フランスを拠点に活躍するデジタル・アーティスト:
Miguel Chevalier ミゲル・シュヴァリエ
ミゲル・シュヴァリエは、1959年メキシコ生まれ。1981年にパリ国立高等美術学校を卒業、1983年にはパリ・サンシャルル大学、アール・デコ国立高等学校、パリ第一大学(ソルボンヌ)の考古学と芸術学科の三つの卒業証書を得るという早業をやってのけている。1985年にパリに拠点をかまえ、新技術の情報機器を利用して表現を開始。80年代からハイブリッド・イメージやジェネレーティヴ・アート、デジタル・アートを手がけ、ヴァーチャル・アート、デジタル・アートのパイオニアとしての堅固なイメージを築き、現代アートシーンに欠かせぬ重要な存在となった。芸術の歴史を背景に、自然と人工、流れとネットワークヴァーチャルタウン、といったテーマを中心に多彩な実験様式を生み出している。
2012年現在のミゲル・シュヴァリエ
・Power Pixels 2012
展覧会:
Festival international d’art contemporain – alpilles provence
Nuits a-part
2012年7月19日から21日まで。
作品Power Pixelsは、面積6000平米を埋める巨大なインスタレーション(ビデオプロジェクタ060台)で、「ピクセルの波」、「液体ピクセル」、「世界の始原」、「トランス・ネーチャー」の4部のヴァーチャル・リアリティで構成されている。
Power Pixels 2012, Miguel Chevalier
Festival a-part, Carrières de Lumières, Baux-de-Provence
Musique : Jacopo Baboni Schilingi et Michel Redolfi
Logiciels : Cyrille Henry, Claude Micheli, Antoine Villeret
Festival a-part
Curateur : Leïla G. Voight
プレスコンタクト : Isabelle Wisniak
isabelle.wisniak@orange.fr
www.festival-apart.com
ミゲル・シュヴァリエ(下)
下は、今年5月に行われた歴史建造物を利用したプロジェクション。
La Vague des Pixels (ピクセルの波)2012
第一回デジタル5月祭 festival Mai Numérique
Château comtal de la Cité de Carcassonne
Invitation du G.R.A.P.H