お馴染みになった大阪毎日放送、「報道するラジオ」。福島第一原発の収拾もまったくといっていいほど目処が立たない今日、東京電力は新潟の柏崎原発の再稼動を急ぎ、また一方で東電は自社単独で4号機プールからの使用済み核燃料の取り出しを始める決定をした。この東電の二つの動きについて、新潟県知事の主張する安全の論理を実声で聞き、また、4号機プールの使用済み核燃料取出しは一度エラーを起こせば周辺の人間が即死するほどの放射能拡散の危険をはらむものにもかかわらず、そうした危険へ対処すべき国がどうして関与せずにいるのかを問う。専門家たちの検証は、あらためてメルトダウンした核をかかえる日本の危うさを認識させるものだ。ここで、報道するラジオがタイトルにつけた「原発ムラとの攻防」からは、新潟県知事の正当な主張を妨害する黒い霧のの蔓延を危惧させずにはおかない。(S.H.)

・20131025 報道するラジオ「原発ムラとの攻防・泉田裕彦・小出裕章・古賀茂明」

[ビデオコメント]
「原発ムラとの攻防・泉田裕彦・小出裕章・古賀茂明」京都大学原子炉実験所助教 小出裕章さんが生出演・新潟県知事・泉田裕彦さん、元経済産業省の官僚・古賀茂明さん­。
柏崎刈羽原発の再稼働へ向けた安全審査の申請をめぐり東京電力の廣瀬社長と2回に渡っ­て真っ向対峙した泉田知事。
その会談の全貌はとても興味深いものです。
「原発再稼働は国民が考えるもの」その判断をするための重要な内容です。
あの会談をひも解き新規制基準で走り始めた原発の安全性を検証するとともに、再稼働を­推し進める力はどのように動いているのか、その裏側を聞いていきます。

※『報道するラジオ』のホームページ
http://www.mbs1179.com/hou/

・20131019 R/F #041「小出裕章ジャーナル」【柏崎刈羽原発再稼働申請をどう見るか】

~第41回小出裕章ジャーナル~
小出ジャーナル文字起こし全文はこちら
http://www.rafjp.org/koidejournal/no41/

・20131026 R/F #042「小出裕章ジャーナル」【東電はなぜ自然災害を軽視するのか?】

[ビデオコメント]
東電はなぜ自然災害を軽視するのか?
「事故収束を東京電力に任せているというような今の体制そのものが間違っていると思い­ます」
~第42回小出裕章ジャーナル~
小出ジャーナル文字起こし全文はこちら

http://www.rafjp.org/koidejournal/no42/