる。これによってドミニク・ストロス=カンは自由の身となったが、被害者の証言が揺らいだにしても、物的証拠の存在などから裁判所は罪状の追求を継続する旨を明らかにした。 パスポートを没収されてニューヨークから出られないが、「ドミニク・ストロス=カン、自由に」の知らせは世界中を駆け巡った。殊にフランスでは、2012年の大統領選挙に向けて、社会党の立候補者を決める次期が目前に迫っており、この事件で汚泥にまみれたにもかかわらず支持率の高いドミニク・ストロス=カンが自由の身になったことで、立候補者選出はこれから一転二転することが予想される。(フランス2TV)