フランスから―環境とアートのブログ

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Posts tagged "テロ対策"

キャトルズ・ジュイエ(7月14日)

7月14日、日本でいうパリ祭。シャンゼリゼ通りで伝統の軍事パレードが行われた。 今年1月のテロ以来の警戒態勢で、今日のシャンゼリゼも厳重な警備がしかれ、警察や軍隊の数1万1千人が繰り出した。フランスはテロ対策に多大な費用を費やし続けており、無理のできない今日の軍事パレードは「ロー・コスト」で、という。今年はメキシコの軍隊が鷹を連れパレードに色を添えた。 (ビデオの頭にコマーシャルが入ることがあります)

高くつくテロ対策、一日100万ユーロ & Le Zap

[警備費、一日100万ユーロ(約一億三千万円)] フランスは、1月のシャルリ・エブド銃撃テロ以来、とくにイル・ド・フランスとアルプ・マリチームの二州で襲撃警戒態勢を布いており、これまでの警察や憲兵1万2千人に加え、1万5百人の兵隊が全国にちりばめられている。軍隊出動作戦は「サンチネル」と名づけられたが、国内に兵隊をこれだけ見るのはアルジェリア戦争以来始めてのこと。この警戒態勢は少なくとも4月10日まで続き、可能性として数ヶ月の延長もありうる。すでに9.11以来、観光地や官庁、交通機関などの要所で厳重な警戒を布いていたフランスは、これに加えてイスラム教寺院、ユダヤ教徒の集まる場所、小中学校など教育の現場など830箇所(うち310箇所はイル・ド・フランス)の警備を含めた軍隊出動で、総計一日の出費が100万ユーロに上る、と発表した。

スパイ・リクルート作戦、テロ対策

オランド大統領、支持率急上昇 今年1月15日、16日世論調査でオランド大統領の支持率が21%近く急上昇し、国民の40%が大統領に満足していると答えた。昨年暮れ12月の世論調査では19%の支持率しかなく、歴代大統領のうち最低を記録していたが、シャルリ・エブド本社の銃撃テロ事件後の素早い対応と解決、ならびに1月11日のヨーロッパやアフリカの首脳を結局60人近く集め、市民400万人の大行進で「共和国の価値(自由、平等、友愛)」を見せつけ歴史を刻んだ手腕に国民が敬意を表したもの。 ル・モンド、1月19日付電子版はこちら 

ドローン出没、フランス各地の原発の上を飛行

フランスで、誰が飛ばしたか不明のドローン(無人操縦機)が12の原子力発電所の上空を飛行していることが分かり、危険を察知した当局が調査を進めている。2014年10月31日、19時から零時のあいだに新たに5箇所の原子力発電所でドローンの飛来を確認。(Francetv info) この金曜日にドローンに原子力建屋の上を飛行されたのは、ペンリィ (Seine-Maritime)、フラマンビル (Manche)、サン・ローラン・デ・ゾー (Loir-et-Cher)、ダンピエール・エン・ビュルリィ (Loiret)、フェッセンハイム(Haut-Rhin)の5箇所で、この数日間に確認されたドローン出現と同じ手口と考えられる。もう一機のドローンがベルビル・シュル・ロワール原発にも近づいた形跡があるが真上を飛ぶことはなかった。タルヌ・エ・ガロンヌ原発と同様、ペンリィ原発はすでに前日の木曜にもドローンの飛来を受けている。10月のあいだにドローンが来たのは、解体作業中のクレ・マルビル原発(Isère)、グランブリヌ(Nord)、カトノム(Moselle)、ル・ブライエ(Gironde)、ル・ビュジェ(Ain)、ショーズ(Ardennes)、ノジャン・シュル・セーヌ(Aube)の7箇所に上るが、憲兵隊広報は取り立てて原発への脅威は無しとして、ドローンの捕獲はしなかった。